2006年09月25日

7〜9月の瓢箪池

 いつの間にか間もなく10月。3ヶ月振りの更新は気合いが入るか?というとそうではなく、いつもと同じくネタ探しの繰り返し。とりあえず、今年の夏は、いつもの夏より暑かった、というネタから。ただし、魚も暑かったのかは不明。
 7、8月。春に生まれたワキンの稚魚は管理人の寵愛を享けなくてもスクスクと育ち、親魚の餌を奪うほどに成長。2匹、赤白更紗の魚を発見したが、やはりワキンの仔はワキン。鮒型金魚以外は見つからない。当時、池の3分の2ほどは、睡蓮の葉に覆われていたので、「まだ奇跡の突然変異種が隠れてる可能性はある・・」と、淡い期待を抱いていた。しかし、淡い期待の夏は終わった。
 9月。秋を迎えた四代目は約200匹。ちなみに3代目は約80匹、2代目は約4匹(どれも似た様な魚なので、大きさだけで推測)。2代目の魚は塩焼きサイズまで、3代目の魚は唐揚げサイズに成長した(池が狭く見えてならん)。四代目の幼魚を見ると、腐れ縁ほど濃い縁は無いのでは・・と思える。間もなく毎年恒例のアオサギの襲撃が始まるので2007年の新年を迎える魚の数は現在不明。魚達は睡蓮鉢の影がお気に入りなので全滅の心配はない。腐れ縁なので、特別優しくもしないし、冷たくもしない。

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seebee at 20:36│Comments(7)clip! 06年飼育観察記 

この記事へのコメント

1. Posted by 東 洋昌   2006年10月08日 00:18
5 最高です。
現在、プラ舟で、らんちゅうを飼っていますが、水練や水草をふんだんに入れ、コケも生やし、なるべく自然に近い状態にしています。
病気もせず、元気に育っています。

そこで、「あらゆる生物が共生する、本当の池でらんちゅうを飼ってみたい」と思うようになりました。

まさに、このような池です。

基本から勉強したいのですが、なにかいい本やサイトなどありましたらご紹介願えますか。
2. Posted by 瓢箪池管理人   2006年10月08日 08:47
熱帯魚、金魚、鯉、淡水魚の飼育教本、プランクトン、微生物、水質、生物学関係(魚類)の本を読みあさった時代がありますが、全て図書館の本です。サイトも随分、覗いてみました。どれも勉強になりました。水量が数トンある池での飼育なら鯉の飼育関係が参考になると思います。「あらゆる生物が共生」ということでしたらビオトープ・水辺・淡水の生物(水生植物・昆虫・微生物など)関係が参考になると思います。
我家の場合、アオサギ、トノサマガエル、猫、大型肉食昆虫(トンボのヤゴなど)を池に入れないことと、ワキンを排除すれば、ナンキン(ランチュウも)を庭池で自然に近い環境で繁殖させることも可能だと考えています。というわけで「あらゆる生物が共生」には問題があると思いますよ。
3. Posted by 桜子   2006年10月09日 01:11
池に金魚が泳ぐ風景がたまらなく好きです。魚のいない池を見ると「なぜに金魚(もしくは鯉)を飼わぬ!」と思ってしまいます。我が家には池がありませんので、こちらの瓢箪池を覗いては楽しませていただいております。

簾テクニック、楽しみにしております。
4. Posted by 瓢箪池管理人   2006年10月09日 21:00
魚はいるには違いないのですが、ただいまのところ赤いフナばかりで恐縮です。いずれは赤白更紗模様のナンキンを泳がせる気ですが、いつになるかは不明なのが、我家の家風です。次回の更新はもう少し寒くなった頃を予定しております。
追記・・
桜子様をこのたび本人の了解を得ずに瓢箪池物語愛読者リストに登録させていただきました。
5. Posted by 桜子   2006年10月10日 00:58
瓢箪池物語愛読者リストに登録していただき、光栄でございます。かくれ瓢箪池ファンの殻を破り、コメントを書いてよかったと思います。

瓢箪池にナンキンの群れが舞踊るその日まで、いやその後も、あるいは舞踊るのがワキンでも、季節がめぐるたびドラマが生まれる瓢箪池を覗きこんでいる次第です。
6. Posted by のぎっぺ   2006年11月10日 03:59
不思議と瓢箪池の様子が気になり毎日覗いてしまう人間がここにも一人。
管理人さんの文才、写真、そして誰もが自らを投影してしまいそうな人間味のある日々の金魚との関わり方に大きな魅力を感じずにはいられません。
7. Posted by 瓢箪池管理人   2006年11月10日 18:08
のぎっぺさん、お久しぶりです。
ライブドアの関係者ではありませんが、ライブドアのブログはコメントをいただくとメールで知らせてくれるのでとても便利です。「あっ、そういやー、オレ、ブログやってたんだー」と、思い出させてくれます。
よく覗いていただき恐縮です。次回の更新は月末頃の予定です。2006年秋の瓢箪池やナンキン荘の様子と公約していたテーマを少しばかし投稿予定です。(愛読者の方だけにお伝えするお得な情報でした)

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