4日続けて自賠責保険施術についてお話して一段落したところなのですが、ちょうどまたこれに関連する話題が飛び込んできました。

開業柔道整復師の方を対象とした話題ばかりで恐縮ですが、もう1回だけ自賠責保険施術についてお話させて下さいね。

太郎が所属する学校を数年前に卒業したTuさん。
以前のBlogで肩関節脱臼を整復した卒業生Tさんのお話がありましたが、このTさんとは異なる人です。
ですからここではTuさんということに。

Tuさんは今、接骨院に勤務しています。
勤務と言っても分院を任されています・・・いわゆる「雇われ院長」っていうケースですね。

Tuさんの接骨院に交通事故の患者さんが来院されました。
でも、この患者さんは数か月前に交通事故に遭い、これまでよその医療機関で治療を受けられていたそうです。
なかなか治らないせいか、それとも引越しなどの理由でしょうか、受傷数か月を経てからの初検です。

この患者さんが1回、Tuさんの元を受療(*1)した後に、損害保険会社の方から電話で連絡があったそうです。

(*1)受療・・・「じゅりょう」と読みます。医師の元は「受診する」に対して柔道整復師の元は正確には「受療する」と表現します。

その内容は今回来院した患者さんの自賠責保険施術について依頼してくるものでしたが、「この患者さんは受傷から何か月も経っているので長期逓減をかけて請求して下さい!」と言われたそうです。

Tuさんも、昨日までのBlogを読んでくれていたなら違和感を感じたでしょうね。
彼はこれを読んでいなかったため、親切な保険会社が自賠責保険施術料金を教えてくれた!と解釈してしまったようです。

Tuさんが自賠責保険施術を行うのが初めての経験だったこともその理由です。

ただ、太郎は保険会社の提示するままに請求してはいけない!(言いなりにならないで!)と言っているわけではありません

先方が提示してくれた金額や請求形態が納得いくものであれば何も値上げ要求する必要もないでしょう。
自分からわざわざ保険会社との間でトラブルを引き起こすようなものですからね。

太郎が言いたいのは、実務的なことも当然に大切ですが、原則論とかルールを知った上で実務に携わってほしいということですね。

大変えらそうなことばかり書いて気が引けるのですが、後になってしまった!ってことにならないように、日頃から情報収集を行うなどして勉強する姿勢も大切ですね。

自賠責保険施術をまだ行ったことがないという開業柔道整復師の方は、その患者さんが来院されるのに先立ち、あらかじめ自分の施術所での施術料金を設定しておくというのも良いかも知れませんね。

なお、料金設定に関しては以前のBlog「自賠責保険施術料金−平成12年の目安(2006/10/30)」を参考にされると良いかと思います。
まだご不明な点があるようでしたら、BBSに書き込んで下さいね。

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