接骨院の経営は、提携してもらえる医療機関なしで行うことができないと言っても過言ではないでしょう。

法的には、骨折や脱臼の患者さんに対する後療施術を行う場合には医師の同意が必要です。

でも、実務的には後療施術を行うために同意を得ようとするのはもちろんですが、整復位が得られているかとか、合併した(隠れた)骨折などがないか確認するために対診を行います。

言い換えれば、後療施術を行うことを目的としなくても、対診は行うものです。


骨折や脱臼の患者さんの受療
   ↓
応急手当としての整復
   ↓

a)後療施術を行う場合 → 整復位が得られているか、合併症がないか確認すると共に、後療施術を行うことについて同意を得るための対診

b)後療施術を行わない場合(医療機関に転医してもらう場合) → 整復位が得られているか、合併症がないか確認すると共に、医療機関に診療を委ねる


a)の場合では依頼状、b)の場合では施術情報提供書を医療機関に対して交付します。

a)、b)いずれの場合でも、必ずしも提携してもらっている医療機関である必要はありませんが、やはり提携してもらっている所がお勧めです。

開業してからでも提携してもらえる医療機関は増えてくるものですが、開業に先立って少なくとも何軒かは提携してもらえる医療機関を持っておくと安心です。

足を運んでお願いするとなると、これから接骨院を開業するというタイミングがちょうど良いでしょう。

「このたび接骨院を開業しますので、対診や紹介をさせて下さい」m(__)m

これが開業してからであっては、タイミングが遅いような気がします。

開業時に必要な提携先医療機関はさしあたり、整形外科と内科です。

整形外科は骨折や脱臼の後療施術の同意や紹介のため、内科は内科的な疾患に関する対診のためですね。

整骨太郎のホームページ
整骨太郎のひとりごと(Blog)−目次