先日、新しいタイプの超音波画像観察装置(エコー)がデモとして、太郎の接骨院に貸し出されました。

デモというのは、医療器械メーカーや代理店が、高価な医療器械などの販売促進のために貸し出し専用にした器械を接骨院に一定期間貸し出してくれるものです。
デモ期間中、接骨院ではデモ機を日常の施術に使用するなどし、その器械の良さや使い勝手を試します。
そして、それが気に入れば購入すれば良いシステムです。

エコーのように高価なものは、特に、その価格を聞いただけで躊躇してしまいます。
しかし、デモで使わせてもらうとその器械と価格を天秤にかけ、購買意欲がそそられることもあります。
エコーのメーカー側もその点を心得ていて、「先生のエコーもリースアップして長いですね〜。それに、今ではもっと使い勝手の良いエコーが出ているんですよ! まぁまぁ、購入して頂かなくても構いませんから、ちょっと見るだけでも見て下さい!」なんて太郎に言ってきます。

なるほど、やはり今のエコーはいいですなぁ。
解像度(画面に表示される鮮明さ)もさることながら、プローブ(患部にエコーを照射する部分)が小さくなって思いの他、操作しやすいです。

太郎が今、使っているエコーは2台目。
1台目は大型のデスク型のものでしたから、患者さんにそこまでやって来てもらわなければなりませんでした。
そもそもエコーたるものは、ベッドサイドを移動して容易に観察できるものでなければなりません。
2台目のエコーはそれを満たしてキャスターで移動できるものでした。
しかし、2台目のエコーは重いせいか、キャスターつきのワゴンとは言え移動に一苦労しています。

それに対してデモに貸し出された最新型のエコーはスマートで近未来的な格好をしている上、ベッドサイドの移動も片手で容易にできそうです。

やはり、時代の遷り変わりと共に何でも良くなっていくものです。(^^;

でも、医療器械の入れ替えにはそれなりの出費がかさむもの。
とりあえず今回は、デモ機をお返しすることにしました。

もちろん、デモ機を貸してもらって購入しなくても、デモ機を使用していた期間の使用料などは一切請求されません。
また、デモ機を貸してもらって購入する場合でも、持って来てもらっていたデモ機が納品されるのではありません。
この場合、デモ機は一旦引き上げられ、後日、新品の医療器械が納品されることになります。
デモ機は、生涯デモ機としての運命をたどるのです。

医療器械メーカーや代理店の人と親しくなれば、デモの対象となっている医療器械であればどれでもデモ機として貸し出してもらえます。

医療器械を購入する場合は、どこか知り合いの人が使っている現物を見るなどして購入する器械を決めることが多いでしょう。
しかし、医療器械メーカーはいくつもあります。
また、1つの医療器械メーカーから販売されている医療器械は1つや2つではありません。

そういう意味では、開業時には必要最小限度の医療器械の導入にとどめ、患者さんが増えてくるのに連れて医療器械のデモを利用して、新たに追加する医療器械を選定するのがお勧めかも知れません。


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