腰痛を訴えて受療する患者さんは少なくありませんが、皆さんはどのようにして検査を進め、判断(診断)を確定させますか?

物を持ち上げるなどして腰痛が起こった場合、太郎は筋収縮に要したストロークが長い方に損傷が大きいように思えるのですが・・・。(^^;


負傷原因の確認は、柔道整復師が保険施術を行う上で必須事項です。
でも、内科的な疾患が潜んでいるかどうか見極める場合は元より、判断(診断)の確定を行う上で負傷原因は大切な情報源の一つです。

負傷原因を具体的に聴取することにより、どれくらいの程度の外力が加わったか推測します。
例えば、バイクで転倒して腰痛を訴える場合と物を持ち上げて腰痛を訴える場合では、前者の方が腰部に加わった外力が強いことが推測できますね。

また、どのような外力が加わって負傷したか推測します。

そのためには負傷前後の動作、負傷時の肢位、物を持ち上げての負傷であればその物の重さなどの確認が必要です。

例えば目の前に置いてあった30kgの荷物を持ち上げようとして負傷した場合であれば、体幹はまっすぐ前屈して負傷しますから、脊椎に近い部位で損傷されるか、脊椎から離れた部位(肩甲線上など)であれば左右いずれの腰部筋においても所見が見つかります。

ところが、この時に少しでも体幹が回旋した状態であれば、体幹を回旋させた方の腰部筋に損傷が起こりやすくなります。

右利きの人であれば、物を持ち上げる時には右腕に力が入ります。
そのため、目の前の荷物を持ち上げる場合でも右腕から持とうとするため、体幹が右に側屈してあったり、左に回旋している可能性が高いように思えます。

そうすると、右の腰部筋は左よりも収縮しがちでストローク(長さ)が短いですね。
一方、左の腰部筋は伸びている状態で、物を持ち上げる動作と共に右よりも長いストロークで収縮させなければなりません。

太郎の私見を交えたお話になりますが、筋収縮によって筋が損傷される場合は、収縮に要したストロークが長い側の筋に損傷が起こりやすいように思えます。
ですから、上記の場合では左腰部にかかる負荷が大きくなり、同部の損傷が強くなりがちです。


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