先日来、自賠責保険請求に用いる請求書の書き方についてお話をしていたところですが、今朝の日本経済新聞にほぼ一面を取って整骨院の紹介が掲載されていましたのでこれを今日の話題にさせて頂きます。m(__)m

日経新聞記事









日本経済新聞では毎週日曜日の朝刊に、「サンデーニッケイ・アルファ」と題して読者の日常生活上におけるちょっとした注意事項や知っておくと便利な知識を掲載してくれています。
太郎も、毎週欠かさずチェックする特集です。

街を歩くと「マッサージ」や「整骨」「はり・きゅう」などの看板が目に付く。よく見ると「各種保険取り扱い」などと書いてあるものも見掛ける。健康保険などを使って体が楽になるならうれしいが、やはりなんでも保険というわけにはいかない。どんなときに、どんな手続きで保険が使えるのか知っておこう。

・・・という冒頭文から始まった記事。
かつて、「ムーブ!の疑問」(大阪朝日放送)でも取り上げられた接骨院で健康保険施術の適用となる傷病に関するものです。

接骨院のほとんどが、看板などで「各種健康保険取り扱い」など健康保険施術ができる旨を広告しています。
ほとんどの接骨院が健康保険施術を行う今においても、健康保険が適用されることをうたうことによって患者さんの安心が得られているようです。
それを裏付けるように、「健康保険は効きますか?」という電話による問い合わせは未だに後を絶ちません。

このような問い合わせをした上で来院した患者さんに聞いてみると、健康保険の適用を受けることによって単に受療費用を安く抑えようと考えているだけではなさそうです。
もちろん、健康保険の適用によって費用面での負担が軽減されるということも選択肢となり得る大きな条件ですが、それ以外に次のような理由が挙げられるようです。


1) 適正な料金体系が適用されている

健康保険が適用されている場合、その料金体系は国(厚生労働省)が決定しているものだと患者さんは認識しています。
事実、健康保険施術であるならば、健康保険施術協定料金に基づく算定となっています。
これがもし、健康保険が適用されないならば、自由施術となって、いったいいくらの施術料金が請求されるのか想像さえつかないと言います。
即ち、健康保険適用外であれば、たとえば美容整形のように数万円以上に上る施術料金が必要となるかも知れないと捉えているようです。
その点、健康保険が適用されているのであれば、施術に見合った適正な料金であると考えているようです。

2) 保険指定柔道整復師であることへの安心

「保険指定柔道整復師」と言う表現はありませんが、受療委任払いの取り扱いができる柔道整復師であると言うことへの安心です。
近年では、接骨院で施術に従事する者は柔道整復師であると言う認知度も次第に高まってきたところですが、医師で言う保険医であるか保険医でないか?を柔道整復師に置き換えたものです。
柔道整復師であっても、健康保険の取り扱いができる柔道整復師か?それとも取り扱いができない柔道整復師か?
健康保険の取り扱いができない柔道整復師は何らかの瑕疵(かし)があるとして、患者さんは敬遠する傾向にあるようです。
昨今では、受療委任払いの取り扱いが停止される柔道整復師がいることからも、この考え方もまんざらではなさそうです。


以上に述べたことからも、接骨院を開業するに当たっては各種健康保険の取り扱いが行える旨の広告表示はなくてはならないと言っても過言ではないでしょう。


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