太郎の学校で3年生の皆さんには毎年、「ざんげ帳」の作成をお勧めしています。

3年生ともなれば本講義の復習もさることながら、卒業時に控えた国家試験勉強にも力を注がなければなりません。
ほとんどの学校では3年生を対象に国家試験対策講義が実施され、過去国家試験問題にはじまり学校のオリジナル問題や業者模試など、国家試験レベルの問題に取り組む機会が増えていることでしょう。

さて、それらの問題を解いた3年生の皆さんはその後、どのように対処しているでしょうか?


最も悪いケースが、問題を解いて点数を確認するだけでおしまいという人。(ーー;)

点数を見て、例えば60点以上取れているから大丈夫だ!とか、80点取れているから合格圏内だ!なんて自己判定している人ですね。

間違えた問題をチェックしていますか?

間違えた問題の解説を聞くなりして、「ふむふむ、そうか。わかった!」だけで済ませている人も多いでしょうね。
中には、解っているのにケアレスミスで間違えた問題もあるでしょう。
そういう問題は解説を聞くまでもなく、「あれぇ? どうして間違えたんだろう?」なんて思って済ませているかも知れませんね。

間違えた問題の解説を聞いて、その時わかったつもりでも、後になってみると案外その理屈を思い出せないものです。
しばらく期間を経て同じ問題を解いてみると、もしかしたら「あっ、前に間違えた問題だ!」なんて気付いて正答を導け出せるかも知れません。
しかし、多くの人が再び、同じ過ちを繰り返して間違えてしまうようです。

ケアレスミスで間違えてあった問題も同様で、自分では解っているつもりでもまた次の機会に同じケアレスミスを犯してしまう人もいます。(>_<)

心当たりはありませんか?
前述した間違え方に心当たりがない人は問題ないでしょう。
しかし、心当たりのある人には、「ざんげ帳」の作成をお勧めします。


何十問かの問題を解いたとします。
その中で、間違えた問題を全て、ざんげ帳に写すのです!

問題文にはじまり、4つの選択肢も写します。
続いて、その問題の正答や解説を書き加えます。

医道の日本社からは毎年、過去の国家試験問題集が発行されています。
1ページの左半分には問題、右半分にはその正答と解説が掲載されています。
これと同じ要領で、自分専用の問題を作るのです。
ですから、後になって右半分の正答や解説部分を隠して問題だけ見れば、それを解くことができます。

問題の中には図や画像が含まれるものもありますね。
それについては図や画像を模写するのがお勧めでしょう。
X線画像を書き写すのも、画像診断を勉強する上で有効です。

ざんげ帳には、これまで解いて間違えた問題だけが載ることになります。

1回間違えて、その後また同じ問題を間違えた場合は、もう一度ざんげ帳に書き写すことになります。
間違えた問題は何度でも、例えそれが全く同じ問題であっても書き写すのです。

問題を解いて、間違える都度ざんげ帳に書き写していきます。

間違えた問題が多ければ多いほど、ざんげ帳を作るのに手間どり、時間も費やすことでしょうね。
1冊のざんげ帳も、あっという間に使い切ってしまうかも知れません。

根気よく、それを続けて下さい。

いつしか1回間違えた問題(ざんげ帳に書いた問題)は、再び間違えることはなくなってきます。
問題をこなしてざんげ帳を書き続けているうち、ざんげ帳に書き写す(間違えた)問題が減ってくるはずです。

ざんげ帳に書いた問題と同じ問題で間違えることはもちろん、その問題に類似した問題もいつしか解けるようになってきます。
3年生の皆さんはもう、ご存知ですよね?
国家試験のどの教科を取ってみても、重要なポイントはある程度決まっています。
自ずと、出題傾向が決まってくるわけです。
ただ、問題の聞かれ方が変わっているだけです。

3年生になってからざんげ帳を作り始めて、国家試験の直前ともなってくるとようやくその効果が実を結びます。
国家試験の数か月前ともなれば、直近に作られたざんげ帳の問題だけを解いていれば良いのです。

前述したように、ざんげ帳はこれまで自分が間違えた問題の集積です。
間違えたことのない問題(理解できている問題)は、そこには書き込まれていないのです。
増してや、国家試験の直近に作成されたざんげ帳の問題は、国家試験に際してあなたが覚えておくべき問題ばかりを集めたものなのです。

ざんげ(懺悔)とは、犯した罪を告白して許しを乞うことです。
先生に告白して許しを乞うのではありません!
その問題に、「間違えてごめんね。今度からは間違えずに解くからね!」と許しを乞うのです!

さあ、今日からでも遅くはありません。
皆さんも、ざんげ帳を作成してみてはいかがでしょうか?
太郎は、これまで受験に臨んだ時はいつもざんげ帳を作成して、合格してきましたから!

ざんげ帳を作成して最初の頃は、書き写す問題の多さに圧倒されて嫌になりやすいものです。
そこが踏ん張りどころ!
それを続けていると、いつしか書き写す問題は減ってきます!
がんばってね。


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