「銀行から借り入れをするにあたり、接骨院の施術方針を書類に書かなければならないのですが・・・どんな風に書けば良いのでしょうか?」・・・と、開業柔道整復師のU先生から連絡がありました。

金融機関から借り入れを行う場合、金融機関によってはいろんな書類の提出を求められるようですね。
太郎も以前、事業計画書とか予算書などを作成した記憶があります。
でも、施術方針なんて書いたことはありませんでしたね〜。(^^;

金融機関に提出する書類は、それほど難しく考える必要はないかと思います。
これまでの太郎の経験上では、形式的なものと考えても良さそうに思えます。
もちろん、お金絡みなのですから、お金に関することはきちっとしたもの・・・そこだけは適当に書くのではなく、理論立てて書いて、説明がつくものにすべきでしょう。

従って、U先生がご質問の施術方針についても、それほど難しく考える必要はないと思うのですが・・・。
第一、経営と言うものをきちっと考えている人は、経営(施術)方針と言うのをお持ちだそうですよ!
経営方針を持って経営に携われば、目的意識も明確となって事業がうまく展開していく!なんてお話も耳にしたことがありますね〜。(^^;

さて、U先生から「施術方針」について聞かれた時、太郎は「受領委任の取扱規程」に規定された「施術の方針」を思い出しました。


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【受領委任の取扱規程】

第3章 保険施術の取扱い

(施術の方針)

柔道整復師は、施術の必要があると認められる負傷に対して、的確な判断のもとに患者の健康の保持増進上妥当適切に施術を行うほか、以下の方針によること。

(1) 施術に当たっては、懇切丁寧を旨とし、患者の治療上必要な事項は理解しやすいように指導すること。

(2) 施術は療養上必要な範囲及び限度で行うものとし、とりわけ、長期又は濃厚な施術とならないよう指導すること。

(3) 現に医師が診療中の骨折又は脱臼については、当該医師の同意が得られている場合のほかは、施術を行わないこと。ただし、応急手当をする場合はこの限りではないこと。
この場合、同意を求めることとしている医師は、原則として当該負傷について診療を担当している医師とするが、当該医師の同意を求めることができないやむを得ない事由がある場合には、この限りではないこと。

(4) 柔道整復師法等関係法令に照らして医師の診療を受けさせることが適当であると判断される場合には、医師の診療を受けさせること。

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これを元に、施術方針を書いてみればどうでしょうか?
もちろん、この規定以外に施術所独自の施術方針を決めてあるならば、それを転記するに越したことはありません。

例えば、次のようにしてはいかがでしょうか?


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【施術方針】

(1) 施術に当たっては懇切丁寧を旨とし、患者さんの治療上必要な事項はできるだけ理解しやすい指導に努めます。

(2) 施術は療養上必要な範囲及び限度で行い、受領委任の取扱規程等の法令を遵守します。

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太郎の知り合いの銀行員の人に尋ねてみたところ、経営方針には規範意識(ルールを守ろうとする意識)が感じられるものが良い印象を与えるとのことでした。
なお、その銀行員の人が勤務する銀行は、このたびU先生が借り入れをしようとする銀行ではありませんが。(^^;


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