昨日、学校教務の先生方と雑談していて、太郎が昔、対診を行って戸惑った経験をお話しました。

それが思いのほか、教務の先生方にはバカ受け!(^^♪

こんな体験談を紹介すべきかどうか戸惑うのですが、昨日のウケは太郎の遊び心をくすぐりましたので、Blogを通して読者の皆さんにもお話しすることにしましょう。(^^;

かれこれ10年以上前のことでしょうか。

50歳くらいの男性銀行員のAさんが、太郎の接骨院を訪れました。
2、3日前、就寝のため背臥位になった時に腰に疼痛を覚え、それから時々痛むと言います。

疼痛部位は左右の腸骨稜の上部付近ですが、だいたいこの辺りと言うだけで疼痛部位を明確に答えられません。
両側の腸骨稜を(指先を外側に向けた)手掌の中央に当てるようにしてジワッと圧迫していくと、「ズシ〜ンと重い痛みがする」と言います。

著明な所見はそれだけで、筋の硬化もなく圧痛部位さえ見つけられません。
背臥位になってもらって他動的に両股・膝関節を屈曲させても、両膝を左右に動かして体幹の回旋にも全く疼痛を訴えません。
なお、Aさんには特記すべき既往歴や現病歴がありません。

でも、疼痛があると言います。
今度は自分で動いてもらい、疼痛が出現する肢位を確認してもらうと、ベッドサイドに腰掛けて、体幹を前屈させた上で左回旋すると痛みを伴うと言います。
椅子に座って体幹を前屈させ、右肩を左膝に付けるような姿勢です。

分かりません!(ーー;)

「就寝のために背臥位になった時に疼痛を覚えた」と言いますが、その体位変換に際して筋や筋膜を損傷したとも考えにくいですね。

ただ、左右の腸骨稜をジワッと押圧して重い痛みを訴えるのは以前、尿道結石で小さな結石だったケースの症状に似ています。

念のため、対診してみました。

この時は外科も見て頂ける内科のB先生に、「2、3日前、就寝に際して背臥位になったところ腰痛を自覚して本日、当院に来院しました。他覚的な所見に乏しく、内科的な疾患によるものかと懸念します。つきましてはお忙しいところ恐縮に存じますが、ご高診ご教示のほどお願いします」というような依頼状を書きました。φ(..)

対診から帰って来たAさん。

「B先生に診てもらったけど、内科的な病気なんかないって言っていましたよ〜。これって、びっくり腰だから、太郎先生の専門だねだって!」

B先生からの返信を開きながらそれを聞いていた私。(・・?

んんっ? びっくり腰? それはAさんが聞き間違えたのだろうな。(^^)

なんて思いながらB先生からの返信を読むと、そこには「ご心配するような内科的疾患の所見は見当たりません。びっくり腰だろうと思われます。つきましては私(B先生)の専門ではなく、太郎先生のご専門と思慮しますのでご加療のほどお願いします」とありました。
\(◎o◎)/!

どうやらAさんは、聞き間違えていなかったようです。(^^;

「ところで、ぎっくり腰っていうのは聞いたことあるけど、びっくり腰なんてあるの〜?」とAさん。

普段なら、「びっくり腰なんてありませんよ! それはぎっくり腰です!」と言うところですが、お医者さんが言っているだけに「もしや!? びっくり腰っていうのもあるのか?」と疑ったほどです。(^^;

この時は、B先生の誤りを指摘するのも失礼かと思い、Aさんには「一般的にはぎっくり腰って言うのですが、びっくり腰とも言うのですよ! ぎっくり腰とびっくり腰はちょっと違っていて、まず言い方が違うし〜、そのほか〜・・・むにゃむにゃうやむや」と言葉を濁しておきました。(-_-;)

でも、びっくり腰というネーミングもおもしろい!(^^♪
物を持ち上げて腰がびっくりした時はびっくり腰が起こるとか!

このお話をして、昨日の太郎はお笑い芸人になった気分でした。(*^^)v


整骨太郎のホームページ
整骨太郎のひとりごと(Blog)−目次