少し続きになるが「好きな事を仕事にする」は「仕事になれる好きな事」と「あまり仕事にならない好きな事」がありそうだ。
 
それと子供によく保護者が言う、「好きな事で、生きていけるようになりなさい」を考えてみたい。

だらだらしていることや、ポーッとしていることが好きな場合は、あまり仕事になりそうもない。最低限、少しでも生産的なものでないとだめだ。

プラモを作ることが嵩じて、フィギュアを作ったりの最初は「魔改造」だったが、それをサイトに公開して、作成の依頼が来るようになり、それで相当のお金が儲かるようになったとかもある。

最近このような話をよくネット上で見かけるので、そのような人の話を読んでみると、共通していることは、自分が好きな事を仕事にする前は、嫌いは言い過ぎでも、そうでない仕事に就いていたことが大半だったことだ

ということは、「特に好きなことではなかったかもしれないが、とりあえず働いていた」ことになる。
 
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案外これが重要なのではないか?

生きていくためにはまず食わねばならず、そのためにはどんな仕事でも働かないといけない。
 
それで満足して、そのまま続けてしまうことが大半の世で、色々きっかけがあって、「好きな事を仕事」にしたくなり、それまでの職業や人生体験でノウハウを得て、「好きなことを仕事にする」道へ歩み始め、とうとう達成した、という筋書きになる。

となれば「特に好きなことでなくても、とりあえず働く」ことは結構有効だ。
 
その経験は「好きなことを仕事にする」時に大いに役にたつ。
また「好きなこと」でも「向き・不向き」も検討に入れないと、後が大変だ。自分だけが不幸になるだけならまだいいが、他人に迷惑をかけてたり、不幸にしてしまうことはできるだけ避けないといけない。

なら子供には「好きなことで生きていけるようになるためには、さまざまな経験が必要だよ」と教える必要がある。
 
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だから最初は、
「とにかく働きなさい。自分がどういう人間であるのかを見極め、自分が好きなもので、同時に自分に向いているものを仕事にできたらいいね」
と日頃から言い聞かせておいた方が良さそうだ。

子供は好きなことしかやらない。
目を離すとどこかに行ってしまう。
それを自由にさせ過ぎると、危ない。
 
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次に、最初から「自分の好きな事を仕事にしなさい」と言うのは、少し雑で、危険な匂いがする。

好きな事で仕事ができても、成功できるかどうかは不明だ。必ず成功できるなら、プロ野球選手やJ リーガーは、全員がレギュラーであろう。いくらプロになれても、1回も試合に出ることができなかった人もいるはずだ。

自分が好きな事をつきつめて、それを仕事にするのなら、仮にうまく行かなくても

私は自分にできることをしただけであって、これが私の運命なのだ

と言い切れる人になることが、まず前提である、と当方は考える。
親・保護者は以上を子供に確認してから、「自分の好きな事をやりなさい」と言う責任がある。

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では今日はこのへんで失礼します。

特に帰省する場所を持たない私は、熱中症に注意して掃除でもします。
あ、法事もあった。

m(_ _)m