本研究会の例会は、現事務局に移動してからは主に大正大学で開催してきました。前事務局の慶應義塾大学時代から、ずっと東京で開催してきたこともあり、「たまには、東京を離れての開催を」と現事務局ではしばしば議論してきました。
今回準備が整いましたので、ついに、名古屋で初めての例会を開催させていただくことになりました。いつもの例会のように1名の研究発表ではなく、同一テーマに関して3名の共同研究者が発表する形式になります。
東京からは少し離れますが(時間もお金もかかりますが)、関東からも関西からも、そして、普段の生活史研究会になかなか参加できない中京圏からの皆様に、ぜひご参加いただければと存じます。(川又俊則)
日 時:2013年6月22日(土) 午後2時〜6時
場 所:椙山女学園大学星が丘キャンパス(名古屋市千種区星が丘元町17番3号)
国際コミュニケーション学部棟 108室
*地下鉄東山線「星ヶ丘」駅から徒歩5分
*JR名古屋駅から星ヶ丘駅までは20分程度
アクセス方法は椙山女学園大学のウェブサイト
http://www.sugiyama-u.ac.jp/sougou/access.html
キャンパス内の地図は下記のウェブサイト
http://www.sugiyama-u.ac.jp/daigaku/shisetsu/map_hoshigaoka.html
をご覧ください。
テーマ:「ライフストーリーと大学教育」
塚田守椙山女学園大学教授を代表に、平成22〜24年度に実施された科学研究費補助金研究「ライフストーリーセンター構築によるストーリーの社会学的研究」のメンバー3名による発表です。同科研では、ウェブサイト「ライフストーリー文庫−きのうの私−」を開設・運営してきました。その3年間の取り組み、とくに、大学教育における「ライフストーリー」の実践について発表します。全体の概要説明や発表後の議論のなかで、それ以外にも触れます。
題目・発表者:
1.「ライフストーリーセンター構築によるストーリーの社会学的研究」の概要と
その成果 塚田 守 氏(椙山女学園大学)
2.学生の学ぶ「自分史」「口述史」と社会学 川又 俊則 氏(鈴鹿短期大学)
3.授業活動とライフストーリー制作 横家 純一 氏(椙山女学園大学)
4.ライフストーリーを書く教育実践 塚田 守 氏
司 会:上久保 達夫 氏(皇學館大学)
関連文献:
塚田守他, 2013, 『ライフストーリーセンター構築によるストーリーの社会学的研究』(平成22〜24年度科学研究費補助金基盤研究C研究成果報告書)
関連ウェブサイト:
「ライフストーリー文庫−きのうの私−」
(https://blog.sugiyama-u.ac.jp/user/mamoru/index.html)
◆ 上記報告書は、上記ウェブサイト「研究論文」のページに、pdf版がありますので、自由にご覧になることができます。
なお、例会当日に会場で報告書冊子版を無料配布します。また、参加後予定の方で事前に読んでおきたい方は予め下記までお知らせください。郵送いたします。郵送実費は当日支払いで結構です。
〒510-0298 鈴鹿市郡山町663-222 鈴鹿短期大学 川又 俊則 宛
kawamatat〔at〕suzuka-jc.ac.jp