太郎が所属する学校教務のY先生が最近、身体がオーバーヒートしているようだと言います。

身体の中に熱がこもったようで、熱っぽい(?)日が続いているようです。
かと言って、風邪のような症状は全くありません。
発熱しているわけでもなく、ただ身体がほてっているだけのようです。

Y先生のような症状は私たち柔道整復師の専門外なのですが、患者さんは時々、接骨院で加療を受けている傷病以外のことでも尋ねてきます。

太郎の臨床経験上のお話ですが、Y先生のような症状を訴える人は々睥霄50〜60歳代の女性30〜40歳代の男性に見かけられます。


高齢者

身体に熱がこもっていると言えば自律神経障害を疑えそうですが、高齢者の人がこの症状を訴えた場合、入浴方法を尋ねてみるべきでしょう。

ほとんどの場合、湯舟につかるだけで身体を洗っていない人が多いようです。
いわゆる、「からすの行水」ですね。

石鹸で身体を洗わないため皮膚表面には皮脂が溜まり、汗腺まで詰まってしまうのでしょうか?
その結果、体内の熱を放散しにくくなっていると考えられます。
不感蒸泄が正常に機能できていない状態です。

不感蒸泄は不感蒸散とも呼ばれ、皮膚表面に滲出する水分と湿った気道からの水分が蒸発することを言います。
これらの蒸発は意識に上らないことから、不感蒸泄(不感蒸散)と呼ばれます。

この症状は70歳以上の人に見かけますが、寝たきりの人には見かけません。
石鹸で身体を洗うことなく、日常生活である程度、体を動かす人に見かける症状と言えるでしょう。

従って、これに該当する人には石鹸で身体を洗うように指導すると、翌日には症状がなくなってしまいます。
中には翌日も症状が続いている人もありますが、2、3日もすれば改善されるのが一般的でしょうか。

ところで、路上生活をしている人は真冬でも屋外で生活していますが、これは体表面に溜まった皮脂により熱の放散を防いでいるからだと考えられます。
ですから、外の寒さをそれほど感じないのでしょうね。

また、路上生活をしている人がほとんど風邪をひかないというのは、体表面の皮脂が溜まってウイルスを寄せ付けなくしているからだとも考えられます。


◆50〜60歳代の女性

この年代に症状を訴える人の中には、,能劼戮晋彊で不感蒸泄が正常に機能していない人もいるようです。

しかし、多くの場合は更年期障害が原因として考えられるでしょう。
この場合は医療機関(婦人科)への受診を勧めるべきでしょう。


 30〜40歳代の男性

この年代で症状を訴える人の共通事項はネクタイです。
サラリーマンの人で、ネクタイをキチッと締めている人だけがこの症状を訴えるように思えます。
Y先生も一見して日頃、ネクタイをキチッと(?)締めているようです。(・・?

身体の熱は不感蒸泄によって放熱されますが、ネクタイをしっかり締めていると頸部から放熱されにくそうですね。
ネクタイによって首元をふさいでいるだけでなく、スーツによって身体から放熱しにくくなり、身体の中や、体表面とスーツとの間で熱がこもるのでしょうか?

あくまでも太郎の推測に過ぎませんが、このようなことが原因に関与していそうです。

このような人にはクールビズが良いかも知れませんね。

それが無理なら、仕事の状況に応じてネクタイやYシャツの第1ボタンをはずし、シャツの中にこもった熱を放出させるのが良いでしょう。
ズボンのベルトを緩めてファスナーも下ろし、ズボンをパタパタさせて鼠径部のあたりを冷やすのも効果的です。


【注意】
今日のBlogで述べた症状が全て、前述した対処方法で症状が改善されるわけではありません。
また、Blogでお話した内容は医師に確認した上で書きましたが、あくまでも太郎の推測を交えたものです。
前述した対処方法を行っても症状が改善されない場合や症状が1週間以上続くようであれば、医療機関(内科)の受診を勧めて下さい。


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