中央大学杉並高等学校生物同好会&生物地学実験室

そろそろ,新規会員を募集します。ハイキング好きな人,樹木好きな人,岩石好きな人募集。

アブラゼミミンミンゼミ
ツクツクボウシ
抜け殻ではありません。幼虫です。
夏の夕方にいけば動いている幼虫がいます。たまに,ウミガメの旅立ちのように,1本の木に大量にのぼっていく幼虫を見ることができます。
①アブラゼミ 左右の翅の付け根の部分が緑色です。全体的につやがあります。
②ミンミンゼミ 背中が緑がかっています。確実な点は,触覚の節の間隔が狭いことです。
③ツクツクボウシ 小さいのですぐわかります。(ヒグラシがいる場合は区別しにくいかも。)

セミ三種アブラゼミ (4)
ミンミンゼミ (2)ツクツクボウシ (2)
・昼間にセミ穴の多い木を見つけておきます。
・夕方,木の根もとでセミの幼虫を捕獲します。同じ木からは同じ種類のセミになることが多いので,1匹ずついろいろな木の根もとから採集します。とくに,暗いところでアブラゼミとミンミンゼミを見分けるのは困難です。
今回はメタセコイアとクスノキの下からはアブラゼミ,サクラの下からミンミンゼミ,ケヤキの下からツクツクボウシがとれました。木の上の方にのぼっている個体はすぐに羽化しそうなので様子をみることもできます。
・カーテンにつけると観察しやすくなります。何回か上までのぼるたびに捕獲して下の方につけます。そのうち,動かなくなると,背中が割れて羽化が始まります。明るかろうと,その前で人がテレビを見ていようと,かまわず羽化します。小柄なツクツクボウシは,早めにさっと羽化が完了します。
濃い緑色の成虫が出てきたらミンミンゼミ,薄い緑色ならアブラゼミです。
・アブラゼミの例だと,19時捕獲,20時30分羽化開始,22時羽化完了,24時飛びはじめ,逃がすのは朝。
写真①3種類 ②アブラゼミ ③ミンミンゼミ ④ツクツクボウシ

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ヒメシャラ ツバキ科 落葉高木
 ナツツバキより花が小さいのでヒメシャラ。姫らしく,赤っぽくいすべすべの樹皮です。
 厳密には,善福寺池に向かう途中で見つけました。
  屋久島ではスギとともに最も目立つ樹木です。

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⑨明け方にはツクツクボウシになっていました。ヒヨドリやムクドリがいないことを確認して放します。
⑩残された抜け殻です。標本としてとっておきましょう。
ミンミンゼミとアブラゼミの幼虫の見分けずらさほどではありませんが,ツクツクボウシとヒグラシの幼虫も見分けずらいので,確実な標本とするために一晩飼育をします。

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ツクツクボウシが鳴くともう秋のような感じがしますが,2018年は7月30日頃から鳴いていました。
原っぱ広場では,プロムナードのケヤキの下に小柄なツクツクボウシが大量発生していました。ここ以外では見つけられませんでした。とはいえアブラゼミの個体数には到底及びませんが。
①幼虫を捕獲,1時間以内に羽化が始まります。②背中が割れて出始めました。③翅がまだ小さいです。④まず,反り返ります。この状態で30分くらいいます。

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ミンミンゼミの抜け殻
 アブラゼミとどう見分けるのか。「触覚の第3節が短い」のと「頭が丸い」くらいでそっくりです。頭の丸さは大量にいるアブラゼミの個体差の中に混ざってしまいそうです。
 確かなのは,出てきたのがミンミンゼミであることです。
 原っぱ広場付近では,プロムナードのケヤキにいる幼虫にミンミンゼミの確率が高いような気がします。

帰れま50に,ちょっと割り込みます。夏の夜はセミの羽化。
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原っぱ広場のメタセコイアにアブラゼミの幼虫がのぼっていきます。日が沈み,土の中から大量発生しました。ウミガメの旅たちに似ている?光景です。低い位置で羽化が始まっているセミもいます。
7時~30分木登り,8時30分~9時30分羽化,夜明けまでに翅を伸ばします。
ミンミンゼミやツクツクボウシものぼっていますが,集団木のぼりはアブラゼミが圧倒的な量です。
クマゼミとヒグラシもときどき鳴いているのですが,幼虫を見つけるのは奇跡的です。

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校内工事中,生物実験室に入室できません。
そのため,90cm水槽にいたグッピー,プレコ,マルタニシ,モノアラガイ等の水生生物は,小さな水槽に分散して,オオクワガタ飼育ルームに仮住まい中です。ここなら24時間エアコン完備。常に28℃に保たれています。キイロショウジョウバエとゾウリムシも半分はここに移動させています。


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オオミスジコウガイビル 扁形動物コウガイビル科
体長20cmくらいのオオミスジコウガイビルに遭遇。皇居ではじめてみつかったことで有名です。
杉並区練馬区内では植木鉢の下などにいるのをよく見つけます。場違いに大きい気がするのですが…
雌雄同体,消化管にが終点があって口と肛門が共通,かなり原始的です。頭の形が髪飾りの「こうがい」に似ています。

帰れま50に割り込みました。

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プラタナス(モミジバスズカケノキ) スズカケノキ科 落葉高木
善福寺川なので厳密には違反かもしれませんが,とても美しい高木なのでカウントしました。
西荻窪駅から青梅街道までプラタナスの並木道が続いています。

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