超音波画像観察装置(エコー)が私たち柔道整復師の施術所に導入されるようになってから、もう10年以上になるでしょうか。

医療技術が進歩してきた様子は、テレビなどを通じて一般の人も広く知れ渡ってきました。
テレビは健康ブームに拍車をかけるとともに、一般の人にいろいろな病気やケガに関する知識を供与しています。
インターネットが普及したせいもあるのでしょうね。
患者さんの中には、「うちの子供の病気はオスグッド・シュラッター病ですか?」などと病名まで言ってくる人も少なくありません。

健康に対する関心度が増した上、医学に関する知識も持った患者さんたちを相手に、私たちには患者さんの傷病についてより一層詳細な説明が要求されてきました。

そのような時代の中、超音波画像観察装置の普及は画期的でしたね。

患部の様子をエコー画像で描出させます。
それを見ながら説明を行うことによって患者さんの信頼が得られるようになりました。

今の時代は、経験や勘に頼った判断(診断)では受け入れられず、科学的な証明が必要とされているようです。

さて、本題になりますが、太郎が柔道整復師になった頃、既にあった検査器械があります。
一時、太郎も興味を持ったのですが手にしたことはありません。
でも、太郎の知っている柔道整復師の先生の何人かはこれを持っています。

モアレトポグラフィー
それが、モアレトポグラフィーです。

主に脊柱側弯症などの姿勢異常を見るための装置です。
背部に光を当てることによって、その表面の等高線が表示されます。
脊柱がまっすぐな状態であれば、左右の等高線はほぼ対象的に表示されます。
それを見て治療を行います。
術後にまた脊柱の様子を見て、どれくらい改善されたのか確認することも可能ですね。
また、X線と異なって人体に危険を及ぼさないのも利点です。

これもまた、超音波画像観察装置と同じように患者さんのインフォームド・コンセントに用いられるほか、患者さんの信頼が得られそうですね。

モアレトポグラフィーで映し出された背部の等高線表示

背部の起伏に差異があると等高線表示は左右非対称となる







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