【学生の方へ(要約)】

平成18年6月施術分から、健康保険施術料金が改正されました。
骨折や脱臼に対する固定は今までは網目状金属副子でなければ保険の適用とされませんでしたが、このたびの改正によって、プライトンや厚紙副子などによる固定も保険の適用範囲になりました。

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平成18年6月施術分から、柔道整復療養費の支給基準に改正が加えられました。

その中で、太郎が大変嬉しかったこと・・・。


「柔道整復師の施術に係る算定基準の留意事項/(6)金属副子加算」の規定では、骨折や脱臼の整復および不全骨折の固定に際し、特に施療上、金属副子による固定を必要としてこれを使用した場合には、整復料または固定料の加算として「金属副子加算」が請求できました。

ところが、「金属副子加算」はその名のとおり、金属副子でなければなりませんでした。
また、クラーメル副子のような金属副子では何故か認められず、網目状の金属副子(東大式網目状金属副子)でなければなりませんでした。

太郎は、熱可塑性プラスチックキャスト「プライトン」(商品名)が大好きです。
骨折ではもちろん、強度の捻挫や挫傷でもプライトンを用いることがあります。

【補足 曠廛薀ぅ肇鵝ΑΑアルケア株式会社発売

でも、これまでは、骨折の固定にプライトンを用いてしまうと、金属副子加算が行えませんでした。

その対応策(?)として、先輩の先生から教えてもらった方法があります。

骨折に対する整復を行った後の固定はまず、網目状金属副子で固定を行います。
その状態で、整形外科等に対診を行います。
でも、その翌日、この患者さんが来院した時にはその金属副子に替えて、プライトンで固定を行います。

また、整形外科に対診を行った後、整復を行う(X−pを借りた上で、それを見ながら整復を行う)場合は、対診前には応急手当として網目状金属副子で固定します。
そして、整復後の固定はプライトンで行います。

【補足◆曖悄檻陝ΑΑΓ悄檻陦茖錚遙錚脾鬘瓧陦茵複慇写真)

上記のいずれの方法でも、網目状金属副子によって固定を行った事実が残ります。
・・・算定基準には「網目状金属副子を使用した場合」とあるだけで、「何日以上これによる固定が必要である」とか「網目状金属副子を合成樹脂副子に変更してはならない」との規定がないと考えられるからです。

今回の改正で、「金属副子」だけだった標記が「金属副子、合成樹脂副子又は副木・厚紙副子(以下「金属副子等」)」になりました。

これも、柔道整復師団体の役員さんたちが、厚生労働省に掛け合ってくれたおかげです。
おかげさまで、これからは網目状金属副子を用いず、最初からプライトンを使えるようになりました。


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