昨日のBlogでは、医療器械を購入した場合とリース契約した場合のそれぞれにおける長所と短所についてお話しましたね。

自己資金で購入する場合を除いて、銀行などの金融機関から借り入れをして購入する場合は購入と同時に医療器械が自分の物になりました。

一方、リース契約では所有権はリース会社にありますから、自分には移転しませんでしたね。
また、リース契約では金融機関から借り入れをするよりも割高な金利がつくこともお話しました。

一見して損なような気がするリース契約でしたが、これには動産保険が付いていますから、天災や盗難などでは補償が受けられるメリットがありました。

昨日のBlogでお話し忘れましたが、一部の医療器械のリース契約では動産保険の他、リース契約期間中、故障に対するサポート契約も含まれているものもあります。

医療器械が故障した場合の修理代金は意外に高くつくものです。
リース契約の特約にサポート契約も含まれていれば、リース契約期間中に故障した場合は全て無償で修理してもらうことが可能です。

ただし、サポート契約は故障に対する修理代金を担保するものですから、通常の使用において必要となる消耗品代金は別途負担する必要があります。

ところで、リース料金がいくらになるのかは、医療器械販売代理店の人やリース会社の人に尋ねて教えてもらう必要はありません。

金融機関から借り入れする場合は金利がつきますが、リース契約にもそれに相当したリース料率というものがあります。

リース料率は医療器械販売代理店やリース会社によって若干異なってきます。

例えば、200万円の医療器械を購入しようとする場合、リース料率(5年)が1.9%だと仮定しましょう。

この場合、医療器械の代金にリース料率を乗じます。
なお、この時の医療器械の代金は、消費税を除いた金額とします。

200万円×0.019=38,000円

38,000円に対して消費税を加えます。

38,000円×1.05=39,900円

従って、200万円(税別)の医療器械のリース契約を行った場合は月額39,900円(税込み)のリース料金が必要ということになります。

5年間の支払い回数は60回になりますから、

39,900円×60回=2,394,000円

となり、現金購入の場合(税込みで210万円)に比較すると294,000円の金利がついていることになりますね。

リース契約期間が6年の場合は、5年の場合より幾分リース料率が下がります。

例えば、6年リースの場合の料率が1.6%だとしましょう。

同じように200万円(税別)の医療器械をリースした場合のリース料金は、次のようになります。

200万円×0.016=32,000円(税別リース料)
32,000円×1.05=33,600円(税込みリース料)


医療器械税込価格 210万円

5年リース月額(税込み) 39,900円
6年リース月額(税込み) 33,600円

5年リース料総額(60回) 2,394,000円
6年リース料総額(72回) 2,419,200円

(現金購入との差額)
5年リース +294,000円
6年リース +319,200円


ところで裏話になりますが、リース料率は医療器械販売代理店によって異なります。
リース契約はリース会社と柔道整復師との間で行うのですが、その料率はリース会社に対して医療器械を販売することになる医療器械販売代理店の信用度に比例すると言えるでしょう。

すなわち、医療器械販売代理店がそのリース会社との間で過去に取り引き実績を持ち、信用度があればリース料率は安く設定されます。
反対に、医療器械販売代理店がそのリース会社との間で過去の取り引き実績が少なかったり、信用度がまだ高くなっていないようならリース料率は高めに設定されるのです。

太郎も以前、医療器械を納品するだけでアフターフォローは全くなし!という医療器械販売代理店に出会ったことがありますが、医療器械も自動車と同じようにアフターフォローが大切です。

そういう意味でも、信頼のおける医療器械販売代理店を見つけることが大切ですね。

いくつかの医療器械販売代理店が候補に上がっている場合は、リース料率を尋ねてみるのも良さそうですね。
そうすることによって、その医療器械販売代理店が持つリース会社からの信用度が分かるように思えます。


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