今日は、ミニバイクで角を曲がり損ねて転倒したという患者さんが来院されました。
患者さんは、56歳の女性です。

転倒した時のバイクのスピードは10km/h位で、スローモーションのように転倒したというだけあって、打撲したと思われる部位にも顕著な症状が認められないほどでした。
ただ、打撲の症状は、左肩甲骨から胸腰椎移行部にかけてありました。その症状は手掌で圧迫するとやや痛みを訴える程度のものでしたが、迷うことなく整形外科に対診を行いました。

お恥ずかしい話ですが、以前、バイクで転倒した患者さんが来院した時、今回と同じくはっきりとはしない打撲症状であったので、冷湿布で様子を見ました。
ところが、1週間ほどしても症状に全く改善を見ず、整形外科に対診したところ、腰椎圧迫骨折だったのです。
その時の症状もはっきりとしない打撲症状で、圧痛さえ確認できなかったのですが、部位としては腰部でした。

今日の対診結果は、背部および腰部の打撲でした。
しかし、今後も、バイクによる転倒で背部に打撲症状を確認した時は必ず、整形外科に対診をし続けるでしょう。

バイクによる転倒はそれ相当のスピードが出ているでしょうから、打撲といえども、道を歩いていて転倒した時に受ける外力よりもずっと大きなものと考えられます。
ですから、受傷した時に加わる外力の強さを推測して、対診するかどうかを考えるべきかも知れません。

【参考】
皮下溢血の程度は骨損傷の程度に比例するか?



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