トップページ » 天国にいちばん近い島

天国にいちばん近い島

アイランド(cinema)
監督:マイケル・ベイ
ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン
2005年 アメリカ


主人公リンカーンは、外部から遮断された、無菌コロニーの中で暮らしている。コロニーの住民はすべて、コンピュータシステムによる完璧な健康管理をうけながら、単調な生活に耐えていた。
外部はハルマゲドンによって汚染されており、ここから出て行くことはできない。彼らは一握りの貴重な生き残りであり、多くの管理者や指導者によって、24時間、過剰なくらい注意深く世話されていた。

コロニーの構成員は、老若男女、人種もさまざまだが、子どもはいない。
出産する女性は、生まれてくる子どもと共に、優先的に「アイランド」に移住できるからだ。
「アイランド」とは、地上に残された唯一の非汚染地帯。そこでは、太陽の光を浴びつつ、自由で人間らしい夢のような暮しを送ることができる。
しかし、「アイランド」に住める人数には限りがあり、妊娠した女性以外、「アイランド」に住むためには、抽選に当たらなくてはならない。

コロニーの全員が、抽選に当たる日を心待ちにしている。もちろんリンカーンもその一人だ。
しかし、ある日、コロニーの動力室で配線工として働く友人を訪ねた折に、リンカーンはふとしたことから、驚愕の事実を知ってしまう。


タイトルがいかにも地味だし、「スターウォーズ」「宇宙戦争」、二大夏休み大作に押されてか、ぜんぜん評判になってなくて、上映館も少ないのですが、これがB級かと思いきや、意外に良く出来た作品。お子様向けエンタテインメント大作と公開時期がぶつからなければ、もっとずっと観客動員できたのではないかと思います。


SF的には、特に目新しい設定はないけれど、人間のクローン化にまつわる諸問題に、まあ例えば「シックスデイ」みたいなおちゃらけた作品なんかより、ずっとずっと真面目に取り組んでいて、好感がもてます。

設定が2015年。今からほんの十年先に、これほど大規模なシステムができるかどうかはさておき、今現在、闇とはいえ、臓器売買市場は現に存在するし、臓器の培養実験も行われている。「アイランド」の世界まで、あと一歩というところ。SFといっても、おとぎ話や夢物語ではなく、きわめてリアルな部類で、むしろスリラーとかサスペンスに近いかもしれません。

アクションは迫力満点、話の展開もスピーディーで、まったく退屈しません。
予定調和のように見えて、意外とオチを予想しにくい、よく出来た脚本です。私は、ぎりぎりまで、もうちょっと違うラストを想像してました。

健全お子さま映画にうんざりした方に、おすすめです。


それにしてもさ、オビワン、ひと夏に二作ですよ〜。
がんばるねえ。


トラックバックURL
トラックバック
1. 絶対に裸でやる!  [ GOSSIP-芸能裏情報 ]   2005年08月08日 19:58
「あんなダサイ黒ブラなんか着けないわよ。絶対に裸でやる!」スカーレット・ヨハンソン
コメント
1. Posted by BlogPetのありす   2005年08月12日 10:54
ありすたちが、近いかも過剰などいない
ありすが、少ないのですが太陽とか出て行くことはできない
ありすたちが、アメリカでコンピュータシステムをアイランドすればよかった?


コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星