2007年03月31日

ラン

 ナンキン荘の隣にランの鉢植えが幾つかある。いつから我家に存在していたかは不明だが管理人が帰郷した12年前には既にあった。諸々の事情でこの花の世話は管理人が引き継いだ。ランの栽培スキルは全く無し。それでも最初の5、6年程は「あっ、水やるの忘れとった。」程度の世話で幾つかの鉢には花が咲いていた。が、その後、枯れはしなかったが全く咲かなくなった。近所の人から株分けをしないと咲かないとの話を聞いたので株分けをした。したが咲かなかった(アドバイスをくれた人を責めたりはしない)。毎年少しづつ新しい葉は増えているので、もう少し栄養のあるものを与えたら花も咲く様になるのでは?と、考えて、ナンキン水槽の換水時に出る飼育水と金魚の糞を鉢に与えることにした。それを数年続けた。それでも咲かない。花の咲かないランは管理人には雑草と同じ。「いっそ枯れてくれると助かるのー。」と、思うしだい。苦節約6年。今年ようやく2つの鉢に花が開いた。個人的には「もう終わりにしよう・・。」と、思う事柄が幾つかあるけれど(瓢箪池物語を含む)、「継続は力なり」という言葉がひしひしと身に凍みる花である(今回のオチは我ながら秀作)。

追記・・
ランは株分け後、数年は花が咲かないケースが多いらしい。品種によっては10年、あるいは永遠に咲かない場合もあるらしい。

ims070331ran

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