太郎の接骨院は、市立D保育所から最も近い所に位置しています。

近年ではめっきりと少なくなりましたが、以前は1か月のうちに1人や2人は肘内障を受傷して、保育所の先生に連れて来られたものです。(^^;

「2歳児でもできる小児肘内障の整復(?) 」でお話した太郎の長女もそこへ2歳から入所し、4年間お世話になりました。

長女の肘が反復性の肘内障となり、その都度整復するのが面倒だった太郎は、長女に自ら肘内障を整復する方法を伝授しました。(^^;

画像がまだ準備できていないので詳細なところをお伝えできないのですが、前腕に牽引力を加えつつ回内を強制し、同時に健側手掌で橈骨頭部を圧迫する方法です。

小さい子供だけに最初の頃はなかなか要領がつかめない(?)ようでしたが、何度か行っているうちにいつしか長女は自分で整復できるようになりました。(^^♪

太郎:
「これなら、保育所で抜けても自分で治せるよね!」
「自分で治してもまだ痛みがあるようなら、保育所の先生にお願いしてパパの接骨院に連れて来てもらえばいい!」
「ちゃんと入ったかどうかの確認はわかっているよね?」

長女S:
「うん! おててが上に挙がればちゃんと治ったんだよね!」

太郎:
「そうそう、そのとおり!」

そして、とうとうその日がやってきました。

長女S:
「パパ、今日ね〜、保育所でおててが抜けてしまったよ!」
「でもね〜、Sちゃん(長女)はね〜、自分でおててを治したよ!」

太郎:
「ほぉ、それは偉かったねぇ」(^^♪

長女S:
「保育所の先生はパパのところに行こうって言ってくれたけど、自分で治したの!」
「Sちゃんが治した時、保育所の先生が見ていてね〜、すご〜いっ!ってびっくりしていたよ!」

長女は再々、肘内障を受傷したので、その後も何度か保育所で受傷し、それを自ら整復していたようです。

長女が保育所から帰って来たある日。

長女S:
「パパっ! 今日ね〜、お友だちのAちゃんのおててが抜けたの!」

太郎:
「ほぉ、そうか〜」
「あれっ? だけど今日、パパのところへAちゃんは連れて来られなかったよ!」

その頃、D保育所で肘内障が発生した場合はその整復を一手に引き受けていた太郎接骨院です。(*^^)v
肘内障が発生したのに、太郎の接骨院に連れて来られなかったというのは何かおかしい。(ーー?)

長女S:
「うん。だってね〜、Aちゃんのおててが抜けた時、Sちゃん(長女)は一緒に遊んでいたんだもん!」
「先生もいて、またおててが抜けたのかな〜って言うからSちゃんが治してあげたよ!」

太郎:
「えっ、Sちゃんが治したって!?」\(◎o◎)/!

長女S:
「うん。Sちゃんが治してあげる!って言って、パパの真似して治してあげたの!」
「そうしたらAちゃん、もう痛くない!って言っていた!」
「ちゃんと治ったかどうか、おててを挙げてみて!って言ったらちゃんと挙がったもん!」
「そうしたらね〜、また先生たちがSちゃんはすごいね〜ってほめてくれたよ!」

父である太郎にほめてもらおうと思ってか、意気揚々として語る長女。

「門前の小僧、習わぬ経を読む」と言いますが、正にこのことでしょうか。

長女は自らの肘内障の整復だけではなく、他人様の肘内障まで整復する技術を習得したようです。\(◎o◎)/!

太郎:
「あのね〜、Sちゃんが、自分のおててが抜けた時は治してもいいけど、お友達のおててが抜けた時は治してはダメだよ〜」(^^;

長女S:
「なんで〜?」

太郎:
「Sちゃんは接骨院の先生じゃないからね〜、ちゃんと入れられたかどうか分からないでしょう?」

長女S:
「そんなことないもん! ちゃんと入れられたもん! Aちゃんのおてて、挙がったもん!」

太郎:
「そうじゃなくてね〜、おてて抜けた時は接骨院で治してもらわないとダメなのよ。おまわりさんがダメ!って言っていた」(^^;

長女S:
「でも、保育所の先生は、Sちゃんすごいね〜! これから誰かのおててが抜けた時は、Sちゃんに治してもらおう!って所長(園長)先生も言っていたもん!」

太郎:
「ん〜。でもね〜。Sちゃんは先生じゃないからダメなのよ!」(ーー;)
「おててを治すのには免許がいってね〜。免許がなかったらおまわりさんのところに連れて行かれるのよ」
「だから、Sちゃんの自分のおててが抜けた時は自分で治してもいいけど、お友達のおててが抜けた時はパパのところに連れて来るように言ってね」(^^;

長女の反復性肘内障の整復をする手間を惜しみ、思わぬ結果を招いたようです。(>_<)

こういう時、幼児を説得するのは難しいものです。

この日を境に長女は、肘内障の話題に触れることが極めてなくなったように思えます。

ただ、それと同時にD保育所から連れて来られる肘内障の子供も激減したような。(ーー;)
特に、長女と同じクラスに在籍する保育所児が保育中に、肘内障で来院することはなくなりました。

その現象は、長女がD保育所を修了(卒園)する時まで続きました。

太郎の想像の域を越えませんが、長女はその後も太郎に隠れて(?)保育所で発生した肘内障の整復を自慢げに行っていたのだろうと思われます。(ーー;)


整骨太郎のホームページ
整骨太郎のひとりごと(Blog)−目次