2006年06月01日

ポジティブリスト制が導入

5月29日、従来のネガティブリスト制から新しくポジティブリスト制が導入された。

ポジティブリスト制とは、残留基準の設定されていない農薬が残留する食品の流通を禁止する制度のこと。

世界各国で、食用農作物に使用が認められている農薬は約700種、このうち、日本で登録されている農薬は約350種とされる。

食品衛生法で検査対象となっているのは、「農薬残留基準」が設定されている農薬、約250種のみで、このうち、国内使用されている成分は約200種。

これでは、使ってる農薬の一部しか検査されていないこととなり、従来のネガティブリスト制の「残留基準」が無い農薬成分は食品中の残留値について監視されていなかったことになる。

またネガティブリスト制の方式では、残留基準が設定されていない農薬については、いくら残留があっても規制できず、輸入農産物の激増のなかで問題となっていた。

実際、輸入ほうれん草に残留農薬が基準値以上にあったにもかかわらず、輸入されていたことで、食の不安から導入された今回のポジティブリスト制。

実はEUやカナダ、アメリカなど、主要な先進国が次々とポジティブリスト化を進めていたことも背景にあるとされる。


seiji77 at 21:26│Comments(1)TrackBack(0)農業政策 

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この記事へのコメント

1. Posted by 制度の骨抜きか   2006年08月24日 19:42
中国産のニンニクと、ウナギから基準値を超える農薬や殺虫剤が検出されたとして、厚生労働省は8月22日、食品衛生法に基づき輸入業者に検査命令を出した。

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