昨日「ムーブ!の疑問」(大阪朝日放送)で報道された内容に関する太郎のBlogは、太郎がこの番組を録画したものを観てから掲載する予定です。m(__)m

足底をついたまま屈む




【画像  Aさん


足底をペタッとつけたまま屈めない人を時々、見かけます。
これは、アキレス腱の柔軟性が欠如していることと、足関節の伸展(背屈)にかかるROM(関節可動域)が小さいことに起因します。

足関節伸展制限がある場合




【画像◆ Bさん


AさんとBさんの足関節伸展角度を比較しても、一目瞭然ですね。【画像 曄擴菫◆
なお、Bさんの姿勢はこれでも、バランスを失って後方に尻餅を衝いてしまう寸前の状態です。

屈めずに転んでしまう




【画像】 【画像◆曚凌秒後


【画像◆曚了兩からさらに屈もうとしても、尻餅を衝いてしまいます。【画像】
ですから、【画像◆曚蓮Bさんの足関節伸展角度が最大である状態と言えるでしょう。

この所見は昔から、患者さんの中に時々見かけられますが、洋式トイレが普及してきたからでしょうか?、近年この所見を見る患者さんは年々、増えてきているように思えます。
また、成人にも見かけますが、小学生高学年から高校生において増加傾向にあるように思えます。

足底をついたまま屈めない人は、足関節捻挫を受傷しやすい傾向にあるように思えます。
足関節伸展(背屈)可動域が小さい人は同時に、足関節屈曲(底屈)可動域も小さい傾向にあるようです。
アキレス腱の柔軟性が欠如している人は同時に、足関節のROMが相対的に小さいと考えられます。

足関節捻挫は一般的に、足を内反(内返し)して起こるものが多いですね。
この時、足関節は屈曲(底屈)と同時に回外、内転しています。
その結果、前距腓靭帯捻挫が多いわけです。

足関節捻挫の受傷時、足関節が直角位で回外が強制された場合は〜圧腓靭帯、踵腓靭帯および8綉腓靭帯の3つの靭帯が損傷されます。

足関節の靭帯


【画像ぁ


足関節捻挫の受傷肢位が直角位とまではいかずとも、伸展(底屈)角度が小さくて直角位に近づけば近づくほど、〜圧腓捻挫単独で損傷されるのではなく、〜圧腓靭帯に加えて踵腓靭帯にまで損傷が及ぶでしょう。

太郎の経験上、足底をついたまま屈めない人が足関節捻挫を受傷した場合、〜圧腓靭帯だけでなく、踵腓靭帯にまで損傷が及んでいるものが多いように思えます。
それを裏付けるように、このような患者さんに見られる圧痛点は、外果下部(踵腓靭帯起始部)に認められることが多いようです。

〜圧腓靭帯が単独損傷したものよりも、〜圧腓靭帯損傷と踵腓靭帯損傷が合併したものの方が予後が悪いことは言うまでもありません。

従って、足底をついたまま屈めない人が足関節捻挫を受傷した場合は予後が不良となる傾向にありそうです。

下腿三頭筋のストレッチング









【画像ァ


足底をついたまま屈めない人の足関節捻挫が回復期の後半に差し掛かった頃、太郎はアキレス腱のストレッチングを指導します。【画像ァ

足関節のROM拡大訓練









【画像Α


同時に、足関節のROMを拡大する訓練を指導します。【画像Α
ROMの拡大はもっぱら、足関節の伸展(背屈)に重点を置きます。
【画像Α曚任蓮∧匹鯒悗砲靴疹紊蚤底をついたまま屈みます。
徐々に、壁に近いところに立ち、屈むことを繰り返します。
近年では、アキレス腱のストレッチングボードも市販されているようですから、これを利用しても良いでしょう。

わずか5分ほどのストレッチングによる効果









【画像А


さて、【画像А曚倭綾劼靴織好肇譽奪船鵐阿覆匹鯡5分間行った後、足底をつけたまま屈んだ状態です。
【画像◆曚廼んだ時、両足は肩幅大に開いていました。
【画像А曚任癲擴菫◆曚汎瑛佑法⇔沼を肩幅大に開いて屈めば良かったのですが、【画像А曚任藁沼を揃えたままとなっています。
なお、両足を肩幅大に開いて屈むよりも、両足を揃えて屈む方が難しくなります。

それでも、【画像А曚任蓮擴菫◆曚了よりもアキレス腱のストレッチング効果と足関節の伸展(背屈)角度が増しているのが確認できますね。


【参考文献】
「足診療マニュアル」藤井英夫 著/医歯薬出版/第2版第1刷/2004年9月

足診療マニュアル


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