2009年12月31日 10:30

自民党悪政の検証 日本に空港が97カ所 ほとんどが税金の無駄遣い


それにしてもでたらめをやらかしたものである。確かに、民主党の政権も酷いが、自民党は本当に犯罪者的な連中揃いである。呆れるほど税金を食い物にしまくったこんなむちゃくちゃな政党に、どうして日本人は半世紀も支持していたのだろうか?

97カ所も作った空港は大半が中途半端でまともに使えないものばかりである。同じ金をかけるなら、成田空港の倍程度の規模のハブ空港を9カ所作ってほしかった。首都圏に3カ所。近畿に2カ所。北海道、中部、九州、沖縄に1カ所だ。
ローカル空港は、釧路、仙台、新潟、広島あたりにあれば充分だろう。
離島の空港は生活の必要上赤字が出てもやむを得ない。実際97カ所のうち離島空港もかなりの数を占めているだろう。しかし、経済性も考えなければならない。人口5万人以下の島で観光地でもない所は遠慮してもらうしかないだろう。急病や災害等の緊急時にはヘリコプターで対応するべきである。

サンケイさんは「日本に必要な空港は30カ所程度」と論評しているが、私の実感では、現行の旅客機使用ならば離島込みで20カ所である。

空港を作るのにも無駄金を湯水のごとく使い、できてしまえば維持費に税金が消えていく。本当に救いようのない話である。

かんぽの宿も天下りや悪徳政治家による搾取が酷かった。ローカル空港の場合は、責任の所在が地方に分散しているので、一括りに犯人を絞り出せない難点がある。
ローカル空港の経営を難しくしているのは、旅客機運航の不経済性によるところが大きい。かつては日本でもローカル用のプロペラ機を開発していたが、現在では事故を起こすことで有名なボンバル機が主流である。
定員100人以下のローカル機に半数以下程度の乗客で運行しているのが日常である。田舎の乗り合いバス感覚である。
でかくてガラガラの大型バスを一日数本運転させるよりは、小回りの利くコミュニティバスをできるだけ多く運行させた方が便利に決まっている。
採算に合う小型機やヘリコプターの運航が可能なら、現行のローカル空港も活用できるかもしれない。しかし、その場合必要な土地の面積は半分以下で済むことだろう。

空港を乱造する以前に、足となる旅客機をまず整備しなければならなかったのである。

ローカル空港の現状は自民党政治の悪の縮図である。まともな政治家が党内に少しでもいれば、こんな馬鹿げた事態にはならなかったはずである。ひたすらアメリカに追従し続けた卑屈な姿勢も嫌いだったが、内政ではかくのごとく無能極まりない欲得政策を続けていた。罪万死に値する政党である。

地方空港はこんなにたくさん必要なのか?


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