対診に際して用いる依頼状をはじめ、紹介状の書式は定まっていません。
ですから、これについては各施術所で作成すれば良いでしょう。

PCを用いて雛形(ひながた)を作っておきましょう。
それを印刷しておいて、いざ対診しようとする時には必要事項だけを書き込めば良いのです。

参考までに、太郎が使っている依頼状の書式を紹介します。(^^;

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      依 頼 状


     侍史

  患者氏名       殿(  才)

標記の患者における下記の症状について、先生のご高診ご教示を賜りたく存じます。

受傷(発症)年月日/平成 年 月 日
主要症状その他/





平成 年 月 日

      ○○県○○市○○(〒XXX-XXXX)
       太 郎 接 骨 院
        柔道整復師 整 骨 太 郎
          TEL XXXX-XX-XXXX
          FAX XXXX-XX-XXXX

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さて、書き方ですが、「侍史」の前には対診先の医師氏名を記載します。
その1行上には対診先医療機関の名称を書くのが礼儀でしょう。

例えば・・・

○○整形外科
 ○○○○先生 侍史

と言うふうにです。

なお、対診先医療機関が大きな病院などでどの先生に診てもらえるか分からない場合は、「○○○○先生 侍史」の部分は「主治医先生 侍史」とします。
対診先の先生のお名前が分からない場合も「主治医先生 侍史」でこと足りますね。

「侍史」の意味については以前のBlogでお話しましたから省略します。
分からない人は、「依頼状を入れる封筒の書き方」で確認して下さいね。

「主要症状その他」の欄には対診を行う理由となる症状などを書きます。

【例 ----------------------

主要症状その他/

本日午前、階段を踏み外して転び、右足関節部を受傷したものです。
外果部に骨損所見を認めたので応急手当を行いました。
つきましては、ご高診ご教示を賜りたく存じます。

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【例 曚蓮右腓骨遠位端部に骨折を認め、整復固定を行った上で対診しようとする場合を想定したものです。

えっ?・・・簡単すぎるですって?

対診先の先生にもよるかも知れませんが、太郎がいつも対診をお願いする先生はお忙しいのです。
長々と文章を書くと、読むだけでも時間がかかってしまいますね。

私のBlogもついつい長くなりがちですが、皆さんよく読んで下さっているなぁって思います。
私がこのBlogの読者なら、こんな長いBlogは最後まで読むかどうか分かりませんよ!
\(◎o◎)/!

対診を行う場合、患者さんは対診先でも診察を受けることになります。
増してや先方はお医者さんです。

診て欲しい部位や対診理由について情報提供すれば良いのです。
【例 曚埜世┐佗位は「右外果部」、対診理由は「右外果部に骨折がないか?」ですよね。

【例◆

「右腓骨遠位端部に骨折を認めたので整復および固定を行いました。つきましてはX線撮影を行った上で、当院にて引き続き施術を行うことについて同意をお願いします」・・・なんて書くのは間違えても絶対ダメですよ!

もし、あなたがお医者さんの立場で、柔道整復師から【例◆曚里茲Δ癖現颪届けばどう思いますか?

「右腓骨遠位端部の骨折って分かっているのであれば、わざわざ対診してくる必要なんかないのでは?」

「X線撮影を行うかどうかは医師が判断するものなのに、柔道整復師が医師にX線撮影を指示しているの?」

・・・なんて言うふうに思わないでしょうか?

なお、太郎がお付き合いさせて頂いている整形外科の先生は、柔道整復師が整形外科医に対して対診を行う場合(後療施術について同意を得ようとする場合)、次のことについて注意すべきだと教えてもらいました。

例え明らかに骨折と分かっていても柔道整復師には診断権がないのだから、「骨損所見を認めます」とか「骨損傷が懸念されます」などと書いて「骨折を認める」などと断定しないこと。
検査を行うかどうか決めるのは医師なのだから、柔道整復師が医師に対して指示を行うような表現は控えるべき。

依頼状の末尾には、日付、施術所所在地、施術所名称、柔道整復師氏名、そして電話番号やFAX番号を書いていますね。

住所には、郵便番号も書いておきましょう。
対診先の先生によっては、対診結果について郵便(封書または葉書き)で返答してくれる場合もありますから。

また、電話で返答してくれる先生もいます。
施術所にFAXもあるのでしたら、これも書いておきましょう。
FAXで返答してくれる先生もいます。

最後に、「柔道整復師 整骨太郎」と右端に、印鑑を押しておきます。
印鑑の押す位置は、太郎の場合であれば「郎」の文字の右半分に印影がかかるように押すのが正しいんですよ。


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