近年の国家試験では、レ線をはじめとする画像を診断する出題が増えているようですね。

これは、医師国家試験が画像診断に重点を置くようになってきたのを受けてこうなってきたのでしょう。

柔道整復師の国家試験は医師国家試験をはじめ歯科医師、看護師、PTなど他の職種の国家試験出題傾向に追随するような形をとっているようです。

近ごろ柔道整復師試験に登場した必修問題も、他の職種ではもう少し前から出題されていたところです。

ところで、日本の医師国家試験はアメリカの医師国家試験に追随する傾向にあるようです。

アメリカの医師国家試験は早くから画像診断に重点が置かれているとのことです。
また、PCを利用した出題がなされるそうですよ。

PC画面に画像として手術の様子が映し出され、それを元に出題がなされます。
解答もPCへの入力とか。

今後、何年か経ていくうちに、日本の医師国家試験がPCを使った出題となり、続いて柔道整復師試験もこのような形になることが予測できますね。

さて、学生からはよく、「レ線などの画像を見るにあたってどこに病変があるのか見つけにくい」というお話を耳にします。

答えは、レ線などの画像を見るのに慣れていないからでしょうね。

どうすればそれに慣れることができるか?

日頃から、教科書をはじめプリントなどで配られるレ線像をノートに写すことをお勧めします。
できるだけ忠実に、鉛筆で描くのです。
解剖学の教科書などにある骨の模式図を描写するのも良いでしょう。

そうすることによって、正常なレ線像が分かってきます。

例えば今、何も見ることなく上腕骨を描くことができますか?

上腕骨の近位端にある大結節は描けましたか?
小結節はどこにありますか?

遠位端ではどうでしょうか?
内側上顆と外側上顆の違いが描写されていますか?

また、大腿骨と下腿骨(脛骨と腓骨)を描いてみましょう。
正面像と側面像です。
そこに、膝蓋骨を描いてみましょう。
膝蓋骨は正しい位置に描けましたか?

このように、日頃から正常像に接しながら描写していると、病変を伴う画像に接した時はその異常に気付くようになるものです。

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