この時期、明け方にこむら返りを起こして来院する患者さんが多くなります。

ファンヒーターは片付けられ、もう少しすればエアコンで冷房する時期です。

日中は暑ささえ感じるようになっていますから、夜間は夏用のパジャマで布団も薄くなっているでしょうね。
毛布なんか、片付けてしまっているでしょう。

でも、この時期の朝晩の気温差は大きく、夜間・・・そのうちでも特に明け方に身体が冷えてこむら返りを起こすようですね。

熟睡していても、ひとたびこむら返りを起こすと目が覚めるほどの痛みです。

翌朝、歩くのに支障を来たすほどではないものの、圧痛や圧迫痛があったり、損傷筋をストレッチすると少しだけ疼痛が誘発される程度の症状が残っているものが多いようです。

中には、筋の急激な収縮によって部分的な筋断裂をもたらし、翌日の受療時には皮下溢血が認められるものもあります。

また、足関節に運動制限を来たすほど損傷することもあり、受療時には跛行を呈する場合もあります。

筋損傷によって急性期症状が認められる場合は冷罨法や、必要に応じてテーピングやプライトン固定を施します。

多くが急性期症状を認めませんので、この場合は温熱療法を施行します。

指導管理としては、入浴時に浴槽につかってたっぷりと温めること。
入浴後はすぐ床に入るか、そうでなければ冷やさないように靴下を履いたり足元に毛布をかけておくこと。

ほとんどの場合はそれだけで症状が改善に向かい治癒しますが、加療中にまたこむら返りを再発する場合や、一旦治癒してもそれほど日が経たないうちに再発する場合は要注意です。

糖尿病の患者さんにこの傾向が強いのですが、それだけではなく、肝硬変、甲状腺疾患、下肢静脈瘤に起因していることもあります。

いずれにせよ、日が経たないうちに再発する場合は対診しておくのに越したことはなさそうです。

中には、椎間板ヘルニアに起因してこむら返りを起こすこともあるようです。

なお、単なるこむら返りなのか、それとも何らかの疾患に起因して起こるこむら返りなのかは、私たち柔道整復師が判断する場合は頻度で見極めると良いとのことです。

こむら返りは一般に、年に1度起こる程度のものとのことです。
従って、1か月ごとに1回起こるとか、1週間のうちに2回以上起こるようであれば、対診を行う必要があるかも知れません。


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