「時効」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、私たちの施術料金の請求権にも時効が存在します。

健康保険施術をはじめ、労災保険施術、自賠責保険施術のいずれも、施術料金の請求を行ってから遅くても数か月以内に支払われる(振り込まれる)のが一般的です。

でも、例えば自賠責保険施術において請求を行ったものの、損害保険会社が支払いを行ってくれなかった場合はどうなるでしょうか?

このような場合に時効が関わってくるのです。

この場合に発生する時効は消滅時効と呼ばれ、施術料金を請求する権利が消滅時効と共になくなってしまうというものです。

療養費請求権の消滅時効は、施術日の翌日から起算して2年とされています。


【例】
施術を行った日・・・平成19年7月28日
施術日の翌日・・・平成19年7月29日
施術日の翌日から起算して2年・・・平成21年7月28日


上に示した【例】では、平成21年7月28日に時効を迎えると言うことです。

もし、保険者や損害保険会社が施術料金の支払いを保留してそのままでいると、平成21年7月28日をもってそれを請求する権利がなくなってしまうのです。


「療養費請求権は、施術日の翌日から起算して2年をもって消滅時効にかかる!」


これだけを、柔道整復師の一般常識(?)として覚えておきましょう。(^^;

なお、消滅時効にかからないように「時効の中断」という手続きもありますが、太郎は法律の専門家ではありませんので説明を割愛させて頂きます。m(__)m

「時効」は、民法に規定されているものです。
詳細について知りたい方は、民法(時効)の解説書をご覧頂くと良いでしょう。


【補足】
療養費請求権にかかる消滅時効については、国家試験に出題されません。
太郎が出題する「関係法規」の試験にも出題されませんので、学生の皆さんは予備知識として知っておく程度で良いでしょう。(^^;



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