2017年11月10日

【果実】種

 こんにちは、今回学生演劇SEDET第50回公演「果実」で演出を担当しております、島影です。

広報担当に無理を言ってブログを更新していきたいと思います。

この公演のブログでの活動報告は初めてとは言え、もちろん活動自体は進んでおります。

ご安心ください。 と言いたいろころですが、不安でいっぱいです。


自信がありすぎるので、不安がいっぱいです。

とても良い台本です。正直クセがあるように感じますが、そこを含めてとても良い脚本です。

いい役者も揃っています。それぞれのアプローチで役をにじみ出そうとしています。

スタッフも申し分ないです。雰囲気を壊さないように、それでいて個性を出そうとしています。


それゆえに不安です。この作品を素晴らしいものとして伝えていけるのか。演出としてそこまで導いていけるのか、不安で不安でいっぱいで




した。





 私は大きな考え違いをしていました。

演劇制作のことをあまり知らないという方にご説明しますと、基本的に最終決定権、承認権、ざっくりいうとパワーは演出にあります。

少なくとも我がSEDETでは今のところそうです。

私が最終学年ということもあり、後輩たちも含め「演出の意見」を求めてくれます。

そして、もともと今回の脚本である「果実」は私が2度オリジナルの公演を見ており、とても思い入れのある作品です。

つまり、私には大きなアドバンテージとも言えるものがあり、それが私を少々傲らせており、プレッシャーでもありました。



簡潔に言うと、私一人で作っている気がしたのです。みんなが悩んでいて考えているのに、自分だけが頑張っているなんていうひどい妄想に浸っていました。


オリジナルを思い出して、もちろんそのまま輸入していきたいところも数多くありますが。

私達SEDETが作る「果実」は、我々SEDETのオリジナルです。

公演は来月です。まだだれも観たことがありません。それなのに、その見えもしない来月の公演と僕の独りよがりな理想の公演を同一視していました。

これからどうなるかは誰にもわかりません。


私ができること、そしてすべきことは。そういう理想的な劇に持っていくことではない。

私が、私達4年生が、我々SEDETが今もっているもの、今しか持っていないもの、だれも持っていないものを皆様に見せることです。

これは決して逃げではありません。

独りよがりに引っ張って行こうとする(それすら出来てはいないが)ことより、それぞれの持っている力を混ぜ合わせること。その姿を見せること。

それが私達が残すことのできる、種なのではないかなと思います。





さて、今回ブログのタイトルにもさせていただいた「種」

僕の中ではこの劇を意識する上で自然と出てきたワードでした。

種といえば、次に花を咲かせるための前段階、というイメージが付きます。

力を秘めています。

私はこの劇で、お客様に、部員に

何が残せるか、何を残したか、何を受け取ったか。



生き別れでも、死に別れでも、別れというイベントに立ち会ったとき考えることがあるテーマです。

話が大きくなってしまいますが、人生を川の流れに例えると。

その別れはカーブであり、滝であり、ときにはせき止めになり得ると思います。

そこで勢いづいたり、少し滞ってみたり、不純物が覗かれてきれいになったり。

人との出会いが、周りに良い影響を与えたか。

それがわかるのは、別れのときだと思います。


誕生日より通夜に来て欲しい。

歓迎会より送別会に来て欲しい。

そう思う島影でした。

sedet01 at 17:04│Comments(1)clip!

この記事へのコメント

1. Posted by 松井   2017年11月25日 21:16
文苑在住です。演劇観賞にここ数年はまり始めてます。とは言ってもともと好きなんだと思います(笑)先月は大学祭にもお邪魔させてもらいました。お笑いライブ目当て(笑)来月のお芝居行きます❗️いろいろお芝居観てストーリーも大切だなとは思いますが「噛んでも」「間違がっても」(笑)一生懸命やってる姿(裏方さんも含め)って感動しますよ❗️思い切り今回のお芝居楽しんでやって下さいね‼️

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
最新コメント
QRコード
QRコード