国家試験の合格発表を来週に控え、新卒者の就職活動がにわかに盛んになっているようですね。

新卒者の皆さんからは就職先についていろんな質問を受けますが、中でも給料に関することが多いですね。

「柔道整復師の給料は、いくらくらいなのでしょうか?」
「求人先によって給料に相当の開きがあるのですが、どのような理由なのでしょうか?」


主だった質問は、こんなところでしょうか?

さて、柔道整復師の給料と言っても一概にお答えできないでしょう。
就職先によってもかなりの開きがあるようですしね。

ここでは、太郎が所属する学校に届いている求人条件を元に参考程度にお話しておきましょう。

柔道整復師免許を取得して間もない人の給料月額は、20万円前後が平均的なところでしょうか。(15万円〜30万円)

なお、就職先の主だったところには接骨院と医療機関(整形外科など)がありますが、接骨院よりも医療機関の方が幾分高い傾向にあります。

ボーナスは年2回、支給されるところと支給がないところがあります。
支給があるところでは、年に給料の2〜4か月分が支給されるようです。

健康保険、厚生年金保険、雇用保険および労働保険などの福利厚生面は、適用があるところとないところがあります。

中には、就職後1年間は契約社員として勤務し、1年経った時点で正社員として採用されるケースもあります。
言わば、1年間の試用期間のようなものですね。

就職した人は、1年の間に就職先が果たして自分に合っているか判断します。
一方、採用した側は、同じく1年の間に採用した人が果たしてその職場にふさわしいか判断するものです。
1年の契約期間満了時、お互いの希望が合致したら、正社員としての採用です。
正社員となったらボーナスも支給されることになります。(ボーナスの支給を行う就職先の場合)

さて、就職して間なしの給料(初任給)には、かなりの開きがあるようです。

太郎の個人的な見解ですが、初任給が高いところはそれなりに、勤務時間が長いとか忙しいなどの理由があるからでしょうね。
また、それだけ採用する人を買っているとも言えるでしょうね。
柔道整復師の仕事は元より責任がある仕事と言えますが、さらに責任があるポストに就いてもらうため、割高な給料が支給されるのかも知れません。

それなら、初任給が低いところは勤務時間が短かったり、楽だったりするのでしょうか?
そうではありません。
今のこの時期、どこの接骨院をはじめ医療機関でさえ経営が楽とは言えません。
堅実な経営をしていかないとすぐ、立ち行かなくなりますからね。

気持ちとしては、少しでも給料が高いところに就職したいでしょうが、それだけを判断材料にするのはどうでしょうか?

あなたは、就職先に給料(収入)だけを求めているのでしょうか?
もしそうであるならば、少しでも給料が高いところを探すと良いでしょうね。

それとも、就職先には給料以外に何か求めるものがありますか?
例えば、外傷に対する処置を勉強したいなど。

外傷に対する処置を勉強したいのであればむしろ、給料の低いところの方がその希望を満たせるかも知れません。(太郎の偏見かも知れませんが)

給料については、あなたが就職して一生懸命に施術に携わり、就職先に収益をもたらせば給料も上がってくるでしょうね。

ところで、免許を取得したからと言って、一人前でしょうか?

今では医師は6年間の大学教育を経て、その後2年間の卒後臨床研修が課されます。
一人前とみなされるまで8年間も要しますね。

それに対して柔道整復師は、たった3年間の学校教育です。
1年間の卒後臨床研修があるとは言え、現行法では免許取得と同時に柔道整復師として臨床現場に立つことが可能です。

採用する側にしてみれば、単に柔道整復師免許を持っているだけでは施術に携わることができると言うだけで、患者さんを任せるのには不安を感じるのではないでしょうか?

免許を取得したからと言って、決しておごることなく、謙虚な姿勢で就職に臨まれることを希望します。

なお、就職後の昇給は年1回、平均して5,000円〜10,000円と言ったところでしょうか。
これもやはり、就職した人がいかに接骨院(または医療機関)にどれだけの収益をもたらしたかに比例するでしょう。

最後に、今日のBlogでは大変偉そうなことを書いて失礼しました。
あくまでも、太郎のひとりごととしてご理解下さい。


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