残留農薬

2008年03月27日

メタミドホス

メタミドホス(Methamidophos) とは有機リン化合物で農薬、殺虫剤の一種である。殺虫効果のある生物種は比較的多く、その効果も高いが同時にヒトへの有害性も強い。

日本では、毒性が高いと判断されて登録されておらず農薬、殺虫剤として使用することはできないが、昆虫の他、ダニ類にも効果が高いため、中国、アメリカ、南米、オーストラリアなどでは広範に使用されていた。この内、中国では1990年代から使用対象が制限されていたがこれを守らないで乱用されて来たため、中国国内や香港などに出荷する野菜や果物から許容量を超えた残留が発見され、廃棄処分を受けたり中毒を起こす事件がたびたび発生して来た。この事態を受けて中国政府は2001年ごろより使用禁止を検討し、2007年1月1日からは他の毒性の高い農薬4種と共に流通、使用を禁止した。2008年1月9日からは一部例外を認めながらも生産することも禁じた。日本でも過去に中国からの輸入品を中心にソバやレイシなどで、基準を超える残留が発見されている。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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2006年10月12日

対日農産物輸出が18%減 中国、残留農薬規制強化

日本政府が5月末に導入した農産物などの残留農薬の規制強化策「ポジティブリスト制度」により、中国の日本向け農産物輸出が6月に前年同月比で18%も減少するなど大きな影響が出ていることが27日までに分かった。

中国側統計によると、対日農産物輸出額はことし1−5月は前年同期比4・3%の増加だったが、制度導入後の6月は5億9600万ドル(約700億円)で18%の減少に転じた。
(共同通信) 7月27日

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中国、疾病増加 食の安全警鐘 重金属や農薬で河川6割汚染 内部資料入手

中国全土の河川の6割が水銀など危険な重金属や農薬で汚染され、こうした水質悪化が疾病の8割、さらには病死の3割に関係していたと指摘した中国食品薬品監督管理局の内部資料が明るみに出た。また、重金属による汚染面積は2000平方キロメートルにもおよび、汚染地域を含む経済先進都市周辺での食の安全に内部資料は強い疑問を投げかけている。日本はすでに野菜の残留農薬規制を強めているが、ほかにも中国から安い食品を輸入していることから今後、対応を迫られそうだ。

資料は4章に分かれ、問題の汚染実態は第3章に書かれていた。
それによると、産業廃棄物による深刻な汚染は中国全土の河川と湖の6割におよび、残りの河川もまだ軽度ながら汚染が進んでいる。さらに農産物に影響のある全潅漑(かんがい)用水の2割が規制基準を大幅に上回る水銀に汚染されている。水質汚染が関係したとみられる症例は全疾病の8割、病死の3分の1にのぼり、2004年以降、幼児の頭が巨大化する奇病が汚染地域で次々に確認されているという。

体内に残留しやすい有毒重金属による汚染危険地域は
(1)天津、北京など渤海沿岸工業地帯
(2)上海など江蘇、浙江省の華東工業地帯
(3)珠江三角州と呼ばれる華南工業地帯
−の3カ所に集中し、汚染面積は2000平方キロメートルに及んでいる。

また、中国の化学肥料の年間使用量は4100万トンで、その結果、黄河や長江、珠江を経て流れ込んだ無機窒素が中国近海の赤潮の主な原因になっていると内部資料は断じている。毒性の強い農薬使用で汚染された土壌を元に戻すのに最長で33年間が必要という。

加工食品についても作業員による衛生管理の質が悪く不衛生としたほか、偽ブランド食品の安全性に特に問題があると警告している。衛生より利益優先のため、重さをごまかすのに牛や豚に水を注入したり、大量の食塩を食べさせるなどのほか、ペンキの材料など極度に毒性の強い添加物や防腐剤を使用するケースが多いと、その危険性を指摘している。

(産経新聞) 9月10日

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