去年、当方は台風21号によって、看板等を破壊された、とこのブログで報告したが、今年は被災された関東方面、特に千葉にお住いの方々にお見舞いを申しあげます。

しかし台風の力は年々増加していることが今回もわかった。そもそも「コンパクトな台風」という表現がよろしくない。十分な距離を置けるなら、大爆弾でもけがはしないが、小銃弾でも、急所に当たれば死ぬ。

送電線用の鉄塔が倒れていたが、以前紹介した「NHKスペシャル MEGA DISATER 2 と 5  を見た」の予想CG通りで、あまり驚きはしなかった。あの番組の中では近い将来、風速60~70m、瞬間最大風速は90mの「スーパー台風」がポコポコ誕生するとなっていた。今回の「東京湾・千葉台風」は「非常に強い」だから、去年9月に関空を潰した21号と同じレベルで、「第3位」だ。風速40mまでの耐久性ではもたないのは当然だ。

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それにしても9月というのは当たり前だが台風が多い。
歴史的に有名≒被害が大きなものだけでも、
ジェーン台風1950年9月3日
平成30年台風21号 2018年9月4日
第2室戸台風1961年9月16日
枕崎台風1945年9月17日
室戸台風1934年9月21日
伊勢湾台風1959年9月26日
中小規模クラスまで勘定に入れたら、ほぼ毎週、いや毎日、台風が来てもおかしくない可能性を示している。こんな時に体育祭をしよう、というのは愚の骨頂である。

千葉県では、東電の復旧の見通しが甘く、まだ電気も通じていないところが、9月16日の段階で約9万軒とあった。一軒3人~4人としておおざっぱに言えば、20万以上の人が「被災中」だ。「11日までに復旧」だったのが、「13日以降」となり、「20日ぐらいかも」との再々訂正があったのは、恐らく現場を知らない、見たこともない、デスクワークしかやっていない本社の人間が、地図を見て距離だけ測り、楽観的に判断を下し、下請けさんたちに丸投げした結果と思われる。あるいはインフラ整備に手を抜いたかである。太平洋戦争の時の、日本軍の参謀とよく似ている。

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千葉県の惨状を知ることもなく、内輪受けだけを狙って内閣改造をした首相も同じだ。今更、政府のメンツ上、災害対策本部をおくこともできないから、被災した人たちは本当に悲惨である。我が国の構造は、戦前戦中戦後、そして令和の時代になっても全く変わっていないことがわかる。

ついでの邪推だが、自民党(の中核だった一部の人たち)と仲が悪い森田知事だからいじめているのかもしれない。もちろん県側にも油断があったのだろう。もしそうなら、彼を選んだ千葉県民は、今後検討しなければならないことがいっぱいある。

政府も妙なところだけ緊縮財政などしていないで、公共投資をする=財政出動しなければいけない部分は、いっぱいあるように思えるのだが。

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内側もなんだか危ういが、外側も「他国のことだから」と楽観視はできないと思っている。
例の、徴用工判決⇒日本の輸出規制⇒韓国GSOMIA破棄、そして1990年代後半からずっと続いている根強い「嫌韓ムード」だ。ただし全体が全部良いわけではなく、あるところは良く、ある部分はまずいという複合的な面があるので判断が難しい。

私自身はごく少数の在日の人と付き合いはあるが、私の認識では言語学的に彼らはもはや日本人である。そして現実の韓国国民とは全くご縁がなく、知り合いは一人もいない。韓国料理が好きなわけでもないし、韓国に行ったこともないし、そもそも外国に行きたいとも思わないので、韓国のことについては、無関心層の最たる人間だ。

だが、50年間慣れ親しんだ、この極東における「中国・ロシア・北朝鮮の3国陣営」対「アメリカ・日本・韓国の3国陣営」という「構図」に変化が起きることを、頭脳トレーニングとして考えてみるのも一興だ。世の中は一寸先は闇とも言うし。

少し今後の予想をしておきたい。ただし私には、CIAもKCIAのお友達もいないので、歴史的な面からの考察になることはお断りしておく。

私が考える一番の最悪パターンは、
第1段階…韓国が北朝鮮に制圧される。
さらにもっと最悪なのが
第2段階…その後、中国による朝鮮半島全土制圧
以上だ。
もちろん最悪とは、我が国 日本にとっての最悪である。

北朝鮮とアメリカの今後についての予測は「アメリカの自縄自縛」を参考にしてください。

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第1段階の「韓国が北朝鮮に制圧される」のも、色々段階が考えられる。
中学校レベルでは、1789年にフランス革命が起きた、で終わりだが、高校レベルや、それ以上になると、フランス革命も色々と段階があって、バスチーユの襲撃から、三部会開催そしてテルミドールの反乱へと、小ずるい人の勝利に収まっていくのがわかり、ジョセフ・フーシェの生涯なんかがそれを示している。結局は独裁者ナポレオンの登場に終わるのだけれども。

最初は韓国の今の指導者による現状認識の無さや、歴史の歪曲による情勢判断のミスから始まる「北朝鮮すり寄り」から始まり、なんやかあってとにかくめでたくも、いったんは「両国政府の連立朝鮮国(仮称)」ができて、その後、北朝鮮側のクーデターによる「連立朝鮮国(仮称)」の全政権奪取⇒元・韓国政府要人の殺害ないしは拘禁、追放⇒「統一朝鮮国(仮称)…実質は金一家による新王朝」の成立だろう。もちろんそれまではバックに中国がいる。

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国際世論はそれを許すはずがない。ただ許そうが、許さないだろうが統一朝鮮国≒元北朝鮮高官はどこ吹く風だろう。
で、ここで第2段階になり、「正義の味方面」をして中国が「天誅」とばかり、後ろから統一朝鮮国=北朝鮮政府を攻撃・制圧して、完全な保護国=奴隷的属国にする、という事態が起きるのではないか、と私は疑っている。

今の韓国政府は、9年前の延坪島(ヨンピョンドトウ)砲撃事件をもう忘れているらしい。
新首領様の就任祝いとばかり、廃棄寸前の旧式大砲を花火代わりに他国に打ち込むような人たちと、うまくやっていけると、本気で信じているのだろうか? 私には理解できない。
また拉致といえば、韓国人の被拉致者の方が、絶対に多いはずだが、その家族たちは今の韓国政府を行動をどう見ているのだろうか。

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いやそもそも北朝鮮と韓国は「同一民族」なのであろうか?
これは大変難しい問題のような気がするが、実は、私はずっとこのことを疑っている。私の知っている限り、在日韓国人の人たちも、あまり「同一の民族」とは考えていないようだからだ。

高校レベルで歴史をおさらいしてみる。以下の地図は、高校生の持っている資料集を基に、きわめておおざっぱに作成したものだ。

まず紀元前200年~紀元後500年ぐらいに、今の北朝鮮のあたりを支配していたのは、高句麗という北方騎馬民族で、韓国のあたりを支配していたのは、古くは三韓と呼ばれた馬韓・辰韓・弁韓の人々だった。日本では邪馬台国の時代に当たる。朝鮮半島の西側のでっぱりのところに「楽浪郡」と言うのがあって、「魏志倭人伝」にも記されている。

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彼らは後に百済とか新羅、伽耶などと名を変えて、300年ほど続く。あと少しで、聖徳太子や天智天皇などが登場する時代の、一歩手前だ。

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その百済は新羅に滅ぼされ、百済からの亡命者や逃亡者は大挙して日本に来る。藤原氏はその末裔らしいが、それは今後の検証によるだろう。例の「白村江の戦い」はこのころ起きた。

その新羅は高句麗も滅ぼし、676年に朝鮮半島を統一する。ただし北の東半分から沿海州までは渤海という新しい国が、北の西半分は唐帝国が支配していたので、「半島の4分の3統一」だ。この渤海国は日本と仲が良く、交易で高価な毛皮も送ってくれた。渤海の使者が来た時、その毛皮を日本側も着て歓待したが、あいにく夏だったので、熱中症で倒れたという記録もある。

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しかし約250年後の935年に、北方出身の高麗国に滅ぼされ、高麗は半島を統一する。日本でいうなら平安時代、藤原氏が台頭してきたころだ。

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高麗は200年ほど、北方から進出してきた色々な王国の勢力に、なんとか抵抗していたが、けた外れの破壊力を持つモンゴル≒元に1259年に属国化された。そして1274年に文永の役、1281年に弘安の役、つまり元寇が起きて、日本はピンチに立たされる。つまり日本では鎌倉時代だ。

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元寇と言っても、先鋒の主力は高麗の軍だった。日本は気象の変化=神風のおかげで、かろうじて危機を免れたが、国力を落とした高麗は1392年に李氏に王座を簒奪され、その李氏が半島を再び統一した。李氏も北方の人々だと言われている。日明貿易、室町時代ですね。

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1887年に韓国と名前を変え、中華帝国の属国として存在し続けたため、日清日露戦争で当然にして全く出番がなく、欧米の認可も得て、1910年に大日本帝国=日本が韓国を併合・保護国化する、までは高校世界史の基礎知識みたいなものだ。

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私が言いたいのは、朝鮮半島は北と南では元々は全然違う人たちが住んでいて、それなりに強力な政権が出て、南北の統一を果たしても、地域が異なると、よく揉めているから、本当の意味で「同一民族」とは呼べないのではないか?ということだ。日本の戦国時代とはだいぶん違うのだ。

それに地図を見ればわかるが、北は山岳地帯、南は平野、つまり北は工業や馬や牛の酪農中心、南は農業中心で、生活スタイルも全然違う。小さな中国みたいなものだ。また政争や戦争となると、中国を味方につけた新羅ぐらいが例外で、常に南半分は、北半分に圧迫されている、というイメージがある。

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歴史的にも「本流」が違うのに加えて、ず~っと何百年前からの伝統を受け継いで、いっそすがすがしいほど当然のように独裁政治を続けている北朝鮮と、曲がりなりにも50年間、民主主義自由主義の西側に所属して、最近ではあるが、民主化自由化された韓国とがうまくやっていけるのだろうか?

また経済格差は、北朝鮮が予算を公表していないから、あくまで憶測だが、韓国対北朝鮮では20対1ぐらいの差があるという。西ドイツと東ドイツで3~4対1で、それでも統一後は混乱したぐらいだから、この数字を見ただけでも、統一どころか共倒れになるのでは?と これまた大いに疑問だ。

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「同一民族ですよ」というムードで韓国を引き寄せておき(現在の段階ではあまり友好的ではないけど)、資金食糧燃料と通常の武器不足に困っている北朝鮮が、バクッと食ってしまおうと、狙っているように見えてしかたがない。つまり北朝鮮の韓国制圧、その後はカンボジアのポルポト政権のように、韓国人の奴隷化ではないか。

土石流を防ぐには、山の上で流れてくるものを止めなければいけない。
同じことが韓国崩壊を防ぐことに言える。韓国にまともな人がいるなら、「北朝鮮かぶれ・北朝鮮贔屓」の現大統領を引きずりおろすために今こそ全力を尽くさなければいけない。

これは韓国のためでもあるが、日本のためでもある。
韓国という国自体が日本には「緩衝地帯」になっている。仮に第2次朝鮮戦争が起きても、しばらくは静観できるのは有難い。

朝鮮半島が中国大陸からのスーパーパワーに制圧された時、日本はピンチになる、という歴史的必然性を忘れてはならない。現代人はデオドラント化しているから「急に戦争なんて」と考えているが、戦争の形態をきちんと分類していない。本格的な武力衝突など最終段階であり、それまでに色々な「戦争」がある。

長くなってしまったので、第2段階のことについては後日、付け加えることにする。

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夏季講習が終わって、気が抜けたらしく、通常業務を少しさぼりがちですが、2、3日前からようやっとスピードが上がり始めました。今「不定詞 基礎編」の仕上げにかかっています。
このChapterは完成度が高く、あまり手間はかからないと思います。
その次は、動名詞、五文型、比較で2年分野は完成です。今年中には成し遂げたいですね。

暑さ寒さも彼岸までらしく、今日の夕方から気温がぐっと下がるらしいです。
皆様もお気をつけください。

では今日はこのへんで失礼します。
m(_ _)m