
あのミラクルタイプ(TV番組)とかにでていて
シモネタばっかり言っている人。
リリーフランキー著です。
会社の人に借りて読んだのですが、
会社の人に借りなかったらきっと読んでなかっただろうなぁ〜。
それほどに僕にとってはリリーフランキーはノーマークでした(^^;
読んだ結果は、
星5つです!
前半は淡々と。
後半で一気にたたみ掛けるように物語は展開し、
心が熱くなり、涙が出ました。
読後、買って読みたかったなって思った本でした。
東京タワーと聞くと恋愛小説かと思いますが、
この本は副題のとおり、
オカンとボクのお話。時々オトンが出てきます。
リリーフランキーであるボクが
大好きで、ただ一人の家族と考えていたオカンとの
生活をつづった本です。
とてもきれいな言葉を使って、
丁寧に綴られています。
なんでこんなに心が熱くなるのかなぁ〜って
思ったのですが、
きっと、この本は、
リリーフランキーが母親に向けて書いた本だったから
こんなに心に響いたんだと思うんです。
誰か、個人に向けた手紙ほど、
心に響くものは無いと思います。
リリーフランキーも書きながら泣いていたと聞きました。
それほどに、言葉を選び、母に向けて書かれた手紙なのです。
最近、心が乾いてるな。
そう思う方、是非!後悔はしない一冊です。