2007年06月16日

マツモムシ

ims070616mathumomushi 体長1センチから2センチ程。胸部には臭腺があり、強く押さえたりすると臭気を発する(カメムシ目)。光りを感じる方向に腹側を向ける習性があり、いつも背泳ぎのような恰好をしているが、飛ぶときはひっくりかえってから飛び立つ。すばやい動きで小魚や昆虫、オタマジャクシなどを捕らえ、針のような口吻で体液を吸う。不用意につかむと口吻で刺されることがあり、とても痛い。成虫で越冬をする。(以上は参考文献より)

 添付写真は、アメンボの子供の死骸に近づくマツモムシ。田んぼで泳ぐ姿は、見かけたことがあるが、これまで我家の池では見た記憶がない。が、今年(2007年)は、ウヨウヨしている。成虫で越冬するとのことなので、池の掃除をしない限り、来年も大発生することになろう。管理人にとって迷惑な存在か?そうでもないのか?は、判定が難しい(ワキンの稚魚にとっては大迷惑間違いなし)。元はボウフラ(蚊の幼虫)退治にワキンを池に放したのが瓢箪池物語の始まり(カテゴリー/03年飼育観察記/始まりは2003年夏/を参照くだされ)。この虫もせっせとボウフラを退治してくれてると考えると、少しは可愛く見えるのが不思議。

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