ブルーラベル

数ある酒の中で何が一番好きかと聞かれたら、たぶんウイスキーだと思う。

一番の理由は長持ちするから。

ワインや日本酒は開封するとすぐに悪くなる。で、部屋に常備してちびちび飲むには向いてない。
その点ウイスキーは他に比べて長持ちする。常備するのに最適なのです。

で、現在部屋にはウイスキーが一本あります。正月に実家に帰った際、適当にお歳暮とかで送られてきた酒をいくつかかっぱらってきた中にあった一本。

ジョニーウォーカー・ブルーラベル。
うん、なんか聞いたことがある。自分にとって、聞いたことがある酒ってのは大衆向けの安い酒という認識。なので、これまではそんな認識の中でちびちび飲んでたのです。

が、今日たまたま酒屋を覗いたときのこと、なんか見たことのあるボトルを発見。そう、部屋の片隅に転がっているブルーラベルのボトル。

値札を見てみると……



12800円也


えっ… Σ( ̄□ ̄;)


てっきり安物と思っていたボトルが意外にも高級酒。
少々挙動不審になりつつも、心の中で『違う、きっと同じブルーラベルでもこれは高級な方で、部屋にあるのは大衆向けの安物の方だ。きっとそうだ。』と自分に言い聞かせてその場を後にする。
帰宅後気になったので調べてみると、どうやらジョニーウォーカーってのはラベルの色でグレードわけされているらしく、赤→黒→金→青の順で高くなっていくらしい。 つまり、


ブルーラベルの時点で高級酒!っていうかジョニーウォーカーの中では最高グレード!





ってか、「金」より高い「青」って何よ……


なので今晩からはブルーラベル様の評価も急上昇。
今までは
・「ったく、度数きつすぎなんだよこの酒!」
・「やっぱ安いから酔い回るのが早いなぁ」
なんて思いつつ飲んでいたのですが、
今晩からは
・「さすが、高級酒なだけあって度数も高い(意味不明)」
・「さすが高級酒、一杯でおいらベロンベロンですよ(弱いだけ)」
なんて言いながら飲んでます。

っていうかボトルに向かってこんなことを話しかけてる時点で人として危ない気が……


ジョニーウォーカーブルーラベル。大切に飲ませていただきますお父様、お母様。

「幸せの青い瓶」はすぐ近くにあるってのはホントのことですネ!←ちょっとうまいことを言ったつもり。

クオリティ

この間のニュースでやっていたのですが、現在北京では富裕層を中心にちょっとした日本家屋ブームなのだとか。

日本家屋、木の家が持つ温かみが好評だそうです。


そして、そのブームに便乗して、北京では大工志望の若者も増加中。
そんな彼らが大工としての知識、技術を学ぶ大工育成学校がこのたび北京に開校しました。

映像では、学校で日本の大工が、カンナ等を持ちながら学生たちに授業を行っていました。

また、学校では日本語の授業も行っているようで、みんなで日本語のお勉強も。


先生がいった言葉を学生らが復唱します。


先生「施工に失敗しました」

学生「施工に失敗しました!!」


先生「申し訳ありません」

学生「申し訳ありません!!」



おかしいだろその授業w
なんで最初から失敗したときの日本語を教えてるんだよww

ある意味で北京の大工のクオリティが見えたその日のニュースなのでした。

やべぇ

気が付けば2日、元旦の挨拶すらできてないこのブログ。


更新頻度を増やして、せっかくきていただいた皆さんに楽しんでもらえるようなページにしたいと決意する2007年1月2日。

プロジェクト X 'mas -独身者たち-

毎年この時期になると、なんとなくうれしくなったり楽しくなったりするものの、冷静に考えると切なさがこみ上げてくるのです。

そんな独り身のクリスマスの過ごし方について、友人からとてもいいプランを聞いたのでお教えいたします(必要無いとか言うな)。


23日夜から酒を飲む。ひたすらに飲む。泥酔する。そして朝方寝る。

起きたら24日の夕方、もしくは夜。25日は平日なのでそれに備えて普通に夜をすごして眠る。

25日は平日なので元気に会社(学校)へ行く。

クリスマスを意識することなく終了。




素晴らしい!


このプランを聞いたときには、本気で友人を尊敬した。自分も独り身だから是非是非いっしょに飲みたいと思った。



で、この間飲み会について友人に確認のメールを送ってみたところ。

なんかね、24日にラヴな予定が入ったらしい……。


なので、明日の夜から僕はひたすらに飲んでやろうかと思います。でも、金が冗談抜きで無いので実際にやれるかどうかはわかりませんが。


プランに賛同いただける方には是非実行していただきたいと思います。

疲れてるのかな?

先日見た夢の話。


セル(ドラゴンボールのアレ)に街中を追いかけまわされて最終的に殺される夢を見た


セル超怖ぇ。こっちは一生懸命走っててさ、向こうはゆっくりと歩いてくんの。でもいつの間にやら追いつかれてさ。最終的には何か指先から出たビームみたいなので額を貫かれて終了。


殺された後は霊みたいな存在になってその後の世界を見てたんだけど、ほかの人たちは普通に暮らしてんの。


どうやらセルは俺だけを殺したかったようですw



疲れてんのかなぁ……

新しい翼

 ↑
こう書くと、なんかヒーローものとかで新しい武器とかロボットが登場する話みたいだね(伝わらない?)。

実際は『翼』というより『足』。以前は車に、そして今は主に自転車を使ってますが、今日からはバイクに乗ることになりました。カワサキのバリオス2というバイクです。



実は今年の6月くらいから一応話しは進んでたんです。バイク好きの友人が、既に2台もってるから欲しいのなら売ってあげるよ、と言ってくれたので買う方向で話を進めてました。正直予定では来年の3月くらいに買うつもりだったんですが、免許を取ったらすぐにでも乗りたくなったので、思い切って買うことにしました。もらうのではないので当然金がかかります。でもそんなにたくさんの金はありません。結局、友人には何度かに分けて払うことになりました。借金生活突入です。


免許を取ったのが24日火曜日のこと。で、次の日である水曜日の午前中には名義変更をすませました。ですが、メット等必要なものもなく、また任意保険に加入していなかったので、結局乗り始めたのは28日土曜日から。

教習所で乗ったけれど、それでもやっぱり緊張するもんです。教習では公道を走らないから余計に緊張。

しかし、初めて車に乗ったときもそうだったけど、走り出してしまえば後は波に乗るだけ。
他の車とかと同じように走っていればなんとかなるもんです。自動車のギアチェンジが苦手な自分ですが、バイクの方は特に苦手ではなく、少なくともMTの自動車に乗るよりはスムーズに乗れていたと思います。心配してたエンストもなかったしw

バイクの性能の違いなんてわからないので、自分のバイクがいいのか悪いのかはわからんですが、自分(財布)にとって一番大切なポイントである「燃費」は悪くないようでした。

この辺は、同じ2でもマーク2とは大違いです。
やつは大食いすぎですから。


とにもかくにもライダーになりました。まだまだへっぽこですが、たくさん乗って上手になりたいと思います。っていうか上手にならないといけません。

一月後にはこいつでつくばまで帰るんだからw

LICENSE

約一月ぶりに更新。

いったい今まで何をしていたかというと


二輪の免許を取りにいってました。


バイクです。普通二輪なので400ccまでですが、それで十分。この小柄な体では大型バイクはよう操れんでしょうから。

先月の20日ごろから教習所に通い出しまして、基本的に暇人ですから、毎日でも教習を入れて2週間くらいで免許を取る予定だったのですが、なぜかえらく教習所が混んでて結局一月近くかかってしまいました。

日本一周総括の次は、免許が取れたことを書こうと思ってて、2週間後の予定だった更新が、結局一月も更新なしという状況となってしまってました。これについては反省。


しかし、なんとか本日卒検に無事合格し、免許センターへ行って免許ゲットです。

これで、来年の夏にバイクで北海道を走り回るという目標への第一歩が踏み出せました。

次はバイクを買わないと。幸い友人が新しいバイクを買って、以前の古いバイクを売ってくれるといってくれてるのでそれを買おうかと思ってます。
お金がないのでその辺は交渉しなければなりませんが、できる限り早くゲットしたいと思います。



これで自動車とバイクが運転できるようになったわけですが、
あくまで最終目標は全部運転できるようになることです。
まだまだとらないといけない免許は多いです。

MASTER OF LIFE

自転車での日本一周からもうすぐ2週間。

後かたづけやら、旅に出ている間に放ったらかしにしていた他にやるべきこと等、結構毎日忙しく過ごしていました。ですが、そちらの方はそれなりに片づいてきたので今度はblogやmixiの方を片づけることにしました。総括と言っていいほど、まとまったもんでもないんですけど。



旅をしていて一番よく聞かれたのはやっぱり旅をしている理由。
だが、一番答えられない質問でもあった。最後の夜に泊めてもらった家でもそれを聞かれ、そして答えられなかった。曖昧にはぐらかした。結局、最後まで自分は理由なしに自転車をこぎ続けたということになるのかな。

旅をしていて一番多い時間は自転車をこいでる時間。
気が付けば何かしらの歌を口ずさんでた。最初の頃、爆風スランプの「旅人よ」を口ずさんでいたことが多かった。ちなみにサビの一部分しか知らないので、その部分だけをひたすら繰り返していたりした。携帯の着メロにしたりもした。
が、いつの間にか「旅人よ」ではなく、「君がいるから」という曲に変わった。ちなみにこれは、映画『ドラえもんのび太のパラレル西遊記』の主題歌というなかなかにマニアックな曲。



僕のひとみが、遠い街の夕焼け見たいと言うのです
僕の唇が、知らない人と話がしたいと言うのです
僕の足が、流れる雲を追いかけたいと言うのです

だから旅に出た 旅に出た 明日という名の街をめざして
Go to the west 君がいるから
Go to the west さびしくない

私のくつが地図にない道
歩いてみたいと 言うのです
私の指が きれいな花を
つんでみたいと 言うのです
私の心が はるかな国の
唄聞きたいと 言うのです

だから旅に出た 旅に出た
明日という名の街をめざして
Go to the west 君がいるから
Go to the west さびしくない
Go to the west 君がいるから
Go to the west さびしくない


著作権の関係から本当はweb上にこうやって歌詞を乗っけるのはいけないことなんだけど、まぁ皆さんが黙っててくれれば恐らくばれないでしょ(いいのか?)
ちなみに、走ってるときは上記のwestの部分を進んでる方向に変えて歌ってた。

もともと好きな曲だったけど、特に理由なく、自然と口ずさんでた。

旅が終わった後から気づいた。ああ、これこそ俺の旅の理由だよな、って。

そう、別に大層な理由なんてない。
ただ、単純に旅がしたかった。この国のいろんな綺麗な景色が見たかった。美味しいものが食べたかった。行ったことのない場所へ行ってみたかった。ただ、それだけ。それで十分。

後から理由が出てくるってのもおかしな話だが、これが今回旅をした理由。


旅が終わって何を得たかというのも結構聞かれたりするのでそれについて。
結論から言えば特に自分としては思い当たらないというのが正直なところ。カメラを持って行ったから写真は残っているけど、特に『自転車・日本一周』という独特の属性を持ったものは特にない。写真なんて別にふつうの旅行でも手に入れられるものだし。
もちろんいろんなことを経験したから、それこそが得たものなんだけれども、物理的な「モノ」はもちろん、目に見える「成長」とかも多分あまりないと思う。

あ、肌はだいぶ黒くなった。これは目に見える成長か(笑)



ただ、今回の旅、日本一周の旅だけじゃなく、四国遍路やトルコへ行ったことも含む、この休学して得た時間の中で、なんとなく見えてきたものはある。ぼんやりとした道みたいなもの。今後の自分の生き方の芯となるものみたいなものが見えてきた気はする。

それを一言で言うなら『MASTER OF LIFE』という言葉が一番適切だと思う。
『人生の達人』という目標へと向かって生きていこうという今の自分の気持ち。
別にそれは世界中を旅するということじゃない。

もちろん旅はこれからもたくさんしたい。
他の国へももっと行ってみたい。世界の景色を、食べ物を、文化を味わいたい。
日本ももっと旅したい。今回の旅では、まだまだ日本という国をマスターするにはほど遠い。今後、こんなに長い時間をとれることは多分ないだろうけど、その分回数でカバーしたりして、もっと狭い範囲とかを深く掘り下げるような旅がしたい。

でも、旅をするだけじゃない。旅をしていて湧いてきた、もっとたくさん「〜したい」という欲求がある。

今回の旅で、自分の無知さをこれでもかというほど思い知らされた。もっといろんなことを知りたい。勉強したい。知らないことを知りたいという気持ち。

旅の日々、毎日うどんやパンを食べながら、もっとちゃんとしたものが食べたいと思った。店にいって、材料があってもそれを調理する術を持たなかった歯がゆい気持ち。料理したいという気持ち。

北海道でたくさんのライダーとすれ違ったり、追い越されたりした。追い越していくとき、ライダーがグッと親指を立てて挨拶してくれた。カッコよかった。今回はそのサインを送られる側だったが、今度は送る側になりたいと思った。バイクで北海道を走りたいという気持ち。

写真を撮るとき、三脚を持ってなかったので写真がぶれた。三脚が欲しいと思った。旅の途中であった人の撮った写真がとてもきれいだった。自分もそんな写真を撮りたいと思った。もっといい写真を撮りたいという気持ち。

旅の間はほとんど一人だった。時々かかってきた電話は本当にうれしかった。友達としゃべりたい、遊びたい。みんなと同じ時間を共有したいという気持ち。

他にももっともっとたくさんある「〜したい」という気持ち。それらをこれからの人生の中で叶えていくのが、これからの目標。


旅という外の世界、非日常の世界へと出て行くこと。そして、その中で時間を過ごし、その非日常の世界の中で生きていくということ。それは今までの人生において全く経験したことのない世界だった。毎日が新鮮だったけど、毎日が不安定だった。普段の生活、日常の世界の安定が懐かしく思えた。

日常の世界に生きていると、それが当たり前だったり、普通だったりして何とも思わない、退屈にすら思えることが、非日常の世界では羨ましく思えた。

旅に出るまでは、日常の世界というのは、どうしても惰性で過ごしてしまう時間があったり、あまり刺激や楽しいことが多くない、たまにしかそういうのはないと思ってた。でも、旅に出て、非日常の側から見ることによって、それは違うということ感じた。

この世界は楽しいことで満ちあふれていると思う。ただ、そのチャンスが目の前をどんどん通過しているのを気づかないのか、あるいは気づかない振りをしているのか、手を伸ばしていないだけだと思う。大切なのは自分の心の持ちようだということ。

できるだけたくさんのチャンスをつかみたい。それらが、今後自分が生きていきたい道へ、人生の達人へとつながっていくんだと確信している。

まだまだ通過点、これからも、今までを上回るような楽しいことを、やりたいことをやっていこうと思う。



恥ずかしい話ですが以上を自分なりのまとめとさせていただきます。多分、読み返したらこっ恥ずかしいと思うんであえて推敲とかはしません。ってかできません。駄文におつきあいいただき本当にありがとうございました。

ただいま

12日(火曜)

朝まで爆睡、夢の中ですら自転車に乗って旅していたのがおもしろいというか切ないというか。
朝飯を食べさせてもらい、さらには昼飯としてのお弁当まで用意してくれたりと、この方たちには本当によくしていただいた。出発する際、また敦賀に来ることがあれば寄ってくれと言ってくれたので、ぜひまた会いに来ようと思う。

敦賀から滋賀県に入り、琵琶湖の南側を走って大津を目指す。
途中、いい加減空気の空いてないタイヤで走るのがつらかったので思い切ってチューブを交換する。が、それだけではすぐにパンクするのが目に見えているので、なんとかそれを防ぐ手を考える。目の前にコンビニがあったので、なにか使えそうなものがないか見てみたら、ビニールテープが売ってあって、それを使ってみることにした。

タイヤの内側から穴を防ぐようにテープを何重にも貼り、それだけじゃすぐに駄目になるだろうから外側も何重にも貼る。どうせあと150キロほど保てばいいのだからと、ホイールごとぐるぐる巻きにしてしまう。まるでタイヤが包帯でも巻いているかのような感じになったが、これはこれで何だか旅のプロっぽくてちょっといい感じかもしれない。

これが意外に効果があって、結構長い距離を走っても表面の方の何枚かが破れるだけで中のチューブにまで到達することはなく、さらに外側がぼろぼろになってきたらそれらを剥がして再びぐるぐる巻きにすればいいだけなので時間も短くて済みかなり快適に。

途中ぱらぱらと雨に降られながらも順調に大津まで到着、そして京都に入り、国道24号に乗って一路奈良を目指す。今日は一切観光なし、ただひたすらゴールを目指すのみ。

この道は旅の初日に京都へ向かいながら走った道でもあるので、景色に見覚えがあったりする。
4月中旬、荷物の重さにふらつきながら走ったことを思い出し、現在の自分と比較する。
走るスピードや安定性など、きっとあのころとは比べものにならないくらい成長しているんだろうなと。とはいってもそういうのは毎日少しずつ鍛え上げられていくもんだから当人にとってはあまり実感はないんだけれどもね。あ、でもスタミナと安定性については実感するかな。スピードはあんまり速くなったとは思わないけど。

夕方、暗くなりかけた頃に奈良県に入る。奈良県内にはいると一気に見覚えがあるどころか知ってる景色になるので元気が出る。しかし、現在地から家までどれくらい距離があるか、どんな道かもわかるので疲れも出てくる。でも、こうなったら気力で走るしかないので、ペダルをこぐ足に力を入れる。

国道24号から阪奈道路へ。奈良県民ならわかってくれると思いますが、この奈良から生駒までの道路は結構アップダウンが激しくて自転車にはかなりつらい。
おまけに帰宅のラッシュもあって交通量も多く危ない。今までの疲れが出てきてて、すこし頭がぼーっとしながらも、何とか踏ん張ってこぐ。

阪奈道路をおりて、生駒から家へとつながっていく道を走る。
ここまでくるとゴールは目の前。気力がどんどんわいてきて、それに呼応するかのように、今までの疲れがどこかへ行ってしまったかのようにペダルが軽くなり、どんどん近づいてくる我が家。




そしてついに、到着。


ごーる。


4月からこの旅を始め、沖縄まで行って、6月に帰ってきて、そして再び6月後半から走り始めた。今度は北の果てまで行って戻ってきた。9月12日、約3ヶ月弱。他の人と比べてどうかとかじゃなく、長かった。






ただいま。それほど大きな声でなく、普段の生活と変わらない程度の大きさの声でそういいながら玄関の扉を開けた。両親が笑顔で待っていた。







日本一周自転車の旅、無事完結。

最後の夜

11日(月曜)

金沢を出て、福井県東尋坊を目指す。
ファミレスで寝てるわりには体も軽く、また追い風だったので調子よく進む。

が、東尋坊直前でトラブル発生。恐れていた事態。

後輪パンク。

いや、パンク自体は別にたいしたトラブルでも何でもないんですが、以前にも書いたと思いますが、後輪に穴が空いていることが問題。今回もやっぱりその穴が空いている部分がパンクしてました。タイヤに穴が空いていて、チューブむき出しに近い状態で走るわけだからそりゃパンクもしやすいです。直しても直しても切りがない状態なわけです。

東尋坊がすぐそばだったので、空気のないタイヤで無理矢理走行。

東尋坊で昼飯を食い、パンクの修理。ただパンクを修理するだけなら、またパンクすることは目に見えているので、パンクを防止する方法を考える。とりあえず、タイヤの穴を防げばいいだろうと思いタイヤの内側にパンク修理に使うシールをはっつけてみた。これでパンク修理のシールと併せて二重のシールになる。いくら穴が空いてても二重シールなら貫かれないと思うんだけどな。

東尋坊見学。ものすごい形をした崖、自殺の名所ですが、こんなところで死ぬこと自体が相当怖いと思う。別に柵とかももうけてないので、もし足でも滑らせたらあの世行きです。風も強かったので離れて写真を撮り、東尋坊を後にする。正直、あまり長い時間いたいと思わない場所でした。

福井市へ向かう途中で再びパンク。東尋坊から20キロくらいなんだけど……
見てみると、二重のシールを貫いて穴が空いてる様子。あまりにすぐ駄目になったので少し途方にくれる。ただ、今回のチューブの穴は小さい穴で、少しずつ空気が抜けていくようだったので、こまめに空気を充填して走り続けてみることに。いっそタイヤ交換しろよと思うが、あとちょっとで帰れるんだと思うとやっぱりそれは却下、保たせる、保たせてみせる。

空気を充填しても10分もすればふにゃふにゃしだし、段差に当たると明らかにホイールに衝撃がきているのがわかる。それでも走り続け夜には敦賀まで。


敦賀、知ってる人は知ってるが、自分は2年前にこれを「あつが」と呼んで恥をかきました。
正直今でも時々戸惑う……。

敦賀で風呂に入り、飯を食って、野宿をするかファミレスへ行くか迷う。
敦賀から奈良までは約150キロ、朝早めに出発すれば十分奈良へ帰り着けるはず、だったらあまり熟睡できないファミレスの方がいいか、と思いファミレスへ。

ファミレスで座ったテーブルの横で女子大生と思われる人が一人机中にプリントや教科書を広げて勉強していた。あまり邪魔にならないようにと思い静かにしていたが、何故か突然声をかけられた。

「もしかして自転車で旅をしてたりしません?」

驚いた。自分より先に入店しているはずの人がなんでそんなことを言ってくるのか。自転車置き場は店内から見えないはずなんだけど。
驚いてるのがわかったらしく、女性があわてて説明する。

「あ、私も昔やったんですよ。だから何となくわかるんですよね」

そういうもんなんですかね。
同じ自転車旅人どうし話に花が咲き、最終的には彼女の家に泊めてもらうことになりました。

もちろん両親と同居してますよー、そんな期待させるような展開はないですよー。

彼女だけじゃなく、一家全員が自転車なり、登山や旅人かが好きな一家らしく、家に行ってからも結構長い時間話をして夜1時過ぎに就寝。

たぶんこれが最後の夜、そんな最後の夜にこうやって親切にしてもらえることに幸せを感じながら眠る。
けっこうまえにかいたやつ
ばなー
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