引用
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住民は夢の中

竹原信一のブログ
 


 阿久根市のほぼ全域で、下のような名目で寄付の強要が行われています。【区】と呼ばれる集落組織に入るのは、それを受け入れることと理解しなければなりません。【区】に入らなければ市の広報も配布されず、ステーションへのゴミ捨ても許されない、市からの放送も聞くことができない。 すなわち村八分に近い状態となります。 このように、罰則を伴う脅迫的、集団主義的な人間関係が、常識、団結、絆などと理解されています。
 他所から阿久根に移り住んだ多くの方が、「どうしても阿久根の人間関係の距離感に馴染めない」と言われます。 阿久根市では良心や善意までも脅迫的かつ集団的です。ですから、みなさんは自分のちいさな勇気にさえ自信を持つ事ができません。鋭敏な感性の持ち主はウツ病になりやすい、集団心理的にも非常に危険な状況です。

以下、一戸あたり強要寄付金リスト
 赤い羽根 500円、緑の羽根 200円、歳末助け合い 50円、赤十字 500円、衛生自治会 100円、地区体育協会 300円、子供育成会 200円、伊勢神社 150円、社会福祉協議会 300円、護国神社奉賛会 150円、手をつなぐ育成会 100円、宮司支援金 350円、ここまでの合計 2900円
 その他、集落清掃の欠席罰金 3000円など
 

引用終わり


阿久根市の元市長竹原さんのブログを引用しました。

 私が住んでいるところは、ここまでではありませんが似たようなものです。
欠席罰金のことを、出不足金と言います。町内の運動会に出なくてもお金を取られます。以前私は120戸ほどの団地の区長(自治会)を短い間やったことがあります。そのお役目でつらい仕事の一つが、この出不足金の徴収でした。どうしてこんな強要に近いことをやるのか?と社会の矛盾を感じたことがあります。地域には様々な価値観の人が住んでいてホステスさんの母子家庭では、「金さえ払えばいいんでしょう!」みたいに絶対にその様な行事には参加せず、お金を直ぐに持ってくる人。いわゆるクレーマーのような文句と批判に命をかけている人。またそのような人を批判する老夫婦などは、「死ぬまでここでお世話になるんだから仲よくすればいいのに」と愚痴を聞かされることが多々ありました。
 日本独特の村社会の悪習となっているのかもしれません。このような現実を子供たちもいつしか学んでこれが当たり前になってしまうのだろうかと思います。
 奉仕の精神と言うより義理を果たす、良心より世間体を重んじ間違っていてもNO!と言えない、事なかれ主義がまかり通てしまう社会。また、このような集団の中にいて一人で地域の掃除などを始めようもんなら「勝手にそんなことしないで! 私たちもやらないといけなくなるから!」と褒められるどころか、非難されるしまつ。
 こういう集団心理みたいなものに対しても良心は抑圧を受け押しつぶされてしまうのです。ある意味こういう状況も、良心の限界状態と言えるのかもしれません。



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