去年の終わりにたまたま見つけた占いのサイトがこれだった。

【2020年前半の全体運】
2020年の幕開けは激動。物事が根底から崩れ、再構築される
占い:オフェリア・麗(G・ダビデ研究所) 構成:茂内亜希子2019/12/26


その時はなんだろうね~なんてのんきに考えていたのだが、なんだか心にひっかかるものがあり、年明けに注意して新聞を読んでいた時に出たのが「新型肺炎コロナウイルス」だった。なんだか嫌な予感がした。

で、とうとうWHOがパンデミックを宣言した。感想は予想通りだね、であり、今更ですか、の両方だ。日本でも長崎県と佐賀県で感染者が初に出た。コロナ君は働き者である。出張も厭わないらしい。前のブログで日本を感染大国と言ったが、上には上がいるもので、今やイタリアが一番である。地球ってホントに狭い。

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長生きはしてみるもので、以前「まさか上皇様という歴史的な存在を、生身の姿で拝見できるとは有り難いことです」と書いた記憶がある。しかしドラマ、SF映画や小説の中だけと思っていた「パンデミック」という現象が、2回もライブで、そしてその文字を新聞紙上で見るとは、と変な意味で感慨深い。1回目は2008年の新型インフルエンザの時だったが、「パンデミック」とでかでか書いてあったかは、なぜか記憶がない。

12年前も塾をやっていて、それこそまさに渦中にいたからかもしれない。2008年の新型インフルエンザは阪急沿線で発生したからだ。正確に言えば、大規模発生したのがその時だった。高校生も中学生もビビッていたけど、私はあまり何も感じていなかった。これは前回にも書いたが「インフルエンザははしかのような空気感染はしない。またウイルスが宿主=人間を全部滅ぼすこともない。しかし今ある抗ウイルス剤も大半が、滅ウイルス剤ではない。つまり対処療法だけだ。かかったと思ったら、ぐずぐずせずに医者に行き、速やかな緩和治療と体力勝負に持ち込む。罹患したくなければ徹底的に手洗いをすること」と注意した記憶がある。

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次の年には、上の子供(当時中学生だったと思う)も朝に「頭が痛い」というので、すぐにかかりつけの医者に連れて行き、検査の結果インフルとわかった。大げさとは思ったが、勧められるままに点滴をうったら、夕方には熱が下がっていた。あの素早い判断には敬服した。やはりプロは違う。

私自身は、この30年間、インフルエンザに罹患したことがない。ただし疲れが溜まると普通の鼻風邪ぐらいは、たま~にひく。外に出ないからという出不精も理由だろう。しかし大きな理由は30年間、流行期でもいつでも、常に、手を洗うことを習慣化していたからではないか、と考えている。

実は31年前に不覚にもインフルエンザになってしまった時、当時のかかりつけ医さんに「先生も人間だからインフルエンザになるはずなのに、毎年お元気なのはなぜですか」と質問したことがある。その先生は表情も変えずに「手を洗うこと」と教えてくれた。

へ?と思ったが、先生は真面目に「ワクチンを打ってもかかる時はかかる。それより一番有効なのは手をこまめに丁寧に洗うこと」と風邪やインフルエンザがうつる接触感染のシステムを教えてくれた。また手術で手袋をつけるだが、その前の手洗いがとても大切だとか色々教えてくれた。

そういえば、当時、病院はどこでも、必ず、消毒液が入った洗面器があって、医者は何か作業が終わると、その液に手をつっこんでいたな、と気が付いた。写真の床が板張りだと、もっと雰囲気がでるけど。

senmennki

それ以来私は、冬になって外出する時は必ず手袋をする、咳やくしゃみをする人には近づかない、帰ってきたらすぐに手を徹底的に洗う、この3点を心掛けた。夏場はさすがに手袋はしないが、手は洗う。ただしマスクはしない。息が苦しいし、五感のうち、2つもふさぐことにどうも抵抗があるからだ。ワクチンも打っていないが、「こまめに手を洗うこと」を徹底したことが奏功したのか、30年間罹患したことはない。今になって皆、「手を洗う」ことが常識になったが、プロには質問してみるものだ。

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話は新型肺炎コロナウイルに戻る。
相変わらず感染者は増えているが、人口に比例すると感染者数は少ないし、重症者はもっと少ない。
日本人は、やれと言われれば、はいやります、という人がほとんどだし、元々水が豊富で手洗いへのアクセスは容易で、抵抗がないから、日本だけはまあ大丈夫かなとは思っていたが、安心した。

でも世界はパンデミックになってしまった。やれやれである。今のところコロナウイルスは弱化したままのようだ。油断はできないが、このまま「普通の病気」になってくれればいい。

前回、私は「強権を発揮してもいいから対応するべき」と書いたが、2月3月の時点ではもはや手遅れであった。台湾では1月2日(お正月ですよ?)に閣議を開いて、その週には中国からの渡航者は完全に入国禁止を決定、マスクは国がすべて買い上げ、各店舗に配布し、身分証明書を提示すれば一人当たり1週間3枚だけ買えるシステムにしてしまった。スマホで店舗の在庫が確認できるようだ。そして疑わしい発熱者はすべて検査⇒隔離である。

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私は発症者が少ないうちに、こういうことを日本政府に期待していた。「(インバウンド効果の高い、春節の旅行客を諦めて)損をして、(その結果被害は最小限で済み、世界から「さすが日本だ!」絶賛される=中国の評価が下がる)得を取る」ことができなかったので、今は大損である。取り返さなければならない。

経済を停滞させたままでは良くないし、気分もパッとしないので、人が集まるところ、ライブハウスとかレストランとかカラオケ店、できれば学校まで、政府は出遅れた分、次亜塩素酸噴霧器の導入を大々的にして、イベントなどは安心・安全をアピールし、大きく経済を回復させなければならない。各国に比べて、コロナ対策の予算のケチくさいこと、この上ない。これぐらいはお詫びの気持ちもこめて、無償の設備投資として後押しするべきと私は考える。すでに家畜にも使っているし、薬液も比較的安価だそうだ。ライブハウスなんかは「多頭飼いの密室」みたいなものだから、絶対に効果がある。


別に知り合いではないけど、すでに3年前に導入している薬局屋さんもあった。先見の明あり!

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どこかのプラントを借り切って次亜塩素酸を大量生産して、安く売ってしまえばいい。これぐらいの本気を見せて、さらに新型肺炎コロナウイルスは怖いものではない、というのなら、それに見合うように国が推す「細菌の専門家」に首相官邸で会見を何度も開いてもらい、説明を繰り返せば、おバカでもわかるだろう。仮にわからなくても安心するはずだ。

誰も好んで病気になりたくはない。たとえそれが軽いものであってもだ。とにかくアナウンスが足りないのだ。コロナウイルスもインフルエンザも確かに怖いが、今の国民が不安に思っているのは、治療方法や著効の薬がないこと、そして政府が頼りにならずに、変なところだけ力を入れているからだ。怖いというなら交通事故死が年間3000人の方がもっと怖い。

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そしてマスコミは触れないが、皆が一番恐れているのが、日本人特有の「穢れ思想」だ。つまり一度コロナウイルスキャリアになると、いわゆる「ばい菌扱い」「村八分」になることが怖いのだ。だからNHKの取材では顔が出ていない。


でもアメリカ人女性がメディアの取材には堂々と顔出しをしているところが、対照的だ。


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人間は「数字」だけでは安心できない生き物だ。さらに日本人の根本的な国民性を(良いも悪いも)全く考えていないような、つまり洞察力や哲学が欠けているのが怖いのだ。

だから、さらに研究が進むたびにでも、発信・報告する。そして感染した人を労わる気持ちを持とう、日本人ならやれる、と励まし強調すれば、ワイドショーの視聴率稼ぎも、民間の混乱もなかったのではないか?
前の戦争から「情報戦に弱い日本」の政治体質は全く変化していない。

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今、強権を発動しても、もはやタイミングがずれているし、国民がさらに委縮するだけで何の効果もないでしょう。イギリスにならって、休校は中止し、ついでに春休みを短縮しても良いでしょう。生徒のストレスは限界に来ていると思います。真面目な生徒ほどその傾向が強いです。


この記事の中で良いな~と思ったのは「自主隔離疲れ」と「この作戦は、ウイルスが今後何年も繰り返し出現する事態に備えて、国民に免疫をつけさせておこうとしている」の部分だ。こういう長期的で柔軟な姿勢を見習うべきだ。今の日本の政治家はあまりにもカッコつけが過ぎるなあ~、結局は「徳」がないからだな、と結論しています。

しかし言論の国ですね。反対している人たちもいるようで。ただし反対者に感染症関係の人はいないようです。暗に認めているのかな?



今回の「騒動」で、色々なことを確認した気がします。「模擬テスト」ということで、判定は残念ながらEでしょうけど、めげないで、教訓を生かし、次は宇宙から未知のウイルスがやってきても、対応できるようにして欲しいですね。

どちらにしてもこの病気で亡くなった方にお悔やみを申し上げるとともに、感染した方が早期に快癒され、所属する共同体の方々も、暖かく彼らを再び迎え入れてくれることを、お祈りします。

では今日はこのへんで失礼します。
m(_ _)m