2018年05月

カリフォルニアで偲ぶ

先週金曜(25日)は、昼前のフライトでロサンゼルスから
サンノゼに移動し、さる取引先を訪問。夜は別件でフリーモント
来ていたSGAのレイ社長たちと合流し、近くの日本食レストランで
食事をして、今回の米国出張を締め括りました。

この辺りは所謂シリコンバレーと呼ばれる地域で、一昔前までは
半導体関連のメーカーが集中していた事で有名だったのですが、現在は
Google、Facebook、Yahoo、Netflixといった名立たる企業が本社を
置いており、またスタートアップの為の独自のエコシステムで、
世界中の起業家を引き付けているエリアである事は、今更説明の
必要も無いでしょう。

実は私自身こちらには1991年頃に何度も来た事がありました。
当時商品化したばかりのVOC濃縮装置サニーベールに工場を持つ
ある企業に販売したのですが、その据付けやコミッショニング、
メンテナンス等に、当時ニューヨークの会社に出向していた私も
駆り出され、都合3週間程滞在しました。なにせ海外へ出荷した
最初の大型物件であり、いろいろと苦労したのですが、今となっては
良い思い出です。シリコンバレーはそれ以来だったので、かなり
懐かしかったです。

あと今回の出張中、たまたま読んでいたのがこの本でした、


私は(自称ですが)ジョブズ・ウオッチャーで、これまで彼に
関する本をかなり読んできましたが、数多ある評伝の中で一番心に
響いた一冊でした。詳細な感想は別途ブログに書きますが、正しく
マーケティングの天才でありながら、極端にエキセントリックだった
若者が、どうやって世界有数の経営者(&ビジョナリー)に
育っていったのか?著者はこれは彼の成功物語ではなく、
成長物語であると言います。

彼の自宅はパロアルトに、またアップルの本社はクパチーノにあります。
また本の最終章で、ジョブズの妻であるローリーンの挨拶が
引用されていますが、その一部がとても印象深く感じました。

「彼はカリフォルニアしか住めないと強く感じていました。(中略) 
スティーブは、心の底からカリフォルニア人なのです。」


27年振りに訪れたシリコンバレーで、暫しスティーブ・ジョブズと
彼の成し遂げた数々の偉業に想いを馳せて、少しノスタルジックな
気持ちになった次第です。


米国に出張す

今週日曜の午後に福岡を発ち、成田とサンフランシスコを経由して
ニュージャージー州のニューワーク空港に同日の夜9時半に到着。
そこから子会社(SGA)があるペンシルベニア州ワイオミシングまで、
レンタカーで二時間かけて移動(と言っても、運転は同行のS常務に
ずっとお願いしましたが...)。到着後、12時過ぎに深夜営業の
レストランに寄ってハンバーガーの夕食。結局ホテルに
チェックインした時は、午前2時を少し回っていました。

翌日は朝9時からSGAに出社して、終日半期に一度の取締役会。
翌火曜の朝から出社して残務を片付けて、11時にオフィスを出て、
車でニューワーク空港まで戻って、今度はロサンゼルスまで
6時間かけて移動しました。結局正味3日弱で福岡から米国までの
移動と、米国の西海岸と東海岸を一往復した事になります。

ロスではThe Society for Information Display(国際情報ディスプレイ
学会)主催の”Dispay Week 2018"に参加。学会と展示会が同時に
行われるイベントで、当社も提携先のブースに共同出展させて
頂きました。

IMG_1990

当社の小間では小型のグローブボックスの実物を置いて、ビデオで
関連する技術全般を紹介しました。基本業界の方々が参加されるので、
訪問者の方々の興味の度合いも、通常の展示会よりもかなり
高めの様でした。

折角の機会なので、他のブースもじっくり見て回りました。

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BOEの110インチの4Kディスプレイ

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三星ディスプレイのOLEDとQLEDの比較

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Viisionoxの曲がるOLED

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AUOの透過性液晶

ディスプレイ業界の最先端技術を全て見る事ができて、刺激的な
体験でした。日本のメーカーは素材や部品系は結構存在感が
ありましたが、完成品はやはりJDIの孤軍奮闘といった感じでした。


改めてTPSを学ぶ

先月久々にトヨタに関する骨太な本を読みました。


二年程前に雑誌日経ビジネスに連載されていたノンフィクション
「トヨタ生産方式を作った男たち」を再編集した一冊。日経ビジネスは
20年以上定期購読していますが、正直この連載は当時あまり真剣に
読んでいませんでした。しかしアマゾンの書評で見た柳井正氏
(ファーストリテイリング会長)の推薦文に魅かれ、購入してみました。

読了後、改めてトヨタの「モノ作り」と、トヨタ生産方式(TPS)に
ついて深く認識させれらました。トヨタにおけるモノ作りとは
お客様第一主義であり、そして正しく「ヒトづくり」である事。
これについては本書の335Pに、元副社長の楠兼敬氏の言葉を
引用して解り易く説明してあります。

「モノ作りの基本は、お客様第一主義です。まず、お客様に喜んで
もらえる性能、品質、価格の製品を開発する。
次に最新の生産技術と
積極的な投資によって、強力な生産設備、
生産システムを作る。
最後に、トヨタ生産方式で現場を回していく」


最初に述べてある事は、以前にこのブログに書いたTPDの事だと
感じました。二番目の生産技術について詳細に解説したした本は、
今のところ無いと思います。そして三番目のTPSですが、楠氏は
以下のように述べておられます。

「トヨタ生産方式は、かんばんのことではありません。かんばんは
あくまでもツールです。トヨタ生産方式とは必要な時に必要なだけ
作ること
で、売れた数だけ作ることを目指していますできるだけ
細い生産の流れを作るけれど、切れてはいけない
というもので、
顕密なチームワークがなければ成り立たないのです」

こういった解り易い言葉でも、トヨタの強さの神髄について、とても
示唆的です。かなり厚い本ですが、モノ作り、特に現場でのヒントが
満載なので、是非当社の製造職、特に管理的な立場の方々に
読んで頂きたい一冊です。



中国ビジネスのダイナミズム

今週月曜(14日)から水曜まで子会社(SGC)がある中国の
常熟市に出張してきました。前回の訪問は昨年の7月だったので、
およそ10か月振りでしたが、この間に当社の中国ビジネスは
大きく進捗しています。

SGCですが4年程前から事業の拡大傾向が続いており、今期に
入って従業員も100人を超えています。また社屋をシェアしている
DSTC(スウェーデンの子会社DSTの中国法人)も、ここ数年で
業績を大きく伸ばし、こちらの社員数も既に100人を超えいます。

こうした状況下、一昨年辺りから2010年に建てた社屋(本社工場)の
スペース不足が深刻化しており、種々対応策を検討していましたが、
幸いな事に昨年同じ開発区(常熟高新区)内の手頃な土地を
斡旋して頂き、そちらにDSTCの新工場を建てる事を決定し、
今年前半の竣工を目指して建設を進めておりました。

それで今回の訪問時に、建設現場を見てきました。

IMG_1955

IMG_1957

外装と工場エリアの内装はほぼ出来上がっており、今は事務所エリアの
工事に入っています。既存の社屋と同じ建設会社を使っているので、
基本的なデザインはほぼ同じで、建築面積は若干小さいのですが、
中身が空なので、とても広く感じます。

IMG_1958 (1)

DSTCのGeneral Manager のネーサン(写真左)によると、
6月中旬からまず工場エリアの引っ越しを開始し、7月中には
事務所も含めて稼働する予定との事。

こちらの社屋が竣工すればSGC、DSTC共に工場スペースが
大きく広がり、生産キャパシティーが増大します。それにより
ダイナミックな成長を見せる中国市場からの旺盛な需要に
適宜対応する事が可能になり、西部技研グループとしての
中国ビジネスを更に一歩上のフェイズに押し上げる原動力と
なるでしょう。

新工場のフル稼働を想像して、今からワクワクしています (^^)


月100キロに再チャレンジする


外でのランニングを始めてほぼ4年が経ちました。

月100キロを走る事を目標にして、3年以上コンスタントに
クリアーしてきましたが、昨年12月に体調を崩して暫く
休んでから以降は、達成がなかなか難しくなっています。
先月も頑張ったのですが、後半に出張や飲み会等が続いた為
結局84キロ止まりで、すごく残念でした (>_<)

それで今月は更に気合を入れて、月初から走る頻度を上げています。
昨日までで4回走って距離は計43キロ。かなり良い感じなので、
必ず100キロ/月ペースに復帰したいと思います。

私にとってランニングは、とても良い生活習慣になりつつありますが
それでも例えば早朝に走る際はいつも億劫になって、何とか走らない
理由を探そうとします。そういった雑念を克己心で振り払い、実際に
走り出してからも、暫くはとてもきつく感じて心が折れそうになり、
もう止めようと何度も考えてしまいます。

そして走り始めて20分程過ぎた辺りから、身体がだんだんと
馴染みだして、さほどきつさを感じなくなりそれ以降は走る事に
集中できます。そうなってやっと気分も楽になり、周囲の
景色を楽しんだり、音楽をしみじみ聴いたりする余裕が出てきて、
スピードや距離も意識した走りになります。

走る際のフォームですが、私の場合背筋を伸ばした状態で若干前に
傾斜させて、顎を少し突き出すイメージで走っています。そして
腕は低めに構えて大きくは振らずに、あとできる限りフォアフット
(つま先部分)着地を意識しています。

このスタイルは昨年読んだ本から影響を受けました。


スロージョギングの提唱者で福岡大学の教授であった田中宏曉氏の
著書です。大変残念な事に、田中先生は先月亡くなられました。
こちらの本からは、フォーム以外にも走る事全般について、様々な
示唆を得ました。先生の理論から学んだ事を実践する為にも、
これからも地道にランニングを続けて行こうと思います。



株式会社西部技研公式サイト

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