骨折や脱臼に対する施術を引き続き行おうとする場合をはじめ、骨損所見の有無、内科的疾患の有無等を確認してもらう目的で、医療機関に対して対診を行います。

依頼状や紹介状に関するBlogは今までに、次のようなものがありましたね。

対診に用いる文書
依頼状を入れる封筒の書き方
骨折を疑う場合の対診の方法−依頼状の書き方
依頼状の書式と具体的記載例
依頼状に関するQ&A
脱臼整復後の対診の方法−依頼状の書き方

依頼状など用いて対診を行った場合、対診先の医療機関からはどのような対応をもって回答がなされるでしょうか?


報告書などの文書を患者さんが持って来る。

一般的な場合、対診先医療機関で診察の後すぐに返信を書いてくれて、報告書や指示書などの文書で返ってきます。
この返信は、患者さんに委(ゆだ)ねられてくる場合が多いですね。
骨折や脱臼など異常を認めた場合は、回答と共にX線写真を貸し出してくれる場合もあります。
また、患者さんを紹介した場合はお礼状として返ってくる場合もあります。


報告書などの文書が郵送またはFAXされてくる。

対診先医療機関で診察が立て込んでいる場合などは、回答が郵便やFAXで行われる場合もあります。
ですから、依頼状など対診のために用いる文書には、施術所所在地(郵便番号を含む)、施術所名称の他、電話やFAX番号も記しておくべきでしょうね。
なお、回答が郵送で行われる場合は、患者さんに対して口頭で、診断結果や施術に関する指示について告げられていることが多いです。


電話(口頭)で回答されてくる。

施術に関する指示が複雑な場合などでは、電話で回答が届きます。
例えば、「施術を行って、一定の日までに腫脹が消退しない場合は再度対診してきなさい」などと言う場合です。


「礼を尽くせば礼で返ってくる」と言われます。

時々「対診を行っても対診先から何の回答も行ってくれない」と言うお話を耳にしますが、回答が返ってこないのは何らかの理由があるのでは?と思われます。

依頼状などの文書を作成して対診を行ったからと言って、礼を尽くしたとは限りません。
例えば、依頼状に書いた内容が先方において気分を害するような記述があれば、礼を尽くしたとは言えないでしょうね。

対診は、私たち柔道整復師に与えられた権利ではありません。
私たち柔道整復師の施術が行えるように(安心して行えるように)、医療機関にお願いして行うものです。

柔道整復師としての立場をわきまえて、対診を行う心構えが必要です。


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