以前のBlogでPain Scale(ペインスケール)について触れましたが、標準整形外科学ではvisual analogue scale(ビジュアルアナログスケール/VAS)が紹介されています。

VASもPain Scale同様、疼痛の評価の手段として、痛みの強さや経過を把握するために用いられます。

visual analogue scale(VAS)


VASはまず、正確な10cmの長さの横線を引き、左端に「痛みなし」、右端に「激しい痛み」と記します。
その途中には目盛りを書きません
この線の上に、患者さん自身が感じている痛みに相当する部位に斜めに横切る線(赤線)をつけてもらうと言うものです。

目盛りをつけないと言う所に何かポイントがありそうですね。

太郎であれば、ついつい目盛りを入れたくなってしまいます。(^^;
太郎が今まで用いていたPain ScaleはVASと同様に10cm幅の直線が書いていましたが、1cmごとに目盛りが入っていましたから。

目盛りを入れる手法と入れない手法。
それぞれにどのような意味があるのでしょうね?

痛みの程度を記入したVASに2回目も同じ用紙に記入してもらう場合と、2回目はまた真っ白な用紙に記入してもらう場合とでも結果は異なってくるような気もします。

Pain Scaleは一般的に、2回目以降も同じ用紙に記入してもらいますが、VASはどのようにするのか標準整形外科学には記載されていません。


【参考文献】
「標準整形外科学」鳥巣岳彦ほか総編集・第9版第1刷・医学書院・2005年


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