youです。こんにちは。
ここ二か月ばかりずっとプロット考えているのですが、まったくまとまりません。
あまりにまとまらないと泣きたくなる。
向いてないんじゃないか。
才能ないんじゃないか。
いっそ物書くの引退したほうがいいんじゃないか、なんてぐらいまで考えます。いや本当に。

……暗っ! 開幕暗っ!

パソコンの前に張り付いてまったく進まないので、プレイした同人ゲームの感想を書こう。もしかしたらなにか見えてくるかもね。


というわけで、影法師様の作品「闇を奔る刃の煌き」の感想を。
※ネタバレは極力避ける方向でいきます。

yamiwohasiru






■ストーリー■

男はふて腐れていた。
主家の小僧から使い走りを押し付けられたせいで
親友である西脇哲哉との約束をすっぽかす羽目になったからだ。

――相変わらず下らねえ用事で呼びつけやがる。
――憂さ晴らしに道場でひと暴れするか。

あの愛すべき馬鹿野郎共をどうしごいでやろうかと考え始めた矢先。

――ぞくり

彼は足の爪先から脳の天辺へと激しい衝動が駆け抜けたのを、確かに感じた。
今し方すれ違った、一人の女性が脳裏に焼き付いて離れない。
長い黒髪を靡かせ、優雅に歩を進め、けれどもどこか憂いを滲ませた瞳。

こいつだ。

確信する。
そう。
彼は、まさしく運命とすれ違ったのだ。



貧乏な若侍、片倉重蔵。
商家の一人娘、中村蛍。
この二人が出会った瞬間、物語は走り出す!
二人三脚で困難に立ち向かい、成り上がっていく痛快立志伝!
時代劇フォーマットと和風伝奇の融合。
チャンバラ有り、異能有り。
影法師ならではの世界観をお楽しみ下さい。

(公式サイトより引用)

■感想■

同人ゲーム界隈でかなり有名作で、C82で購入。
どう面白いのかわくわくしながらいざプレイ。
そしてゲームクリアして、両手上げて万歳しました。

「すごいよ、これ」

プレイ後の感想をうちの絵師の泰輔に熱弁。
自分のあまりの興奮っぷりに泰輔がドン引き。
泰輔「youがここまでべた褒めするなんて……なんか逆に不気味。ちょっと引くわ」
you「引かないでよ!? 面白いんだって! 手に汗握るし、興奮するし、感動するし! オリジナル一般の作品に、こういうゲームがあってめちゃくちゃ嬉しくなりましたもん!」
泰輔「デモムービー見たけど面白そう」
you「^^」


あらすじは上記でチェックしてもらって、個人的に感じたこの作品のウリをまとめます。


◆シナリオ

熱い。抜群に熱い。
痛快立志伝とあって、主人公の片倉重蔵が様々な困難を突破していく姿が、抜群に熱い。
章ごとに、盛り上がるところがちゃんと盛り上がって、このシナリオライターさんはちゃんと見せ場の作り方がわかってる人です。
一章の中だけでも十分構成能力が高いのがわかります。
またテキストの熱量と、重蔵の縮地エフェクトが噛み合って熱さに貢献していました。

お気に入りシーンは実は一章のクライマックスだったり。
道場の仲間たちと乗り込んで戦う様に惚れ惚れ。
「蛍が見てるぞ愛すべきバカ野郎ども!」と重蔵が叫ぶところで、自分も参加しているような一体感がありました。

そしてただ熱いだけじゃなくて、最後の最後で拾う伏線に圧巻。

( ゜Д゜)

自分はしばらくこうなりました。


◆キャラ

敵役・悪役を作るときは、というのは主人公よりもキャラ設定を掘り下げなければならない。
と、ある編集者が言っていたのを聞いたことがあります。
敵役・悪役が陳腐だと主人公のキャラが立たないからです。

重蔵の活躍が目立つのは、すなわち背後にある敵役・悪役がよかったからだと考えてます。
それは、二章のラスボス。
思い返してみれば唐突にでたはずなのに、圧倒的で絶対的な存在感。
それはセリフから人間性が垣間見られるライターの技があってのことであり、しっかりとしたキャラづくりができてるから地に足ついたキャラが出せる。
また重蔵は超人感こそあるものの、さらに上に位置する人間を出すことによって、重蔵に感情移入させることを容易にしていました。

個人的にはお気に入りのキャラは重蔵。四章のクライマックスで蛍雪を振るうシーンは、だれだってきっと惚れるはず。


◆ほかにも

グラフィックはキャラの立ち絵の差分の種類があって画面的なメリハリに飽きませんでした。一枚絵の迫力も十分で、重蔵が飛び込むシーン。戦闘シーンなど、たくさんあってよかったです。
音楽は和のテイストが作品のムードと親和してて、全体的な完成度の高さに大満足です。


◆まとめ

買ってください。(いきなり!?)
さあ、買うのです。あなたもこちら側に来るのです。早く、早く……。
アマゾンで売っているので、URL載せます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B005LFI0SI/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&tag=kagehoushi0b-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B005LFI0SI


って、影法師さんの回しものみたいに思われるかもしれませんが、別に回しものじゃありません。
冗談気味に書きましたが、プレイしてほしいのは本当です。
普段感想なんて書くのが苦手な自分が書きたいと思わせるほどのパワーがあります。僕の書いた紹介の倍以上の面白さは内包されてます。
こんなにも面白い作品がちゃんと買ってもらえて、評価されて、いろんな人々に知ってもらいたいと思います。
全年齢オリジナル同人ゲームって面白いものがたくさんあるぜって知ってもらえれば、この界隈ももっと盛り上がると思いますので。