医療器械の中でもとりわけ極超短波治療器(マイクロ波治療器)は、寿命が短いように思えます。

寿命が短いと言っても4、5年は余裕で持ちますが、7〜10年を過ぎた頃にはアンテナ(ヘッド)部分に点灯する電気(太郎の接骨院では緑色)が点いたり消えたりし始めます。

この症状であればまだ電球(?)を交換してもらうだけで直ります。

ところが、次第に、患者さんから「温かくならないんですけど・・・」と言う声が聞こえ始めます。
最初の頃は出力を上げることによって応急的に対応できる場合もありますが、これはマグネトロンの劣化の徴候です。

マグネトロンが劣化した場合は致命的と言えるでしょう。
これを交換するくらいなら、新しいのを買うのと大して出費が変わりません。

中には、本体からアンテナにつくコードから出火したものがあると聞いたことがあります。
ここまで症状が悪化するまでには、何らかの異常が認められたでしょうけどね。

いずれにせよ、極超短波治療器は日ごろから試験的に照射してみるなどし、患部が温かく感じるか確認することが必要でしょう。
また、アンテナ部分に蛍光灯を近づけて照射し、蛍光灯の電気が点くか確認する方法もあります。

中古医療器械として、極超短波治療器もよく出回っているようです。
中古物件として市場に出回るからには、それなりに理由があるはずですね。

中古の極超短波治療器を購入する場合は、マグネトロンの劣化が進んでいないか確認する必要があるでしょうね。
【注意】
患部が温かく感じられなくなった場合の応急措置として、「出力を上げる」と言う記述を行いましたが、一般的な極超短波連続照射は100W/平方センチメートル前後です。
不用意に出力を上げることは危険を伴いますので、マグネトロンの劣化によって出力が安定しない場合に出力を上げることはお勧めできるものではありません。


【追記】
上記の【注意】の中で、極超短波治療の一般的な照射出力を1W/平方センチメートルと記述していました。
極超短波治療の一般的な照射出力は100W/平方センチメートルです。
訂正してお詫びします。

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