以前に「中学2年生に対する心配りが少ない」と自己反省したので、またこの学年への期待と、懸念を書いておく。

今、期末テスト前で普通の公立中学のペースなら数学は連立方程式の計算全般と、少し基礎的な文章問題のはずだ。進学私立はもっと進んでいるだろうけど。

-----------------------

この連立方程式の計算問題を90%以上正解するために、今までの数学の勉強があった、と言って良い。だから正解率が70%以下の人は、猛反省する必要がある。たいていの場合、本テストの得点は、実力の70%ぐらいしか得点できない。練習で70%ぐらいの正解率なら、本テストは70%×70%=49%、50点前後ということになってしまう。それでいいのか?

また技術的なことだが、連立方程式は x の値も、y の値もセットで正解しないといけない。片方だけ合っても、もう片方で失敗したなら、全体で不正解となる。

困ったことに、連立方程式の計算問題は、間違った答が出ても、その間違い解答自体が、それらしい形になるように作ってあるので、自分で「これは間違っている」と見抜けない。

だから実力不足の人が、定期テストでなんとなくたくさん正解した気になっても、返却された解答用紙にはペケばかりだった、という結果もよくある。

こうならないためには日ごろの練習で間違えたら「最初からやりなおし」をすることと、同じ問題を反復して解き、「時間短縮を目指す」ことも大切だが、もっと大切なのは、「泥沼を自分で脱出する能力」を身に付けることだ。

----------------------- 

この前「メタ認知能力」を話題にしたが、これは簡単には「客観的に自分を見ることができる能力」だ。特にこの連立方程式は、それが顕著に表れる箇所だ。
 
特に
「マイナス値が離れた場所にある引き算には注意する」
「途中に変な値がでてきても動揺しないで、そのまま最後までやる」
「一番最後に気を緩めない」
など注意点が山盛りだ。自分を客観視できない人は間違いを連発するだろう。

------------------------ 

次に注意する点は、自分が「残像」に悩まされやすいタイプかどうかの判定だ。この残像はバカにならないもので、野球で強打者が三振する時によく起きる。コントロールの良い投手が、内角・外角を交互に投げ分けると、強打者=目がいいだけに、前の球筋が視神経に残っていて、躰が追い付かないで空振りするという現象だ。

数学でも良く起きる。
特に最近の中学生は小学校で「目を慣らす訓練」をほとんどやっていないので、式が複雑になる中学数学で、「すぐ前に見た式の値」が脳から消えずに、そのまま書いてしまうケースが、ここ10~15年の間にすごく増えた。精神的には「大らか」に育てられたゆえに「おおざっぱ」になってしまっていることもある。

これを判定するのは簡単だ。ご子弟の間違いをよく観察すればよい。1行上にある数字をそのまま、書いている場合は、単純な書き間違えと考えないで、「残像」の影響とした方が良いだろう。癖になっている場合はなおさらだ。一旦これに悩まされると、中々治らないので、小さいころから注意してあげなければいけない。

特にきょろきょろ・うろうろするタイプ、好奇心の強いタイプの人は、要注意だ。むしろまだ、ボンヤリしている人の方が大丈夫だったりするから、妙なものだ。

今一度、ご子弟の、連立方程式の解き方を点検することをお薦めする。

---------------------------
いやメリハリの効いた梅雨で、降る時はよく降り、降らない時はやたらに暑いです。関東地方は水甕が干上がっているそうですが、これから降るから大丈夫?かな?
 
こういう時、原発事故なんか起きてはいけない、原発は要らないな、と強く思うのです。水が飲めなくなったらそれは死を意味するので、暑いぐらいは我慢するか、と。

関西電力はお金があるうちに、原発から撤退する方がいいですね。

では今日はこの辺で失礼します。

m(_ _)m