桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2016年12月22日
価格 ―→ 4,980円(税別)
ジャンル ―→ ボードゲーム
CERO ―→ A(全年齢対象)
備考 ―→ 3D立体視には対応していません。



◆== 簡単なご紹介 ==◆

列車に乗って日本列島を駆け巡り、日本一の社長さんを目指すスロゴクゲーム『桃太郎電鉄』シリーズ。今回、久々のシリーズ新作です。もちろん、3DSでは初登場となります。
久々ですけど、基本的な魅力は健在。色々な手段でお金を集め、色々な物件を買って資産を増やし、様々なカードを使用して戦局を有利に進め、そして貧乏神やキングボンビーなどの悪行をできるだけ喰らわないようにしましょう。

とりあえず100年プレイを開始して、いま10年目くらいですけど、今のところ感じたことを即興で書かせて頂こうと思います。



◆== 簡単に感想 ==◆

基本的なルールはご存知のかたも多いと思いますし、ご存じない人は公式サイトでご確認いただければと思いますので、感想のほうでは、私が「過去のシリーズから変わったと思われる部分」を箇条書きしていきます。
※過去のシリーズにも収録されているけど、私が知らないだけって要素もあるかもしれません。あしからず。


||== マス関連 ==||
◆新たに「周」と書かれたマスが登場。止まると、「特急周遊カード」や「ぶっとび周遊カード」といった、何度も使用できるカードを初期化して、もっと多くの回数が利用できます。
◆「宝」というマスも登場。止まるとルーレットが回り、「1等」や「6等」など結果に応じて報酬がもらえます。
物件マスのなかで、目的地になり得る物件マスは赤枠で囲まれたような表示になっています。
 └→赤枠の物件マスは、目的地候補ではなく、県庁所在地でした。コメントで教えて頂き、ありがとうございます。
◆新物件は色々。定番の物件マスでも、見たことのない物件が色々あります。ちなみに、今回の「桃太郎ランド」は10兆円です。
◆フェリーや空港のルートが、だいぶ変わりました。太平洋側を横断できるフェリーのルートが無くなった一方、空港は、北海道から沖縄までつながっているので、これまで以上に便利に使えます。日本海側の、マイナス駅が多いフェリーのルートは健在です。


||== カード関連 ==||
◆カードは「進行系」と「便利系」に分けて表示されていましたが、その概念がなくなりました。全部で8枚まで所持できます。
◆使用した後もサイコロを振れるカードには、説明文に「◎」が付くようになりました。分かりやすいですね。
◆新カードも、もちろん色々ありますよ。
また、既存のカードでも一部、少々効果が変わったものがあります。例えば、「☆に願いをカード」は「☆飛び!カード」に。「☆に願いを」は最寄りのカード売り場に行くものでしたが、「☆飛び!」は、近くにある複数のカード売り場から自由に選択できます。ただし、駅名を覚えておく必要がありますけど(苦笑)


||== システム関連 ==||
◆今作の「たちあがれ日本!!」に基づいた新要素。ゲーム開始時は、青森から仙台へと通じる海辺沿いの線路がありません。しかし、年数が経つにつれて復興が進み、線路が出来上がっていきます。
復興された線路上のマスは、黒いです。しかし、止まることでそのマスが”復興”され、青マスやカードマスなど、本来の姿を取り戻します。復興すると、報酬として強力なカードがもらえるので、近くを通る時は積極的に止まってみましょう。
◆たまに、一定時間特別な力が得られる「絶好調」という状態になるという概念があったと思いますが、今回は、そこからさらに「PERFECT」という状態になることもあるそうです。もちろん、さらに特別な力が得られます。
参考として。食品物件を集中的に購入するCPU「ガキ」が、一度「PERFECT」状態になったことがあるのですが、その時の効果は、以下の通り。
 ・サイコロが常時2つ
 ・所持している食品物件の収益率が全部100%
 ・他のプレイヤーが食品物件を買えない
 ・カードマスで攻撃系カードが出やすい
 ・攻撃系カードの命中率100%
他はまだしも、「食品物件が買えない」はヤバかったですね…。


||== その他 ==||
◆キングボンビーに対抗するための「メカボンビー」という概念は、なくなっているようです。たぶん。
◆様々な場面で流れる定番の曲は、基本、変わっていないようでした。
◆ナイトメアボンビーについては、まだ登場していないので、どれほどの凶悪っぷりなのかは実感できていません。


ま、こんな感じで、全体的にまとまった作りになっていますし、分かりやすくなったと思える部分も色々ありましたが、一方で残念だった部分も。

◆1人で「いつもの桃鉄」をプレイする場合、CPUの数は、強制的に2人になるみたいです。また、選択できるCPUは、6種類に減少。
◆役職を替えるシステムが無くなっていました。皆さん、あくまで「社長」としてプレイしていただくことになります。
◆上画面ではなく下画面がメインになります。もともとDS向けに作っていたからとか、色々理由は考えられそうですが…いずれにしても、画面の大きい上画面をメインにしてくれたほうが、嬉しかったかも?と思いました。
◆金額がマイナスになって、物件を売らないといけない場面になった時、今までは独占している物件に「独」と付いていたのが、今回は付いていません。表示しきれなかったのかもしれませんが、いちいち選択しないと独占物件なのかどうかが分からないので、不便です。


特に、独占物件が分かりにくいのは、面倒ですね。
まあ、だいたいこの場合、Bボタンを押して「秘書にまかせる」ってすることが多いので、もしかしたら言うほど気にされないのかもしれませんが…どう見ても、物件リストの右にスキマがあるので、「表示するつもりだったんだけど、何らかの理由で表示できなくなった」ってことなんでしょうね。

あと、イベントの1つに「国が農林物件を買い取らせてほしいと依頼される」というのがあります。これは以前からあるイベントなのですが…依頼に応じるかどうかを選択した後に「これは独占物件ですけど、よろしいですか?」って出るんですよね。
で、慌てて「いいえ」を押したら、秘書から「いや~、焦りました。社長って時々、とんちんかんなことを、やらかしますからね~」とか言われて。いや、それを教えるのが、おまえの仕事だろ!って言いたくなりました(苦笑)


あと、キャラクターデザインが要所要所で変わっていたりしますけど、実際プレイしていて、それが違和感に感じることは、今のところ無かったです。あくまで、このゲームの雰囲気に合わせているという前提での変化なのでね。
ま、それでも気になる人は気になると思うので。ここばかりは、やはり各自でご判断いただくしかありません。



◆== まとめ ==◆

なんか、「簡単な感想」って言っておきながら、結局、いっぱい書いているような気がしますけど…(苦笑)

何はともあれ、『桃太郎電鉄』としての魅力は、良くも悪くも変わりなく健在。運の要素が強いのは今まで通りなので、今さら多少バランスが変わったって、別に何とも思いません。もとより、その点において意見が大きく分かれる作品ですからね。
そんなことよりは、多くの人が遊んでいる3DSで発売するということに価値がありますし、少なくとも私は今のところ、懐かしみながら楽しんでいます。

重ねて言うようですが、運要素が強く絡むゲームバランスであることは、昔から同じ。その点において意見が大きく分かれる作品なので、だからこそ、そこが大きな購入基準になるでしょう。
「ゲーム初心者でも勝てる可能性が充分にある」と、前向きに捉えられる人なら楽しめるでしょうし、「自分の思い通りにならないからつまらない」と、後ろ向きに捉える人なら楽しめないでしょう。結局は、それだけのことです。

あとは、和気藹々(わきあいあい)と楽しむことですね。
なにせ、他の社長さんを蹴落とすことが当たり前のゲームなので、本当に笑って楽しみあえる仲で楽しめるかどうか?って、わりと重要だったりします。別に、リアルファイトに発展するなら、それはそれで1つの形だと思いますけど(苦笑)
小さい頃の私は確かに、桃鉄で理不尽に負けたら”ふてくされていた”けど、今の私は、ちょっとくらいCPUの絶好調ぶりを見て大逆転されても、楽しめています。大人になって、少しはゆとりを持って楽しめているってことなのでしょうね。


ということで、久々の桃鉄。
結局のところ「相変わらず」という言葉が浮かびますが、その言葉をどう捉えるか?は、この感想を読んだうえで判断してもらえたらと思います。是非どうぞ!


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