今日の「ムーブ!の疑問」でも、接骨院の不正請求問題について報道される予定です。

「ムーブ!の疑問」大阪朝日放送
7/10(火) 15:49〜17:54
「接骨院不正請求はあるか? 柔整師団体幹部がガチンコ生出演」
接骨院の不正請求の話題は17:00前後になる見込み
(なお、この番組は関西地方のローカル番組であるため、TVをご覧になっている地域によっては放送されません)

【関連Blog】
「「ムーブ!の疑問」第4弾に、柔道整復師団体からゲスト出演」


これまで、3回にわたって接骨院の不正請求問題を話題に取り上げてきた報道番組「ムーブ!の疑問」に対して全国柔整鍼灸協同組合では、柔道整復師団体としての見解を示すと共に公開質問状を提出したとのことです。

今日の番組の中でも取り上げられることでしょうが、今日のBlogではこの質問状の中に記載された一部を抜粋してお話しましょう。

これまでの番組では、柔道整復師は保険請求の手続き上、患者さんに白紙委任を求めていると報道されてきました。
この白紙委任が不正の温床であり、それそのものが不正行為であるとのコメントがなされていました。

これに対して全国柔整鍼灸協同組合は、番組で言われる白紙委任は不正ではないとしています。

柔道整復師の療養費は、「あたかも現物給付」として健康保険で施術することを国が認めてくれているものです。

【関連Blog】
「柔道整復師の保険請求の仕組み」


健康保険制度の趣旨は受診者の経済的負担を軽減し、最低限の医療を保障する制度で、柔道整復はこの医療保険制度の中に、医師が健康保険に全面参入する大正時代から行われてきたという実績を持ちます。

法的な解釈では、「医療そのものが患者と治療家との準委任契約に基づいている」とされています。
この「準委任契約」とは、患者さんが柔道整復師に対して自分の身体を見てもらうことを拒否さえしなければ、自分の身体を預けることについて暗黙の了解が得られていると言うものです。
これは柔道整復師のみならず、医師にも適用されるものです。


また、番組では「白紙委任」という表現が多用されていますが、「白紙委任」とは「人に物事を依頼する時、条件をつけないで全てを任せること」を指します。
柔道整復師に対する委任は療養費の受領委任に限定された委任行為であって、白紙委任には該当しないと言えます。


今日の番組では「準委任契約」や「白紙委任」という用語が出てくることが予想されます。
番組でも説明がなされるでしょうが、限られた時間内でのコメントでしょう。

今日のBlogが番組の予習になればいいですね。(^^♪

「ムーブ!の疑問」はローカル番組であるため、地域によっては観られない人も沢山おられるでしょう。
その人たちのためには、今後のBlogで取り上げることにします。


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