何か凡俗でない考え方に出逢ったときには、僕はそれをはっきりさせようとするんだ。そしてそのときに僕の取る方法は、その考え方を極端にまで誇張してみることなんだ。
(ポール・K・ファイヤアーベント『知についての三つの対話』から)
東大生&京大生が選んだスゴイ本ベスト30という企画があまりにも凡庸で詰まらなさ過ぎた為、急遽、書痴の不佞が選びなおしてあげました。
読書ならぬ、”毒書”、決して凡俗でない本たちです。単なる情報データが詰まったものでも、名高いだけの名作でも、巷間の汚水のようなハウ・トゥー本でもありません。
用心をして、その思想を胸に受け止めて下さい。何かしらの傷跡を残さずにはいられない本のリストです。
本が読みたいとか、嫌いだとかそういう問題でもない。これから変革を起こそうと行動する人に対し影響を与えずにはいられない刺激が満ちています。そういっている自分は行動もおこせず、うじうじとしているのでした。読書とは誰が為?

・死霊/埴谷雄高
・わが闘争/アドルフ・ヒトラー
・神の裁きと訣別するため/A・アルトー
・方法への挑戦/ポール・K・ファイヤアーベント
・論理哲学論考/ウィトゲンシュタイン
・探求Ⅰ/柄谷行人
・意識と本質/井筒俊彦
・ミリンダ王の問い
・シュルレアリスム宣言・溶ける魚/A・ブルトン
・変身/フランツ・カフカ
・地獄の季節/ランボオ
・晩年/太宰治
・神々の沈黙/ジュリアン・ジェインズ
・歴史主義の貧困/K・ポパー
・小林秀雄初期文芸論集
・生命とは何か/シュレーディンガー
・自由からの逃走/E・フロム
・エロティシズム/バタイユ
・反歴史論/宇野邦一
・オリエンタリズム/E・サイード
・暇と退屈の倫理学/國分功一郎
・伝奇集/ボルヘス
・冬の夜ひとりの旅人が/イタロ・カルヴィーノ
・愛/ウラジーミル・ソローキン
・心の社会/M・ミンスキー
・美学イデオロギー/ポール・ド・マン
・ヴァリス/フィリップ・K・ディック
・歴史認識の時空/佐藤正幸
・ラ・ロシュフコー箴言集
・歴史的現実/田辺元