先日のBlog「びっくり腰(?)」に対して黄色いオカメさんからは、「背部痛や腰痛等を訴える患者さんに対する内科的な疾患との鑑別方法を教えて欲しい!」というコメントが寄せられました。

私たち柔道整復師は、急性または亜急性の外傷性疾患で、中でも非開放性のものを専門とします。
これに該当しないものは専門外(業務範囲外)ということになります。

言うまでもなく、内科的な疾患は私たちの専門外ですね。
しかしながら内科的な疾患でも、背部痛や腰痛など私たちの専門とする傷病に似た症状を呈して接骨院を訪れるケースもあるわけです。

従って、私たちに柔道整復師は、来院された患者さんの症状が私たちの専門とするものか鑑別する必要がありますね。
また、内科的な疾患に由来するものであれば、速やかにその疾患を専門とする医療機関に紹介しなければなりません。

接骨院を訪れた患者さんの多くは私たち柔道整復師の専門とする傷病ですが、中には内科的な疾患に由来したものが潜んでいると疑うべきでしょう。

内科的疾患の診断の確定は、医師であれば血液検査や尿検査などの検査を用いて行います。

でも、私たち柔道整復師はそのような検査が行えませんから、視診、触診、問診などで情報収集し、内科的疾患が潜んでいる可能性を探らなければなりません。(ーー;)

そして、少しでも疑いがある場合は医療機関に対して対診を行うべきでしょう。

太郎の学校に非常勤講師として来られているM医師に、「柔道整復師が施術の上で、内科的疾患を疑う場合の鑑別方法を教えて欲しい!」とお願いしました。

ところが、「医師の場合は血液検査や尿検査で診断を確定します。言い換えれば、そのような検査なくして診断を確定することはできません!」との回答でした。(ーー;)

例えば、結石を疑う患者さんの場合、腰部や背部に疼痛を訴えて来院します。
非外傷性である場合はもちろん、一見外傷性に見えても、所見としては外傷性の症状を呈していません。
この場合、太郎は両側の腸骨稜に両手を置いて、ジワ〜ッと圧力を加えます。
その時、重い痛みが誘発される場合は結石を疑って対診します。

さて、「両側の腸骨稜を両手で圧迫して重い痛み(放散痛)が誘発された場合は結石を疑う!」というのは太郎独自の鑑別方法ですが、M先生に聞いてみたところ、これは理にかなっているとのことです。(*^^)v

医師の場合は尿検査を行って診断を確定するか、あえて言うなら腰のあたりをドンドンッと叩いてみて放散痛があるか診るとのことです。

前述した太郎独自の鑑別方法のようなものが文献としてないか?と思いましたが、そのようなものはなく、経験した人たちだけが持つ鑑別方法や勘(?)でしかないようです。

内科的疾患の鑑別方法を知ることは大変重要です。
今後のBlogでは、今までに太郎が経験した内科的な疾患、それらの症状所見、そしてそれらを太郎はどのようにして鑑別(?)するか経験を交えてお話することにします。

ただ、あくまでも太郎独自の鑑別方法で、確立されたものではありませんのでご了承下さい。m(__)m
また、皆さんが経験された内科的疾患やそれらの鑑別方法について情報をお持ちの方は、ご連絡頂けると有難いですね。

皆の知識や経験を寄せ集めれば、柔道整復師に必要な鑑別方法が確立できるかも知れませんから。


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