朝夕の冷え込みがきついこの時期、起床時に腰痛を訴える患者さんが増えてきます。

腰部捻挫などの外傷患者はもちろんのこと、外傷を受けてもいないのにこのような訴えをしてくる患者さんもしばしば見受けられます。

どうやら腰が冷えているのでしょうね。

筋肉は冷やすとスムーズに伸び縮みができません。
むしろ、冷やすことによって収縮してしまうでしょう。
このような患者さんにはお風呂でよく温めるように指導しますが、それでも起床時の腰痛はなくならないケースもしばしば。

何年か前、太郎も朝、起きる時に腰がこわばる経験をしました。
患者さんに指導するように、お風呂には入浴剤を入れてたっぷりと温めたのに、朝の腰痛は相変わらず。

患者さんに対する適切な指導は、自分自身がその症状を経験して初めて行えることに気がつきました。

どうやら冷えている時間帯に原因があったようです。
夜、寝る前には部屋を温めているものの、起床する頃には室内の気温は下がり切っています。
布団の中では温まっているものの、パジャマ姿でそこから出ると一気に身体は冷やされます。

かと言って、太郎の家では布団から出る時までに室温を上げておくようなシステムはありません。

そこでどうしたか?

布団から出る前に、身体を温めるのです。
布団の中の暖かさだけでなく、運動することによって身体を温めるのです。

どうするのかって?

布団から出る前に、布団の中で側臥位になります。
そこで、体幹を前屈させてみたり回旋させたりします。
膝を曲げたり伸ばしたり。
ストレッチングですね。
もぞもぞっと布団の中で動き回ります。

しばらくすると、身体が柔らかくなってきた感じがするでしょう。
筋肉が少し熱を持ち、スムーズに動くようになったら布団から出てすぐに着替えます。

そうすると、今までの朝の腰痛がウソのようになくなります。

なお、布団の中でもぞもぞするのは思うほど長くしなくても良さそうです。
数分の間、もぞもぞするだけで大丈夫なようです。

このような患者さんが来られたら一度、布団の中でのもぞもぞ指導をお勧めしますね。


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