2013年10月

座右の銘

10月もあと2日となり、いよいよ年末の足音が聞こえてくる時期に
なってきました。私は来週月曜から海外出張で2週間近く留守に
するので、今週は本社にてバタバタと雑務をこなしております。

毎年の事ですが、この時期の最大関心事は「今期の売上」です。
今期をどういった業績でフィニッシュできるか、今からの最終追込みに
かかっています。それと同様に気になるのは、「来期の受注残」を
今期末までにどれだけ積み増しできるか。この時期になると、
来期をいかに出足良くスタートを切れるかも重要になってきます。

さらに先日実施したLSPのワークショップ以来、来期から実施する
新たな中期経営計画のバックボーンとなる「5年後のビジョン」を
策定している最中でもあり、更にその前提となる「10年後の
理想の姿」にも想いを馳せているところです。

このように足下の今期売上と来期の受注残を気にする一方で、
5年後や10年後の将来を考えるのは、何かと気忙しくて悩ましくも
感じてましたが、そんな折にふと私が最も尊敬する経営者である
藤沢武夫氏の言葉を思い出しました。

「経営者とは、一歩先を照らし、二歩先を語り、三歩先を
見つめるものだ。」


けだし名言!これぞ経営者(=ビジネスリーダー)だと思います。
これを今の私の状況に置き換えてみると、こんな感じになりますか...

「経営者とは、今期の業績と来期の目標を明らかにし、5年後の
ビジョンを熱く語り、10年後のあるべき姿に想いを馳せるものだ。」

という事で、藤沢氏の名言を心に刻みつつ、日々の仕事に益々
積極的に取り組んで参ります \(~o~)/


トレッドミルとアジカン

週に1~2回のペースで香椎にあるコナミスポーツに通ってます。
運動の時間はいつもだいたい1時間、まず30分程度マシーンを
使っての筋トレ、後の30分はトレッドミルに乗ってのウオーキングと
ランをルーチンにしていました。

以前からもう少し長く走りたいと思っていたのですが、その時の
スピード(9~10キロ/時)だときつくてほぼ限界状態。そこで
3週間ほど前から、試しにスピードを少し落としてみたところ、
無理なく45~50分間続けて走れるようになり、おかげで距離も
伸びてきました。

もう一つの工夫は、iPhoneで音楽を聴きながら走るようにした事。
以前は20分も走ると飽きてくるのと、しんどさと相俟って
早く終わる事ばかりを考えていたのですが、今は適切なスピードと
音楽のおかげで、走るのが楽しくなってきました。

走る時に聴くのは、専ら“アジカンAsian Kung-fu Generation)”です。
半年前まで彼らの事は殆ど知りませんでしたが、嫁さんの紹介で
このミニアルバムを聴いて以来、かなりハマっています。

崩壊アンプリファー
ASIAN KUNG-FU GENERATION
キューンレコード
2003-04-23


最初に聴いた時は正直うるさいだけの雑音のように感じたのですが、
少し聴き込むとかなり良いです。変な表現ですが、10代や20代の
頃に忘れてきた大事な何かを思い出させるような感じです。

何より走りながら聴いていると、テンションが上がってアドレナリンが
分泌されるのか、あまり疲れを感じなくなくなります。(本当です... )
あと彼らの曲を朝の出勤の車中で聴くと、気合が入って仕事に対する
モチベーションも上がります。(これも本当です... (^^) )



という事で、暫くの間は走る時には彼らの曲が欠かせなさそうです。

あと走りながら音楽を聴くのにiPhone だとちょっと不便なので、
思い切って iPod nano を買うべきか迷っています。


5年後のビジョン

先週18日と19日に社内でレゴシリアスプレイ(LSP)のワーク
ショップ(WS)を行いました。LSPを使った社内でのWSは、
昨年の4月12月に続いて3回目になります。

これまでは東京支店や技術開発本部といった特定部門を対象に
実施しましたが、今回は全役員とマネージャー及びエキスパート職の
一部の方を対象とし、計30名の方が参加されました。

狙いは来期から実行する中期経営(5ヶ年)計画の策定プロセスとして、
計画終了時の当社のあるべき姿(=ビジョン)を設定すると
共に、各部門と各メンバーの役割と行動を明確にする為です。

最初に、先日の合宿研修にてまとめた「当社の10年後の理想の姿」
私の方から参加者に説明しました。それを叩き台として、WSにて
5年後の各部門のビジョンを具体的に考えて頂きました。

IMG_0585

IMG_0584

初日はランダムなグループに分かれ、ファシリテーターの指示に従い
ブロックでいくつかの作品を作る事で、主に個人のアイデンティティーや
価値観を再認識しながら、「未来の当社」を表す作品をグループで
製作しました。

IMG_0593

二日目は製造や営業など部門別でグループになって、5年後の
ミッションやコンセプトを考えつつ、自部門の理想の姿に
ついてグループで作品を制作し、グループ外の人達に対して
プレゼンテーションを行いました。

都合10時間を超える長丁場のWSでしたが、いつものように時間は
あっという間に過ぎました。毎回感じる事ですが、LSPでは各人が
考えている事をブロックを使って形にできるので、言葉による
ディスカッションより、相互のコミュニケーションが格段に容易になり、
相互理解も深まります。そういう意味では、部門のビジョンを考えたり、
共通目標を設定するのには、とても有効な手法だと思います。

その一方、レゴで作品を作っている時は各人のテンションが上がって
いる為、想いの共有が進みますが、終わった後のテンションが落ちて行く
スピードも速いような気がします。

今回のWSにおいては、ビジョン構築のプロセスをグループメンバーと
共有する事も大事でしたが、実際に得られたアウトプットをいかに
次期中期経営計画に適切に反映させていくかが最も重要です。

これから中期経営計画の策定を進めて行くうえで、最終的に今回の
セッションに参加された方々だけでなく、全社員の皆さんが共感できる
ビジョンと納得できる事業戦略、そして具体的で実行可能な
アクションプランまで、きっちり作り込んで行きたいと思います。


Hotel California

9月12日のブログで紹介させて頂いたラジオ番組は、予定通り
10月6日にオンエアーされたようです。というのも、私は自分の
(変な?)声を公共の電波を通して聞くのがとても気恥ずかしく
感じて、当日の放送を聴く事ができませんでした... (-_-)

放送の様子は番組のホームページにもアップされてます。

http://fmfukuoka.co.jp/otona/2013/10/_2013106.php


私の「人生この1曲」であるイーグルス"Hotel Carifornia"は
私と同年輩の方にとっては、今更説明の必要はない70年代
アメリカンロックの不滅の名曲ですね。

ホテル・カリフォルニア
イーグルス
ワーナーミュージック・ジャパン
2005-12-21



この番組をきっかけに、最近またちょくちょく聴いてますが、リリースが
37年も前なのに、全く色あせる事のない素晴らし曲だと毎回感じます。

以前はその独特のメロディーと強烈なアレンジに強く惹かれましたが、
今聴いてみると、その歌詞もとても気になります。この詞の意味に
ついては、昔から様々な解釈や憶測がなされていますが、作詞者である
ドン・ヘンリーが一切説明してないので、今でも真の意味は
謎のままのようです。

一般的には、中盤の「ティファニー」や「メルセデス」の部分、
そして給仕長にワインを持ってくるように頼んだが、「そんなお酒
(スピリッツ=精神)は1969年以降無い」と答えている部分で、
商業主義に陥った1970年代の米国のロックシーンを痛烈に
批判していると言われています。

Hotel California

On a dark desert highway,
Cool wind in my hair,
Warm smell of “colitas”
Rising up through the air,
Up ahead in the distance
I saw a shimmering light,
My head grew heavy and my sight grew dim,
I had to stop for the night.
There she stood in the doorway,
I heard the mission bell
And I was thinkin’ to myself :
“This could be heaven and this could be hell”
Then she lit up a candle,
And she showed me the way,
There were voices down the corridor,
I thought I heard them say

Welcome to the Hotel California,
Such a lovely place,
(Such a lovely place)
Such a lovely face
Plenty of room at the Hotel California,
Any time of year,
(Any time of year)
You can find it here

Her mind is Tiffany-twisted,
She got the Mercedes Bends,
She got a lot of pretty, pretty boys
she calls friends
How they dance in the courtyard,
Sweet summer sweat
Some dance to remember,
Some dance to forget

So I called up the Captain
“Please bring me my wine”
He said, “We haven’t had that spirit here
Since nineteen sixty-nine”
And still those voices are calling from far away,
Wake you up in the middle of the night
Just to hear them say:

Welcome to the Hotel California,
Such a lovely place,
(Such a lovely place)
Such a lovely face
They’re livin’ it up at the Hotel California,
What a nice surprise,
(What a nice surprise)
Bring your alibis

Mirrors on the ceiling,
The pink champagne on ice, and she said:
“We are all just prisoners here,
Of our own device”
And in the master’s chambers
They gathered for the feast,
They stabbed it with their steely knives,
But they just can’t kill the beast

Last thing I remember, I was running for the door,
I had to find the passage back to the place I was before,
“Relax,” said the night man, “We are programmed to receive,
You can check out anytime you like, but you can never leave”


ホテルカリフォルニア(Hotel California訳詞)

暗く寂しいハイウェイ
涼しげな風に髪が揺れる
コリタス草の甘い香りがほのかに漂い
はるか前方には かすかな灯りが見える
頭は重く 視界かすむ
どうやら今夜は休息が必要だ
礼拝の鐘が鳴り
戸口に女が現れた
僕はひそかに問いかける
ここは天国? それとも地獄?
すると 女はローソクに灯を灯し
僕を部屋へと案内した
廊下の向こうから こう囁く声が聞こえる

ようこそホテル・カリフォルニアへ
ここはステキなところ
お客様もいい人たちばかり
ホテル・カリフォルニアは
数多くのお部屋をご用意して
あなたのお越しをいつでもお待ちしています
彼女の心はティファニーの宝石のように繊細で
メルセデスのように優雅なその曲線美
美しいボーイたちはみな
彼女に心を奪われている
中庭では香しい汗を流して
ダンスを踊っている人々
思い出を心に刻もうとする者
すべてを忘れるために踊る者

そこで僕は給仕長に告げた
「ワインを持ってきてくれないか」
すると彼は言った
「そのようなスピリットはここには1969年以降ありません」
それでも人々が深い眠りについた真夜中でさえ
どこからともなく 声が聞こえてくる

ようこそホテル・カリフォルニアへ
ここはステキなところ
お客様もいい人たちばかり
どなたもホテルでの人生を楽しんでいらっしゃいます
口実の許すかぎり せいぜいお楽しみください
鏡張りの天井、グラスにはピンクのシャンペン
誰もが自分の意思で囚われの身となった者ばかり
やがて 大広間では祝宴の準備がととのった
人々は 鋭いナイフを突き立てるが
誰ひとり内なる獣を殺せない

気がつくと僕は出口を求めて走りまわっていた
もと居た場所に戻る通路を
なんとかして見つけなければ・・・
すると 夜警がいった
「落ち着いて自分の運命を受け入れるのです
チェック・アウトは自由ですが
ここを立ち去ることは永久にできません」


ある解釈ではこれはカリフォルニア州キャマリロにあった州立
精神病院を描写しているという事ですが、そう考えるとこの意味深で
隠喩に満ちた歌詞も、何となく腑に落ちてきます。最後の
「チェック・アウト(check out)は、辞書を引くと俗語で「死ぬ」という
意味もあります...

全く余談ですが、この曲をカラオケで歌うのは非常に難易度が高く、
よっぽど自信が無い限り、チャレンジは避けた方が良いと思います。


The Great Gatsby

本当は映画館で観ようと思って、忙しくて見逃してしまった映画を
昨晩自宅で鑑賞しました。

華麗なるギャツビー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]
レオナルド・ディカプリオ
ワーナー・ホーム・ビデオ
2013-10-09



2年ほど前に原作を読んだのが、この映画を観たいと思ったきっかけです。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
スコット フィッツジェラルド
中央公論新社
2006-11



米国では高校の英米文学の教科書に載るほど超メジャーな小説であり、
スコット・フィッツジェラルドの金字塔と言って良い作品です。日本でも
様々な訳者の版が出てますが、私が読んだのは村上春樹版です。
彼はこの作品を自分にとって一番大事な小説と語っており、
ノルウェイの森」の中でも主人公がこの本を読むシーンが出てきます。

小説を読んだ時もそれなりに感動しました。ただ何となく自分の中では
モノクロ的な印象でしたが、映画の方は正しくバリバリの天然カラーの
彩りでした。おかげで小説ではもやもやと理解していた部分を、
映像のおかげでくっきりと捉える事ができ、収まるべきところに
収まった感じです。

前半の部分では、第一次世界大戦後の1920年代半ばのニューヨークと
その郊外のロングアイランドを舞台に、禁酒法が有名無実化し、
世界大恐慌が始まる前のバブリーな時代に踊らされる人達の虚栄的で
退廃的な様子が、見事に描かれています。

賛否両論あるようですが、私はギャツビー役のレオナルド・ディカプリオは
適役だと思います。一方で、ストーリーの語り手でもあるキャラウェイ役の
トビー・マグワイアが特に良いです。またヒロインを演じた
キャリー・マリガンは、優柔不断なディジー役にぴったりだと感じました。

またこの映画は音楽と衣装も素晴らしく、特に男性の衣装はブルックス・
ブラザースが独占的に提供して、記念コレクションも販売しています。
そのおかげで、この時代の米国紳士はとてもおしゃれな印象です。

私としては今年観た映画の中では、「レミゼラブル」と「風立ちぬ」に
匹敵する面白さでした。小説を読んだ方には、観て損は無いと思います。

あと1974年に公開されたロバート・レッドフォードが主演した作品も
借りてみようと思います。

華麗なるギャツビー [DVD]
ロバート・レッドフォード
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2010-03-26



株式会社西部技研公式サイト

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