2005年03月20日

税金使うに民主化PR

アメリカの中東政策を担当する米国務省近東局のナンバー2にエリザベス・チェイニー筆頭次官補代理が就任した。

顔写真は38歳とは思えないタレントのようなスマイル。

名前も「エリザベス」と芸名のようなチェイニーさんは、厳(いか)つい強面(こわもて)の副大統領のお嬢さん。

そのご令嬢に、朝日新聞の石合力記者が会見し、中東各地で民主化を求める動きが活発化していることを受けて、選挙実施の近いレバノンなどを対象に、G8で選挙監視の訓練支援を進めるプランを記者に語った。
(朝日新聞05年3月19日)

「中東全域で(圧制という)恐怖の重荷が取り除かれつつある」と指摘。

フセイン体制を打倒し、民主化を進めていることが「周辺国に極めて前向きの影響を与えた」と続けた。

父親の推し進めた対イラク武力政策が、正しい選択だったとのPRのようにも聞こえてくる。

父親は戦争で収益を上げる会社、ハリーバートンの経営者。

今回のイラク戦争、復興事業を一手に請け負っており、アメリカでは戦争が公共事業の一環として行われているように思えてくる。

日本でも建造物を造るときに、よく政治、行政が使うPRは、たとえば美術館建設は「地域文化の向上」を持ち出して、税金を使う。

必要でもない飛行場や道路建設には「地域経済の活性化」のために、と言って、税金を使う。

「大手ゼネコンのために」と言っては、納税者が納得するはずがないから。

記者はチェイニーさんに、この点に突っ込みを入れたのだろうか。

巨額な税金を使う戦争には、民主化PRで納税者に納得してもらうことを狙っているのでは。

近頃アメリカの人達に「マンセー、ブッシュ大統領」が増えてきたのが気がかりだ。

今日でイラク開戦2年となる。

seiji77 at 13:40│Comments(0)TrackBack(0)メディア批評 

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