施術所を開設した場合、医療器械をはじめとする設備が必要となります。

医療器械を入手する方法には次の3つがあります。

自己資金(現金)で購入する方法
借入金で購入する方法
リース契約を行う方法


自己資金(現金)で購入する方法

十分な自己資金があるのなら、この方法が最もお勧めかも知れませんね。

長所としては、例えば100万円の医療器械を購入した場合、100万円の出費で済みます。
また、購入と同時に医療器械の所有権は自分に移転しますから、いつでも買い替えができる上、買い替えに際しては下取りしてもらうことも可能です。

短所としては、医療器械は決して安い買い物ではありませんので、医療器械の代金分が手持ち資金からなくなることでしょうか。
施術所の経営には運転資金も必要です。
手持ち資金の額によっては医療器械を現金購入することにより、不足がちになる可能性もありますね。


借入金で購入する方法

銀行などの金融機関でお金を借り入れ、それで医療器械を購入する方法です。
例えば100万円の医療器械を購入した場合では、医療器械の販売代理店に支払う金額は100万円ですが、金融機関に対しては月々利息分を含めて返済しなければなりません。

長所としては、手持ち資金が少なくても、その資金以上の金額である医療器械を購入できることです。
月々の支払額も、支払い回数に応じて月々支払いやすい金額に設定することが可能です。
また、手持ち資金を減らすことなく購入できますから、,鉾羈咾靴同薪昌餠發不足することは少ないでしょう。
また、,汎瑛佑帽愼と同時に所有権は自分に移転します。
従って、いつでも買い替えができるし、それに際して下取りしてもらうことが可能です。

短所としては、借り入れ期間に応じて利息がつくことですね。
100万円を借り入れても、金融機関に返済するのは利息を含めた金額になりますから、例えば120万円を返済することになります。

それでも、金融機関に対して毎月きちっと返済を行うことにより、金融機関に対する信用が増すのは長所とも考えられますね。


リース契約を行う方法

リース契約は医療器械の販売代理店から医療器械を購入するのではありません。
販売代理店が売る医療器械を一旦、リース会社が購入します。
そうすることによって、医療器械の所有権はリース会社に移転しますね。
その後、リース会社がその医療器械を柔道整復師にリース(貸し出し)するのです。

医療器械をリース契約しても、,筬△了と同様に医療器械の販売代理店や医療器械メーカーの人が医療器械を納品してくれて、リース会社の人は全然登場しません。
それでも、リース契約の場合は前述したような形となります。

従って、医療器械をリース契約した場合の所有権はリース会社にあり、自分の持ち物となることはありません。

この場合の長所は税法上にあると言えるでしょう。
月々支払うリース料は全額、施術所の必要経費として計上することが可能です。

,筬△両豺腓任禄衢権が自分に移転しますから、その医療器械に応じて減価償却を行うことになります。
減価償却の詳細については今後のBlogでお話しすることにしますが、減価償却では税法上、ちょっとややこしい計算をして必要経費が算出されます。
これは、リースの場合と比較して手間がかかります。

さらに、大概のリース契約では動産保険が契約の中に含まれています。
リース契約の動産保険の一般的なものは災害や盗難を補償するものです。

例えば大雨、雨漏り、洪水などによってリース物件である医療器械が濡れてしまった場合。
その他、火事などの火災、地震などによって焼失や破損してしまった場合。
泥棒に盗まれるなどして盗難被害に遭った場合。

上記のような理由によって、動産保険による補償が受けられます。

具体的には、濡れたり破損したりしたリース物件を無料で修理してくれたり、焼失や盗難の場合など修理ができない場合では無償で新品に交換してくれるのです。

なお、動産保険による補償を受けてもリース契約には何ら変更は生じず、月額リース料やリース契約期間は変わりません。

また、△汎瑛佑飽貪戮砲泙箸泙辰燭金を必要とせず、月々リース料を支払いますから経済的な余裕ができますね。

一方、リース契約における短所はリースにも利息に相当する金額が必要となることです。
△任話した金融機関で借り入れた場合の利息相当分ですね。

リース契約では△陵息相当分の他、リース契約特有の動産保険料も含まれるため、△茲衢息相当分は割高になると考えるべきでしょう。

また、リース契約では5年とか6年などの一定期間をリース期間として定めます。

例えばレンタルビデオを2泊3日で300円で借りたとしましょう。
この場合、その日のうちに返却しても300円の料金に変更はありませんよね。

リース契約も同じで、リース契約が満了するまでリース料を支払い続けなければなりません。

所有権はリース会社にありますから、他人に譲渡したり処分することもできません。
リース契約が満了したら再リースといってリース契約の延長を行うこともありますが、最終的にはリース会社に対して返却しなければなりません。

なお、リース契約では消耗品の交換に際しての代金は借主(柔道整復師)の負担です。
また、一般的な修理(動産保険が適用される場合を除く)も借主の負担です。


自己資金(現金)で購入する方法
借入金で購入する方法
リース契約を行う方法



(費用)
医療器械代金だけ
医療器械代金+利息分
医療器械代金+リース利息分

(支払い方法)
医療器械代金を一括して支払わなければならない
月々に分割された返済額を支払う
月々に分割されたリース料を支払う

(経済的効果)
自己資金が医療器械代金分、一気に減少(自己資金が十分になければ購入不可能)
自己資金がなくても購入可能(自己資金がある場合ではそれを運転資金に回せる)
自己資金がなくてもリース可能(自己資金がある場合ではそれを運転資金に回せる)

(所有権)
購入と同時に自分に移転
購入と同時に自分に移転
リース会社に所有権(リース契約中に、リース会社から購入することも可能)

(譲渡や処分)
いつでも自由にできる
いつでも自由にできる
原則として不可能(譲渡や処分を行おうとする時はリース会社の許可が必要)

(確定申告)
減価償却を行う
減価償却を行う
リース料全額を経費に計上できる

(天災や盗難)
自己負担で修理。盗難に遭った場合は補償がない
自己負担で修理。盗難に遭った場合は保障がない
動産保険が適用される。自己負担なしで修理や新品交換が受けられる


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